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ワーナー、「GREMLINS(仮)」など日本製モバイルタイトル3作品をプレゼン

「トムとジェリー」、「アルジェヴォルン」、「グレムリン」がゲームで登場

9月18日~21日 開催(一般公開日 20日~21日)

会場:幕張メッセ1~9ホール

入場料:
前売り 1,000円
当日 1,200円
小学生以下無料

 ワーナーのメディアツアーでは「LEGOムービー ザ・ゲーム」「ダイイングライト」の2タイトルをお届けしてきたが、もう1つ、現在制作中のモバイルタイトルについてもプレゼンテーションがあった。

 今回紹介されたのは、スマートフォン用タイトルの「トムとジェリー ざくざくトレジャー」、「境界の黒翼 アサルトレイヴン」、「GREMLINS(仮)」の3タイトル。いずれもワーナーが手がける映像作品のスピンオフ作となるが、これらはいずれも日本製となっており、日本人のために制作されるものになっているという。

 キッズ向けアニメ、最新アニメ、名作映画と三者三様のゲームタイトルとなっているので、こちらをご紹介したい。

穴掘りアクションパズルゲーム「トムとジェリー ざくざくトレジャー」

 「トムとジェリー ざくざくトレジャー」は、終わらない追いかけっこをずっと続けている仲良し2人組のアニメーション「トムとジェリー」をモチーフとしたアクションパズルゲーム。プレーヤーはトムとなり、財宝を探して地面を掘り進めていく。

 他のタイトルで例えると「ミスタードリラー」やiOS/Android「ディグディグ」と似たゲームシステムとなっており、タップ操作によって地面のブロックを壊し、その中にあるアイテムや財宝を時間制限内に集めていくことが目的となる。

 ゲームの特徴としては、ブロックを掘り進めるピッケルには様々な種類があってステージによって使い分ける必要があるほか、ゲーム中のアイテム「チーズ」を5つ獲得するとジェリーが巨大化して一気に掘り進めることができるといったものがある。

 また持ち帰った財宝を使用すれば、ジェリーの部屋をデコレーションしたり、ピッケルの強化などが可能となる。カートゥーン調で描かれたジェリーの部屋は家具が1つ1つ設定でき、また設置する家具によってステータスにも影響を与えるという。

 配信は2014年冬を予定。ダウンロード、利用料金は無料で、ビジネスモデルはアイテム課金制。

アニメ「アルジェヴォルン」とも連動するRTS「境界の黒翼 アサルトレイヴン」

 「境界の黒翼 アサルトレイヴン」は、現在放送中のテレビアニメ「白銀の意思 アルジェヴォルン」の外伝的タイトル。プレーヤーはパイロットと人型機動兵器「トレイルクリーガー」を組み合わせて部隊を編成し、スワイプ操作でリアルタイムに行動指示を出して相手部隊と戦っていくRTS(リアルタイム戦略ゲーム)となる。

 ゲームの特徴は、リアルタイムに動いていく戦闘シーンにある。プレーヤーは自分の部隊の行動を個別に指示可能となっており、例えば移動操作は、ユニットをタッチしてそのままスワイプ操作することで画面上に軌跡が表示され、その上をユニットが辿って行くこととなる。

 1つのユニットが移動している間に他のユニットも移動させ……と行動を繰り返しながら、敵部隊との距離を測りつつ攻撃やスキルを発動していく。またユニットには属性があり、「近接タイプ」と「銃撃タイプ」、また遮蔽物を超えて攻撃できる「射砲タイプ」の3つがじゃんけんの関係にある。特に「射砲タイプ」は戦略上他にない特性を持つので、使いどころが大切なようだ。

 なお本作は「白銀の意思 アルジェヴォルン」の放送に連動してストーリーが描かれるという。アニメに登場したキャラクターやアニメのその後のストーリーも構想されているほか、将来的にはPvPも追加される。配信は2014年冬、アニメの2クール途中を予定している。ダウンロード、利用料金は無料で、ビジネスモデルはアイテム課金制。

「グレムリン」がタワーディフェンスゲームとなって復活「GREMLINS(仮)」

 「GREMLINS(仮)」は、1984年に第1作が公開された映画「グレムリン」をタワーディフェンスゲームとして登場させたものとなる。

 本作は、映画の主要キャラクターであるモグワイの「ギズモ」をグレムリンから守るため、様々なモグワイを設置してグレムリンの進行を防いでいくステージクリア型のディフェンスゲーム。モグワイには矢で攻撃するもの、大砲で攻撃するもの、中には車で体当りするものなど様々で、これらのユニットを集めつつ、同様に多彩な種類がいるグレムリンに対抗していくこととなる。

 ゲームとしてはカジュアルな入り口となっており、ギズモがチュートリアルで色々と教えてくれるほか、ユニットがとにかくたくさん登場するので「かわいいユニットを集める」のを目的としても楽しくプレイできる。また入り口はカジュアルでも、最終的にはヘビーユーザーでもやり込めるようなゲームを目指していくという。

 配信は2014年末を予定。ダウンロード、利用料金は無料で、ビジネスモデルはアイテム課金制。

(安田俊亮)