「GTA Online」大満喫連載 急がば奪え!
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目指せ大空の覇者! ドS教官の指導も楽しい「フライト訓練所」に行こう
(2015/1/29 00:00)
飛行機に乗るのは最高に楽しい! 特に俺は、べスラやレーザーなどのジェット機が好きだ。ハイスピードで街中を飛び回るのは実に爽快なんだよな。でもうっかりビルに激突したり、操作をミスって地面に墜落しちまうのもよくある。やっぱり操縦がうまくなりたい!
そんな、「とことん飛行機を練習したい、飛行機はどんなことができるか研究したい」という飛行機が大好きな人のためにうってつけのコンテンツがある。空港にある「フライト訓練所」だ。ここでは「落下中にパラシュートを受け取って着地しろ!」、「嵐の中故障した輸送機を砂浜に不時着させろ!」なんていう、無茶振りミッションがたっぷり用意されている。クリアできれば、君も一流のパイロットだ!
【引き続きクルーメンバー募集!】
何度も告知しているが、俺とRIAは「Dont Think Steal」、略称「DTTS」というクルーを立ち上げた。18歳以上の、PS4版のプレーヤーに限らせてもらうが、引き続きメンバーを募集したい! 「ロックスター・ゲームスSocial Club」から検索してもらえば参加できるぜ! 一言メッセージを入れて参加してくれ!
やっぱりクルーは気軽に遊べる楽しい空間だ。15人以上にメンバーも増え、とても楽しい時間を過ごしている。この楽しさをもっと多くの人と共有したい。ぜひ、俺たちの「DTTS」に参加してほしい!
ドS教官の罵声を聞きながら、無茶振りフライトに挑戦
「フライト訓練所」は2013年8月のアップデートで追加になったアクティビティで、ロスサントス国際空港に新たに開設された。「GTA Online」では珍しいソロ専用コンテンツで、様々な課題に挑戦していく。シリーズのファンなら「Grand Theft Auto:San Andreas」の「Pilot School」を思い出すだろう。空港内の建物に青いサークルが用意されていて、入れば訓練開始となる。
訓練メニューを開くとそこにはレッスン項目の右にメダルのマークが付くどこかで見たような画面が……ここも「GTA:SA」の「Pilot School」まんまだ。各レッスンには「スコア」が設定されており得点によって金、銀、銅のメダルが入手できる。負けず嫌いの俺は、つい金メダルを目指しちまったぜ。訓練のレッスン項目は全部で10。飛行機だけでなく、ヘリやパラシュート降下の訓練もある。
レッスン中はたえずベテランパイロットの教官が新米パイロットに話しかけてくる。そのセリフもレッスンの進行状況によっては気持ち悪いくらいに優しくもなるし、毒気たっぷりの手厳しく、ユーモアのある悪口にもなる。よくある映画のようなベタな雰囲気が本当に楽しい。同じレッスンでも繰り返しプレイできるだろう。
まず、「フライト訓練所」で俺がアドバイスしたいのは、とにかく「飛行機の操作に慣れること」だ。決められた位置で安定して飛行する、というときには、スティックで左右の旋回を無理に行おうとすると、飛行機がぐらついて思った通りのルートを飛ぶことができない。こういう場合は、L1/R1での“ラダー”による左右の移動を行なうことで機体を安定させたままスムーズに移動ができるようになる。
ちなみにラダーは垂直尾翼についている左右に動く“舵”のこと。L1とR1でこのラダーを動かすことで機体は水平方向に左右に移動する。このラダーは操縦技術向上の鍵だ。このように、レッスンを進めていくことで、より高度な機体操縦をマスターできるんだ。
そして何度も言ってる「死んで慣れろ」は今回も重要だ。初挑戦でいきなり高評価がとれるほど、ミッションは甘くない。まずはレッスンの目的がどういうものか、全体を把握する必要がある。そして最初のうちはクリアできなかったり、銅メダルより先に進めなかったとしても、何度かプレイしていると、何かしら見えてくるものがある。そしてこの見えてきてからが非常に楽しくなってくるから、1度や2度の失敗でめげずにプレイし続けてほしいってことなんだ。リトライがすぐにできる、というのも「フライト訓練所」のいいところだ。
ユニークなレッスンが盛りだくさん! お気に入りミッションを攻略
ここからはフライト訓練所のレッスン項目で俺が特にお気に入りのミッションのコツを紹介していきたい。
レッスンを進めていて、最初に面白いなと思ったのは「都市部着陸」だ。悪天候の中、新米に輸送機のタイタンの操縦を任せていたら、エンジンが故障するというハプニングが起こり、急遽ビーチへの不時着を余儀なくされるというストーリー仕立てとなっていて展開が面白い。難易度は低いが、教官とのやり取りにおもわずニヤリとさせられるミッションだ。
