「GTA Online」大満喫連載 急がば奪え!
「GTA Online」大満喫連載 急がば奪え!
“ミッション”は「GTA Online」の華! 空に海に死闘は果てしなく!!
(2015/1/15 00:00)
「GTA Online」をプレイしていて思うのは、やっぱり“ミッション”が面白いということだ。ミッションはオフラインの「GTAV」と同じく、NPCから依頼される様々な仕事をこなすジョブだ。デスマッチやレースはランクで差が出すぎるという面も理由の1つではあるが、「GTA Online」ではプレーヤー達はみんなミッションをプレイしているのは、低ランクでもコツさえ覚えれば活躍でき、ストーリー性があり、協力プレイをたっぷり味わえるからだと思う。特に初心者プレーヤーがたくさん入ったPS4版ではミッションは積極的に遊ばれている。
序盤のミッションだと、特定のポイントで敵を倒し、ブツを奪って依頼主に届けて終了……。みたいなシンプルなのが多かったが、ランクが上がって依頼されるミッションは凝っている。複数のポイントを回ったり、ブツを奪う前に突然敵が逃亡したり、依頼主に届けるまでの道のりで追っ手とのバトルが発生したりと、ハプニングも起こる。
こういった事態に対処しながら、スマートにミッションをクリアできたときの爽快感は格別だ。ランクや銃の腕が上がっていても、“攻略”がきちんとできないとクリアできないのが面白いところなんだよ。今回、数あるミッションの中から2つ、展開が凝っていて、少人数でもコツさえつかめばクリアできるミッションを紹介しよう。ハードなミッションでも、フレンドと協力し、ポイントを抑えれば楽に進めることができるぜ!
【引き続きクルーメンバー募集!】
俺とRIAは先週から「Dont Think Steal」、略称「DTTS」というクルーを立ち上げた。18歳以上の、PS4版のプレーヤーに限らせてもらうが、引き続きメンバーを募集したい! 「Dont Think Steal」のページにきてくれれば参加できるぜ! 一言メッセージを入れて参加してくれ!
先週、俺たちの呼びかけに15人を超えるプレーヤーが参加してくれ、とても楽しい時間を過ごせた。この様子は次回レポートするぜ。この楽しさをもっと多くの人と共有したい。ぜひ、俺たちの「DTTS」に参加してほしい!
逃亡するブツを追え! 「思案にロスト」
ミッションは最初プレーヤーが持っている携帯にNPCがメールを出してくることで受注可能になる。そしてミッションを見事クリアすることができれば、以降は「OPTION」メニューの「オンライン」から「ジョブ」をリストから選んで開始することができる。1度クリアさえできれば、美味しいミッションや、仲間とぜひ遊んでみたいミッションをいつでも好きなときにプレイ可能って訳だ。
今回俺たちはいくつかのミッションを遊んでみたが、2人でもクリアできて、展開も凝っているのが、トレバーからランク20以上で依頼されるミッション「思案にロスト」。ミッションそのものは暴走族「ロスト」のアジトに殴り込みをかけ、そこのブツを奪ってくるというシンプルなものなんだが、これが実は一筋縄でいかない。
指定の場所に向かうと大量のロストギャングが出現。こいつらがとにかくかなりの遠距離から正確な射撃をしてくるのがやっかいだ。こちらを囲むようにうまく動いてくるので気が抜けない。何も考えずに突っ込むと蜂の巣になるので、フレンドと共闘する場合は、1人が奥に入り込んで周囲の敵は他の仲間が援護してやればスムーズに戦いが進められる。仲間の動向を見て、援護してやれば、敵のギャングたちを全滅させられるぜ。
実はこの混戦の中をロストのメンバーはブツを持って逃げていく。逃げていくのは2パターンあって、おんぼろ車で逃げていくか、ボートに乗って川を下って逃げていくかだ。何度かやってみたが、車に乗り込むのは限られていて、ボートで逃げる場合が多いな。車の場合は、のろい車なので追いつくのは簡単だが、車を止めようと銃弾を浴びせまくると車が爆発し、ブツも丸焦げになっちまうので要注意。タイヤを打ち抜いたり前をふさいで運転手を引きずり下ろすのが有効だ。
