ニュース

ファンの応援でアニメ聖地の課題を解決する「アニメふるさと納税」を10月中旬にリリース

2つのアニメ作品と聖地となる自治体とのコラボ企画が予定

【アニメふるさと納税】

10月中旬 リリース予定

 アニメファンドは、アニメを通して日本の地域を応援する仕組み「アニメふるさと納税」を10月中旬にリリースする。

 「アニメふるさと納税」は、税金の一部を自治体に寄附することで税金の還付や控除がされ、特別なアニメ返礼品などを受け取れる仕組みで、日本の地域を大切な日本文化であるアニメを通して応援するというもの。サービス第1弾として、リリースと同時に2つのアニメ作品とそれぞれの聖地となる自治体のコラボレーション企画が予定されている。

「アニメふるさと納税リリース」の経緯と仕組みについて

 アニメ作品の製作側には舞台である自治体と一緒に作品を育てていきたいという想いがあり、自治体もアニメ作品と一緒に聖地を盛り上げ、ファンに訪れて欲しいという願いがある。しかし、大々的にコラボレーションをするには「費用」・「手間」の2つの面で大きな課題がある。そこで、費用はファンからのふるさと納税の寄附金で調達し、手間は当社がサポートする形で解決を図るという。

 「アニメふるさと納税」を活用すれば、住んでいる自治体に納める税金の一部を聖地に寄附することで参加することができる。ファンは他では手に入らないアニメの返礼品や聖地の名産品を入手することができ、集まった寄附金は地域の活性化を目的として、それぞれの自治体で運用される。収入に応じた税金控除の限度額内であれば、ファンは実質2,000円の負担で本サービスに参加することが可能となっている。仕組みや限度額の計算はこちらのページで公開されている。

 同社は、自治体がアニメやアニメファンの力を借りながら、財政や観光・商業・認知不足などといった自治体のかかえる様々な領域における課題を解決することができる仕組みの構築を目指すとしており、「ふるさと納税という地方を応援する仕組みを活用することで、誰も無理せず損をしない形での地方創生の実現に取り組んでまいります。」とコメントしている。

【アニメ製作側の導入メリット】
1.同社と自治体で練り上げられた企画の提案を受けることができること
2.費用がかからないこと(9月現在)
3.寄附金を活用することで今まで実現できなかったコラボレーション施策を自治体と一緒に実現できること

【自治体の導入メリット】
1.寄附金により、アニメとのコラボレーション施策の予算を確保できること
2.同社より、コラボレーション実現における様々なサポートが得られること
 例:アニメ製作側との交渉、バナーや動画などのコンテンツ制作など
3.他社のふるさと納税サービスと同程度のサービス利用料(9月現在)

【アニメファンの利用メリット】
1.アニメや聖地を応援できること
2.実質負担金2,000円で返礼品が手に入ること
 例:「アニメグッズ」・「自治体の名産品」・「お名前掲載」など
3.聖地観光の推進が行なわれることにより、聖地観光がしやすくなること