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王道を行く2D横スクロールアクションがパワーアップ! 「白き鋼鉄のX(イクス)2」プレイレポート
2021年10月1日 23:01
- 【白き鋼鉄のX(イクス)2】
- 2022年1月27日 発売予定
- 価格:
- パッケージ通常版 3,980円(税込)
- パッケージ限定版 9,980円(税込)
- ダウンロード版 2,980円(税込)
インティ・クリエイツから2022年1月27日に発売予定のプレイステーション 5/プレイステーション 4/Xbox Series X|S/Xbox One/Nintendo Switch/PC(Steam)用アクション「白き鋼鉄のX(イクス)2」は、2019年9月に発売された「白き鋼鉄のX THE OUT OF GUNVOLT」の続編タイトル。タイトルの「白き鋼鉄のX」と呼ばれる主人公「アキュラ」が活躍する物語だ。
前作で戦いが終わり、平和が訪れた世界で趣味の研究に打ち込んでいたアキュラだが、いつの間にか手元にあった「キーライフル」を修復している最中に突如ワームホールが発生し、アキュラたちが吸い込まれる。そして目覚めた場所は「ワーカー」と呼ばれる機械生命体たちが暮らす砂漠の異世界だった。そしてアキュラたちは帰還するために、あらゆる知識が納められているという塔「グレイヴピラー」を登り始める、というのが本作のストーリーだ。
本作は、2Dの横スクロールアクションシューティングだ。このジャンルはゲームの草創期から作られているものだが、本作で展開されるアクションはまさに「王道の2Dスクロール」といって過言ではない。方向キーを右に押してキャラクターを進めていき、敵が来たらプレイステーション 4であれば□ボタン、Nintendo SwitchであればYボタンを押して攻撃、そしてL1ボタンでダッシュするという基本さえ押さえておけば戦える。攻撃は三連撃なので、パンパンパン、とリズムよく戦うことが大事だ。
また、ダッシュには2種類あり、地上のダッシュで特定の敵をはじき飛ばしたり、障害物となるブロックを飛ばす「リコイルダッシュ」、空中に向かってダッシュをかける「ブリッツダッシュ」がそれだ。中でも効果的なのがブリッツダッシュで、敵にぶつかるとロックオンできて、何発もの弾を当てるホーミングショットで攻撃できる。これはもちろんボス戦にも有効だ。また、壁が登場したらジャンプボタンを連打すれば上に登れるほか、ダッシュと組み合わせて左右に動けば、交互に壁に当てながら上に進めるので、より素早く移動できる。
そして、中でもユニークなのがガード方法だ。それは「何もしない」こと。何もしないとハイパーガード状態になり、どんな敵の攻撃も受け付けなくなる。ガートボタン、とかはよくある発想だが、何もしないとは。困ったらコントローラーから手を離す。これだけだ。ボス戦にももちろん有効なので、攻撃のリズムを考えながらガードすればよい。
と、書くと簡単なように思えるがこれがなかなか難しくて歯ごたえがある。前にバリアを張りつつ登場する敵をリコイルダッシュでアタックして反対側を向かせて攻撃、とか、両側の壁が剣山のようになっているところをホバーしながらうまいことかわして進める、とか。スクロールのスピードと合わせてうまいこと進めないとクリアへの道は遠い。
しかし何度も繰り返して攻略法を見つけ、進め方がわかってくると、今度は敵を倒すのが本当に気持ちよくなる。特に癖になるのがホーミングショット。全方向から向かってくる弾が敵を蹂躙する様はスカッとするのだ。確かに難しいところがあるこのゲームだが、攻略法さえわかってしまえば、特に何ということもない、のかもしれない。
そういったって戦い方がわからないよ! という方のために、本作のディレクターである田井氏にデモプレイをしてもらった。東京ゲームショウ用に用意されたステージは「1.砂漠」と「2.火山内部」。砂漠は初心者でもプレイできるステージで、筆者も最後まで戦ってボスを倒すことができた。しかし火山は凶悪。左から溶岩が迫ってくるので、それに飲み込まれないように進めていくのが超大変なステージだ。両ステージとも最後のクリアまでたどり着いているので、本作の魅力をじっくりと味わってほしい。
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