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ufotable、「TVアニメ『鬼滅の刃』無限列車編」のTV放映版とビデオマスター/パッケージ版の違いを解説

フレーム単位での調整など、ハーディングに関する取り組みを紹介

【vs Harding ~テレビアニメ「鬼滅の刃」無限列車編~】

11月5日 公開

 ufotableは11月5日、ufotableデジタル映像部の取り組みや求人情報などを掲載する「ufotable digital team」にて「vs Harding ~テレビアニメ『鬼滅の刃』無限列車編~」を公開した。

【vs Harding ~テレビアニメ「鬼滅の刃」無限列車編~】

 新たに公開された「vs Harding ~テレビアニメ『鬼滅の刃』無限列車編~」は、デジタル映像部のハーディングに関する取り組みが「TVアニメ『鬼滅の刃』無限列車編」の映像とともに紹介されている。

 TV番組は映像を放送前にパカチェッカーという検出装置にかけ、安全な視聴体制を確保する。その際に機械がガイドラインに従って暗くするなど視覚刺激を抑えるが、画面全体の彩度が落ちることでアニメ内の一部映像が暗く感じることがあるという。これがハーディングによる影響で、制作チームはオリジナル版となるビデオマスター/パッケージ版の映像に寄せるべく、「TVアニメ『鬼滅の刃』無限列車編」では「マスター」と「輝度抑制」という2種のバージョンを作成していることを紹介した。

テレビアニメ放映版(ufotable OA)版
ビデオマスター/パッケージ版(Original Frame)

 「vs Harding ~テレビアニメ「鬼滅の刃」無限列車編~」ではより詳細な内容についても紹介されており、フレーム単位で調整する工夫なども確認できる。現場の施策を知るきっかけになるような制作陣のこだわりが感じられる内容となっていた。