このミッションでのコツは、やはりL1とR1を使うラダーにある。鈍重な輸送機タイタンを動かす場合、操縦桿(スティック)による操作は最小限で、ラダーを使って動かすのが望ましい。砂浜に着陸する際には、手前に遊園地の観覧車があるから、ぶつからないように気をつけろ! 映画さながらの展開が楽しめるミッションだ。
「射撃練習場」は武装ヘリの「バザード」を使って工事中のビルに設置されたターゲットを撃破していく爽快なレッスン。武装ヘリの挙動をうまく理解し、武器であるミサイルと機銃を使いこなし、次々と現われるターゲットを攻撃していく。
武器をうまく当てるにはヘリの姿勢を安定させターゲットを正面にとらえる必要があるんだが、これがかなり難しい。さらにミサイルはロックオン機能がついてるんだが……なかなかロックしなかったりするんだな。ミサイルはロックオンさせなくもできるんだが、やはり当てるのは難しい。
このミッションで高得点を得る手っ取り早い方法は“機銃”にこだわることだ。機銃は攻撃時間が長く、弾を出しているときに機体を動かすことで幅広い範囲を攻撃できる。ただし、機銃を撃っていると反動からか機体が動いてしまうところに注意だ。コツをつかみ、上下に移動してターゲットに弾を当てていくことを心がければ金メダルを取ることだって可能だ。バザードは攻撃能力を持つ数少ない乗り物で、使い勝手もいい。来るべき戦いのために、このミッションで腕を磨いておこう。
ちょっと驚いてしまったのがパラシュート訓練の「パラシュート追跡」。「落下しているパラシュートを空中で受け取れ!」とか言われて、いきなりパラシュートなしで飛行機から飛び出せっていうんだよ。もちろんこのままだと地面に激突しちまう。パラシュートに向かって滑空し、高度を合わせるときの緊張感がたまらないぜ。
パラシュートを受け取ったら着地地点を目指すだけだ。パラシュートの挙動を覚えれば着陸することは簡単で、ミッションの中では難易度は低い。ここでしっかりパラシュートの特性を覚えて、レースジョブの「パラシューティング」で高得点を目指していきたいところだ。
一方、俺が1番苦労したのが、「編隊飛行」のレッスンだ。ほかの飛行機と編隊を組んで飛行するのだが、空中に浮かぶマーカーに合わせて飛行しなくてはならない。ラダーを使って慎重なコントロールを求められるミッションだ。編隊は右に左に移動し、さらには2回の宙返り、しかも最後は背面飛行でフィニッシュ。かなり難易度の高いことをやらされる。
俺はこのミッションを意地になって何度もやり直し、ついには最高評価である金メダルをもらった。左右の移動をスティックで行なおうとすると、飛行機が回転してしまい、思った通りのルートを飛ぶことができない。なんと序盤は操縦桿であるスティックから手を離し、ラダーのみで機体をコントロールするのがコツなんだ。銅メダルだけなら序盤をラダーで乗り切ればゲットできるぜ。
そしてクライマックスの宙返りだが、他の機体が宙返りし始めているのを見てからスティックを引いているようじゃだめだ。ここは何度も練習し、先回りをするようなつもりで宙返りを始めることでマーカーにあった宙返りができるぜ。金メダルのコツは前半をできるだけ完璧にすること、そして宙返りのタイミングを覚えることだ。
一通りレッスンをクリアしてみて感じたのは、練習を繰り返すと、機体の特性や操縦のコツに気がつく瞬間が訪れる、ということだ。これが見えてくると楽しくなっり、金メダルまでの道筋が見えてくる。この見えてきた時の「そういうことか!」という感じはかなり爽快で、みんなにもぜひ味わってほしい。
そのためにはレッスンの目的がどういうものか、課題をこなす機体の操縦法はどういうものか、全体を把握する必要がある。1回や2回でクリアできなかったとしても、めげずにプレイし続けてほしい。特にレッスン7の「地表高度」についてだけは、正直なところ、相当やりこまないとクリアすら厳しい。ここだけ別次元の難易度だってことは付け加えておくぜ。これのミッションは実は俺も銅メダルしか取得できていない。
それでも少しはコツをつかんだ。前半の橋の下くぐりと後半の風車の下くぐりでスコアを稼いでいき、途中のダムと高速道路については慎重に飛ぶこと。あと加速すると難易度が上がっちまうから、エンジンはほとんどいじらないことだな。それとこのレッスンについてはコースを多少ハズレても怒られるだけで特にペナルティはないので、高さが厳しいと思ったらわざとマーカーを外して飛んでリトライし直すという方法もあるぜ。
フライト訓練所は無理に全レッスン金メダルを目指さなくても、飛行機の腕を磨くための場所として最適な作りになっている。ここで磨いた技術を活かして、アクロバット飛行を楽しんだり、武装ヘリをミッションで活用するなど、「GTA Online」上でのプレイに活かしていこうぜ!
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