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幅7mの巨大ロボットが出迎えるLIONAの「DARK MACHINE」ブース! 大中小のロボが入り乱れる戦場の楽しさ【TGS2026】

【DARK MACHINE THE GAME】
2027年発売予定
価格:未定

 LIONAの「DARK MACHINE」ブースでは幅7mもの巨大ロボット看板が来場者を出迎える。このロボットは2027年にサービスを予定しているPC向け対戦型ロボットアクションシューティング「DARK MACHINE THE GAME」に登場する「ギガントローダー」という設定では全高17mのロボット。つまりこの巨大看板ですら「縮小されたサイズ表現」なのだ。

 「DARK MACHINE」はメディアミックスで展開する。アニメは2026年よりフジテレビ系列で先んじて展開。「DARK MACHINE THE GAME」はその後に展開予定だ。2mほどのロボット「ワーカー」と中型機「ライドローダー」、そして看板にもなっている巨大ロボット「ギガントローダー」という大きさが異なる3種類のロボットが戦場で入り乱れ、最大7vs7の戦いを繰り広げる。

 そして会場の巨大ロボット看板を手掛けたのは「HELIOSLIVE」という巨大ロボットプロジェクトである。メカデザイナー天神英貴氏のディレクションの元、エアー着ぐるみ技術を持つ「ピアニジュウイチ」と、ロボット制御技術を持つ「アスラテック」という2社が協力して推進するプロジェクトの成果が、今回の巨大ロボットの看板となる。今回はまずこの看板の面白さ、そして「DARK MACHINE THE GAME」の特徴を紹介していきたい。

幅7mのロボットが腕を動かす! 巨大ロボット看板の驚くべき仕掛け

 「DARK MACHINE」ブースの巨大看板は天神氏がディレクションを行う「HELIOSLIVE」というプロジェクトの1つとなる。このプロジェクトではエアーロボットの技術を持つピアニジュウイチによる「エアーで膨らませた巨大なロボット」を、巨大ロボット制御技術を持つアスラテックの技術で動かすという方式で可動する。

【巨大ロボットの腕が動く! LIONAの「DARK MACHINE」ブース】

 ブースでは巨大ロボットが両腕をパンチを放つように動かす。巨大ロボットの質感は圧巻でそのロボットの腕が動くのは大迫力だ。実はこのロボットが中身が中空のバルーンであることはいわれなければ分からないだろう。

 この巨大ロボットは常に空気を送り込んで膨らまされている。各ブロックは独立しており、関節機構に見えるパーツはダミーである。バルーンボディーは巨大だが、空気を抜けば20kgほどしかないという。

 このロボットがどう動いているか? 実は内部の関節機構ではなく、「ワイヤー」で作動しているのだ。外側の支柱で腕を上げたり下ろしたりし、肘部分のワイヤーで伸び縮みさせる。「ロボットにさせたい動き」を考えながら、どういう仕掛けを仕込めばユーザーに「巨大ロボットが動いているように感じるか」を計算して作られているのである。

 このロボットの動きに関してはアスラテックの技術者・吉崎航氏の技術とアイディアが込められている。吉崎氏は人が乗れるロボット「クラタス」や山下埠頭で展示された「動く実物大ガンダム」にも関わっている。日本の「動く巨大ロボット」に関し、欠かせない技術者だ。

 「HELIOSLIVE」は一見実現が難しい「動くロボット」をどのように実現させるかに挑むプロジェクトだ。人型のロボットに見える精密なバルーンを作って空気制御で動かして見せたり、ぬいぐるみのようにカワイイらしいデザインの巨大キャラクターを動かすなど、クライアントの要望にどのような技術で応えていくか、というテーマに挑んでいる。

