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TGS2013 「FINAL FANTASY GO THERE」ステージレポート
「LRFFXIII」、「TFFCC」、「FF AGITO」の最新情報やコラボを紹介
(2013/9/21 17:06)
「ファイナルファンタジー」シリーズのコラボレーションキャンペーンや最新情報をお届けする「FINAL FANTASY GO THERE」ステージでは、プレイステーション 3/Xbox 360「ライトニングリターンズ ファイナルファンタジー XIII」(LRFFXIII)、ニンテンドー3DS「シアトリズム ファイナルファンタジー カーテンコール」(TFFCC)、iOS/Android「ファイナルファンタジーアギト」(FF AGITO)の最新情報や、タイトルの壁を越えたコラボレーションが発表された。
「LRFFXIII」― ユウナのウェア「スピラの召喚士」は「FFX/X-2 HDリマスター」の初回特典に
ステージに登場したのは、プロデューサー北瀬佳範氏、ゲームデザイナーディレクター阿部雄仁氏、リードプランナー澤田唯氏の3人。すでに本作の開発は「日本版においては完了している」とのことで、開発チームのメンバーを交えて、特徴のおさらいと新情報の発表を行なった。
新たに明らかになったのは「アウトワールドサービス」というもので、ゲーム本編のスクリーンショットを手軽にツイッターやFaceBookに投稿できるほか、各ユーザーのメッセージや投稿が、アウトワールドという場所でNPCになって動き回っており、話しかけると受信できる。このほかにも連携機能では、FaceBookアプリを開発中であったり、スクウェア・エニックスメンバーズでの連動企画も行なわれるということだ。
もう1つは、以前に発表されたライトニングのコラボレーションウェアの1つ「FFX」のユウナの衣装である「スピラの召還士」が、PS3/PS Vita「ファイナルファンタジーX/X-2 HDリマスター」(FFX/X-2 HDリマスター)の初回特典に封入されることが発表された。いずれのパッケージにもDLコードが付属するということだ。
なお「スピラの召喚士」は、固有アビリティにかなり強力な魔法を持っているほか、盾も特殊な効果を持っているとのこと。ゲーム序盤のプレイが楽になるということだ。
「TFFCC」― プロデューサー間一郎氏が乱入して“バーサスバトルモード”を初公開!
続いては3DSで2014年春に発売予定の3DS「TFFCC」。こちらでは、ステージ脇でお客さんに混じって観覧していたプロデューサー間一郎氏がステージに乱入、北瀬氏に「TFFCC」での対戦プレイを挑んだ。
ただ対戦するだけではつまらないということで間氏から提案が。北瀬氏が負けた場合「世界中のメディアに『TFFCC』を宣伝する」、逆に間氏が負けたら「髪をライトニングっぽくピンクにする」という勝負になった。
罰ゲームも決まったところで対戦開始! 「TFFCC」の対戦モードは目玉の1つといえる新モードで、これが本邦初公開だ。対戦モードでは互いにBMS(バトルミュージックステージ)をプレイし、チェインを決めてEXゲージを貯める。ゲージがMAXになると、ルーレットでスキルが発動して、対戦相手を妨害したりできるというものだ。
さすがにこの対戦はプロデューサーである間氏が有利……と思いきや、北瀬氏が順調にゲージを貯めてスキルを発動! 間氏のモンスターが巨大化したり、「クリティカルジャッジ」という譜面タッチがクリティカル以外は全てミスになるという強烈なスキルを放たれて大ピンチ! 「おっかしいだろー!?」と絶叫しつつ、実は前作をやりこんでいたという北瀬氏に敗北していた。間氏は納得がいかないようで舌打ち混じりに「早速帰ってバランス調整を提案します」とのこと。本作の発売は来春ということなので、その頃には春らしいピンク色の髪になった間氏の姿が見られる!?
「FF AGITO」― 具体的なゲーム内容を紹介! 零式の世界に
先日に発表された「FF零式」と同じ世界観で展開されるiOS/Android「FF AGITO」。ステージには田畑端プロデューサーが登壇し、詳しいゲーム内容を紹介した。
スマートフォンで動作している実機映像を交えながらの紹介となったのだが、映像とともにアイドルソング風のガールズポップが流れる。シリアスだった「零式」に対して、今作ではこのガールズポップ曲のように楽しい学園生活的な雰囲気になっているということだ。
舞台は「FF零式」と同じ魔導院。噴水広場やエントランス、教室など「FF零式」にも登場した場所がそのままに作られていて、プレーヤーキャラクターが自由に移動していく。画面は「FF零式」に劣らないどころか、よりハイクオリティになっていた。
ゲームの流れは、魔導院で勉強したり会話をして仲間を増やしたりしつつ、バトル任務に挑んでいく。週末にはクラスのメンバーと一緒に「ボス」に挑むという流れだ。特徴的なのは「3カ月の物語を実時間の3カ月をかけて展開していく」というところ。現実が夜ならゲーム内も夜になるリアルタイム進行だ。なお、3カ月かけて描かれる物語には「FF零式」に登場した0組のメンバーも登場するし、彼らのエピソードも展開されるそうだ。
バトルはコマンド式で、ゲージが貯まるとセットしたコマンドをオートで放ってくれる。時間回復式のアビリティも使用可能なほか、「FF零式」のバトルにもあった敵に大ダメージを与えられる「キルサイト」をタッチ操作で再現している。
北瀬氏からは「基本無料のアプリだけど課金はどんな風になっているの?」と質問が。これについては、ストーリークリア(3カ月の物語)は無料で楽しめるということで、より深いバトルなどをやりこむのなら課金要素が入ってくるとのことだ。
スクウェア・エニックスメンバーズで事前に募集がかけられていた「魔導院の0組のメンバーで絆を深めるなら誰?」というアンケートの結果も発表された。実はこのアンケート、最初の3カ月の物語の“次の3カ月で描くキャラクターの物語”を決めるために、キャラ人気を探ったものだったそうだ。見事1位になったのは大差で「エース」! 2クール目で展開される物語はエースのものとなる。本作では3カ月単位で、順々にキャラクターの物語を描いていくということだ。
最後に、他の「FF」作品とのコラボレーションの話題に。これに対して田畑氏は、4つの提案を持参してきていた。「魔導院のメンバーに『FFX』のティーダが登場!」、「ボスに『FFX』のシンが登場!」、「学校生活の部活にブリッツボールが登場してジェクト杯開催!」、「『FFX/X-2 HDリマスター』に0組のセブンが登場!」という4つ。北瀬氏と話し合った結果、「魔導院のメンバーに『FFX』のティーダが登場!」か「学校生活の部活にブリッツボールが登場してジェクト杯開催!」のどちらかとなるようだ。これは続報を期待したい。
「FF AGITO」は今冬配信となっているが、田畑氏は、「冬の中でも、防寒着を着ている頃には出したい。3月とかだともう脱いでますよね」と、来年のあまりお待たせしないうちにリリースすると語り、締めくくった。
【ライトニングリターンズ ファイナルファンタジーXIII】
(C)2013 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved. CHARACTER DESIGN: TETSUYA NOMURA
【シアトリズム ファイナルファンタジー カーテンコール】
(C)SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved. Developed by indieszero Co.,Ltd.
【ファイナルファンタジーアギト】
(C)SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved. CHARACTER DESIGN:TETSUYA NOMURA