ボートで逃げた場合、川を下る大冒険となる。敵が逃げた桟橋に2人乗りのジェットスキーが置いてあるので、これをいただいちまおう。FPS視点で川を下ると視界が揺れて大迫力だ。俺のオススメは、ジェットスキーは2人で乗ること。1人だと運転と射撃をしなくてはいけないので結構骨だ。川は細い場所もあり、むやみにアクセルをふかすと跳びだして陸に乗り上げてしまうから要注意だ。
こちらのどんな行動に反応するのかわからないが、ロストは海に逃げたり、車で逃げたり、海に逃げた場合は途中で引っかかって陸を走ったり、海の孤島で右往左往したりもする。やるたびに微妙な違いがあるのも注目ポイントだ。ちなみにブツを届けたときのトレバーの受け答えも数パターンある。どれもトレバーらしいイカれた感じだ。ぜひ友達と何回かプレイして、展開の違いを楽しんでくれ。
綿密な段取りでコンテナ輸送もスイスイ! 「切望の入り江」
ミッションの中にはNPCからメールで依頼が来ないものもある。このタイプのミッションは直接現地に行かないと受けられないようになっているんだが、時間でポイントが出たり消えたりする上に、マップに表示されない場合もある。ちょっと受けるのにコツがいるが、“美味しいミッション”として人気が高いのが、ランク36以上のプレーヤー向けの「切望の入り江」だ。ちなみにプレーヤーの間では人気の「有機作物」も同じタイプの特定の場所で受けられるミッションだぜ。
「切望の入り江」が発生するのは風車と発電所が見える丘の上だ。ここに深夜12時以降にやって来ると、昼間にはなかったミッションサークルが見えるようになっているので、ここに入ればミッションを開始できる。なんか隠しミッションをやってる気分でサークルを見つけた時にはテンションが上がったぜ! 場所がわかるようなスクリーンショットも撮っておいたので、ぜひ深夜に丘の上を探索してみてくれ。
「切望の入り江」は着陸しようとする輸送ヘリ「カーゴボブ」の到着ポイントを襲撃し、周囲にいる敵を一掃、カーゴボブを奪い取って、近くにあるコンテナをカーゴボブで釣り上げ、街の東側にある倉庫まで運ぶという“奪いまくり”のミッションだ。海に突き出した崖の上での激しい銃撃戦、カーゴボブでコンテナをつり上げたまま、追っ手のヘリと空中戦という、展開が派手で、やり応えのあるミッションだぜ。
最初のポイントとなるのは速やかなる敵の排除だ。到着予定ポイントや入り江の周辺には、カーゴボブを守るために配された敵が大量にいる。カーゴボブを奪う前にこいつらを全滅させる必要がある。長射程の「スナイパーライフル」がかなり有効だ。さらにクリスマスから追加になった地対空ミサイル「ホーミングランチャー」のおかげでかなり楽になった。ホーミングランチャーは弾数が少ないのがネックなので、フレンドと分担して敵を撃破していくのが良いだろう。
カーゴボブが到着したら、速やかに運転手に引導を渡そう。しかし乗り込んで飛び立つ前に気をつけたいのが、“討ち漏らし”だ。カーゴボブの着陸地点だけでなく、入り江の反対側にバンが止まっていたり、コンテナの近くにも敵が潜んでいる。恐ろしいことに彼らは地対空ランチャーを持っている場合がある。乗り込む前には入り江周辺などに敵がいないのを再度確認しておく方がいい。安全を確認したら、あとはカーゴボブに乗り込んでコンテナを吊り上げるだけだ。ヘリの操作はクセがあるから、墜落しちまわないように慎重かつ迅速にコンテナを吊り上げるんだぜ。
ここまでくればあとは工場へコンテナを運ぶだけ……といきたいところだが、工場へ向かう前に再度ヘリの襲撃があるんだ! しつこい連中だぜ! カーゴボブには複数のプレーヤーで乗り込むことをオススメしたい。置き去りにされた仲間はすることがないし、1人でカーゴボブに乗って、コンテナを吊り上げることができても追っ手のヘリに殴られ放題だ。可能なら3人以上、カーゴボブの左右にプレーヤーが乗り込んでくれれば、敵ヘリに完璧に対処できる。カーゴボブに乗り込むと射撃できる範囲が限られるので、パイロットのプレーヤーは味方がうまく射撃できるように運転することが求められる。敵ヘリは1機しか出ないので、やっつけちまえば後は楽勝だ。
もちろん、今回俺たちがやった方法より効率が良い方法もあるかもしれない。どうすればうまくできるか、どのタイミングに敵が現われるか、気の合う友達と一緒に何度も試行錯誤して攻略法を編み出したときの楽しさは格別だ。ミッションが1番楽しいと感じる大きな理由はこの“達成感”にあるぜ。
(C)2014 Rockstar Games, Inc.