KONAMI、3DS「ラビリンスの彼方」
これまでに無いバトルの内容などについて明らかに
世界のどこかにあるであろう「謎の部屋」。この部屋のにはなにか文字が刻まれた1枚の石版があるという…… |
株式会社コナミデジタルエンタテインメント(KONAMI)は、2012年1月19日に発売を予定しているニンテンドー3DS用RPG「ラビリンスの彼方」の新情報を公開した。本作の価格は、5,800円。CEROレーティングはA(全年齢対象)。
今回公開されたのはバトルシーンの情報など。これまで東京ゲームショウ2011で試遊台が公開されたりもしたが、多くの点で謎となっていた。今回明らかになった資料によれば、ダンジョン内で敵に出会うとシームレスにバトルに移行。バトルは基本的にターンが回ってくると戦うというシステム。ただしコマンドを選択するのではなく、選択するのは“攻撃の強さ”と“攻撃対象(ターゲット)”となっている。
重要なのは、攻撃の強さと“行動値”の関係で、攻撃を繰り出すと、攻撃の強弱に比例した値が“行動値”に加算されるシステムとなっている。つまり、敵に強い攻撃を加えるとそれだけ大きな値が行動値に加算されることになるため、次に回ってくる順番が遅くなることになる。
これとは別にキャラクターには3つの属性のいずれかが設定されている。「グーテシウム」、「チョキロム」、「パーティリウム」のいずれかで、三すくみの設定になっており、攻撃のダメージ量に影響を与える。属性の関係性で、攻撃の強さが同じでもダメージ量が変わることになる。
さらに面白いのは、受けたダメージが空中に放出され、次に攻撃するキャラクターを回復させてしまう可能性があるという設定。
たとえば「グーテシウム」属性のキャラクターが「チョキロム」属性のキャラクターを攻撃した場合、強い攻撃を受けると、攻撃されたキャラクターの受けたダメージが空中に放出される。放出されたダメージは、次に攻撃したキャラクターが吸収し、吸収した分HPが回復することになる。ただし、吸収するのはキャラクターと同じ属性のキャラクターのみ。次に同じ属性のキャラクターが攻撃するまでは、放出されたダメージは吸収されずに残っていく。
このルールは、敵味方関係なく発生するため、ターンの順番が非常に重要となる。たとえば、敵にダメージを与えても、次に攻撃順が回ってくるのが敵の同じ属性のキャラクターであれば敵を回復させることになる。トレードオフの関係の要素が多数用意されており、そこに戦略性が存在するバトルシステムとなっている。
【バトルシーンのスクリーンショット】 | ||
---|---|---|
今回はこのほかにも、世界観の一部が追加公開されている。溶岩の流れるフロアや水があふれるフロアなど、様々なフロアが用意されているようだ。
【そのほかのワールド】 | |
---|---|
(C)2011 Konami Digital Entertainment
(2011年 12月 2日)