会場で圧倒的な存在感を放っている巨大なロボットだ
よく見ると支柱のワイヤーで手を動かしているのだ
肘関節のパイプ部分に重なって黒い線が見える。これがワイヤーだ

 今回は「巨大ロボットを会場に置きたい」というクライアントの思いに対しどう応えるか、というところでとてもユニークだったと思う。バルーン型の基本構造にワイヤーで動かすことで内部機構、モーターやピストンといった内部機構も大型の機械もなく、ワイヤーを引っ張る小型モーターを総合的に制御することで巨大ロボットの動きを見事に表現している。

 しかもこの「看板」の演出もいいのだ。ブース内では「ギガントローダー」を間近で見ることとなる。見上げたユーザーには巨大なロボットに視界がほとんど塞がれ、一部分しか見えない。実はその視界こそが「DARK MACHINE THE GAME」内でのロボットが起動する演出と同アングルなのだ。このゲーム内の演出に寄り添った見せ方も実に楽しい。

 また、パーツ内部にフレームがあるような演出もされていて、ワイヤーという「種明かし」に気がつかなければまるで内部にモーターがある本物の駆動式ロボットのように見える。巨大ロボットの憧れを非常にユニークなアプローチで実現していて、感心させられた。

大中小、3つのロボットが入り乱れる戦いが楽しめる「DARK MACHINE THE GAME」

 「DARK MACHINE THE GAME」にも触れておきたい。本作は最大7vs7の戦いを楽しめる対戦型アクションシューティングだ。プレーヤーは2mほどの大きさの「ワーカー」というロボットを操り戦っていく。ワーカーの中には人間はいない。ゲーム内のフィールドは人間が発見した異次元「The Dark」であり、ここで発見された「パルマエネルギー」をめぐり、各国はロボットを送り込み戦いを繰り広げる、という設定だ。

【DARK MACHINE THE GAME TGS2026 試遊体験版操作ガイド】

 ワーカーでの戦いはかなり軽快な対戦アクションという印象だ。スプリントを駆使して戦場を動き回る。戦場にはそれぞれのチームの拠点となる「ターミナル」と、フィールドに点在する「アンカー」がある。アンカーはリスポーンポイントとなる。アンカーを制圧して領土を広げ相手のターミナルを破壊することで勝利となる。

 ワーカーは活動していることでエネルギーがたまる。敵を倒すとさらに大きなエネルギーをゲットできる。このエネルギーを消費することでワーカーは「ライドローダー」という6mほどの中型ロボットに乗り込むことができる。このロボットは地上から高く飛び上がることができ、ワーカーより高低差がある戦い方と高い火力を持っている。

 そしてそこからさらにエネルギーをためることで全高17mの超巨大ロボット・ギガントローダーに乗り込むことができる。この巨大ロボットは占領したアンカーからしか呼び出せないが、圧倒的な攻撃力を持ち、敵を蹴散らす力がある。

TPSとして軽快に戦えるワーカー
空中からの戦いもできるライドローダー
巨大ロボットギガントローダーでは一人称に
ギガントローダー自身では特殊戦闘が発生

 ギガントローダーに対して有効なのは同じギガントローダーだ。両者が相まみえると力比べのような特殊戦闘が発生する。ギガントローダーは無敵になったかのような戦いが楽しめるが、敵の攻撃を浴びシールドを失った状態になるとワーカーによってピンポイントにコクピットを狙われる特殊攻撃を受けてしまうこともある。最小戦力による「ジャイアントキリング」も起きるのだ。

 そして敵の最終拠点であるターミナルはギガントローダー、ライドローダーで効率的なダメージが与えられる。戦場でうまく立ち回り巨大化するかが鍵となる。またワーカーがライドローダーに乗り込む際はコクピットにバイクのようにまたがる。そしてギガントローダーにはライドローダーが手足を折りたたみ背中にすっぽり収まるというメカ演出も魅力。

 会場では一日4回の試遊タイムが設けられている。バランス調整の難しさもあると思うが非常にユニークなゲームである。ぜひ会場で触ってみよう。

会場では一日4回の試遊タイムが設けられている