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「メタファー:リファンタジオ展」フォトレポート! アトラスによる、独創的ファンタジー世界の製作秘話が山のように……!

【メタファー:リファンタジオ展】
会期:3月8日(土)~3月23日(日)
時間:10:00~19:00(入場は閉場の30分前まで)
会場:寺田倉庫 B&C HALL 東京都品川区東品川2-1-3

 「メタファー:リファンタジオ展」実行委員会は、昨年「The Game Awards 2024」にて様々な賞を獲得した大作「メタファー:リファンタジオ(以下:メタファー)」の大規模展示会を3月8日より3月23日まで開催する。会場は東京品川区の寺田倉庫 B&C HALL。

 本イベントは「メタファー」を彩るアートや設定資料集などが展示される他、キャストや製作人たちのメッセージや秘話等の公開、イベント限定のオリジナルグッズの販売などが行われる。

 今回はそんなファン必見イベントのフォトレポートをお届けしたい。

【「メタファー:リファンタジオ展」告知】

「シーカー」の巨大立像がお出迎え。会場には様々なフォトスポットが

 まず来場者を迎えてくれるのが本作を象徴する最初のアーキタイプ「シーカー」の巨大立像だ。

 館内ではここを初めとして各所にフォトスポットが用意されており、リアルに再現された「メタファー」の世界の中で記念撮影する事が可能となっている。

【「シーカー」の巨大立像】
主人公が最初に覚醒する「シーカー」が来場者をお出迎え。ゲーム内でもアーキタイプを使用する際にしっかり巨大化しているので、大きさ的にも実物を目の当たりにしたような臨場感がある
【フォトスポット「アカデメイア」】
次に見えてくるのは作中で能力強化の為に何度も訪れる「アカデメイア」を模したコーナー。ここでは来場者に館内を回る際の注意事項などを住人の「モア」が教えてくれる
【フォトスポット「太刀乗り」】
こちらのフォトスポットではグラントラドの大聖堂前をモチーフにした場所で「太刀乗り」の記念撮影が可能。待ち行く人々にドン引きされた記憶が蘇る……!
【フォトスポット「鎧戦車」】
主人公達の実質的な拠点にして移動手段である「鎧戦車」を模したフォトスポットも。移動中なのか、窓の外は常に移り行く景色の映像が流れている

バリエーション豊かな展示。「候補者の張り紙」や「ニューラスの風刺画」等

 次に来場者を待っているのは各キャラクターや世界観を解説しているコーナーだ。

 原作にも登場した登場人物・ボス達のイラストを始め、世界観を模したコンセプトアート、中には作中内にも登場している「候補者の張り紙」や「ニューラスの風刺画」等をテーマにした展示物があったりとバリエーションは豊かである。

 各展示には解説の他にもアトラス開発チームのコメントも載っており、どのようなイメージでキャラクターが作られたのか、あの町はどんな役割を持って生まれたのかといったゲーム秘話を覗き見る事ができる。

【キャラクター&アーキタイプのコーナー】
各キャラクター毎に展示物が用意されており、裏側には開発者コメントと解説が用意されている
味方キャラクターだけでなく宿敵である「ルイ」様や主人公達を支え続けた「ファビアンヌ」や「マリア」といったサブキャラクターたちの展示も用意されている
【各街のコンセプトアート&ニンゲン】
【候補者の張り紙】
【ニューラスの風刺画】

 そして何と言っても今回のイベントで最も注目するべきなのは2階に展示されている「メタファー」の「設定画」や「開発アイディア資料」だろう。

 本作が初期構想ではどのような作品を想定していたのか、魅力的な世界観やキャラクター達はどのように生まれのか等を開発者側のコメントと共に見る事ができるのだ。

 パーティーキャラクターの初期設定画はもちろんながら、各種族の設定画や歴代王や先代のパートナー妖精の設定画など、作中で存在は出てきたが大きくはフォーカスされなかった部分等も知れるファン必見の内容となっている。

【設定画&アイディア資料】

 他にも各キャラクターを担当した声優陣のコメンタリーや、オリジナルグッズの発売など非常にボリューミーな展示会となっていた。

 加えて個人的に素晴らしく感じたのがネタバレへの配慮である。ゲーム本編の重要な要素に繋がるタイプの展示品に関してはしっかり注意喚起とコーナー分けが行われており、悲しい事故が発生しないようになっている。

 特に物語にフォーカスが当たっている本作においては重要な事なので、クリア前の来場者へ配慮が行き届いているのは素晴らしく感じた。

 ファン必見の満足度の高いイベントとなっていたので、気になる人はぜひ足を運んでみてはいかがだろうか。

【物販】