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北米教育eスポーツ連盟とサードウェーブが「NASEF JAPAN」を設立

日本の高校にeスポーツの教育的価値を普及・啓発。世界で活躍できるグローバル人材育成を目的に

11月25日 発表

 北米教育eスポーツ連盟とサードウェーブは提携し、北米教育eスポーツ連盟 日本本部「NORTH AMERICA SCHOLASTIC ESPORTS FEDERATION JAPAN『NASEF JAPAN(ナセフ・ジャパン)』」を設立した。代表はこれまでサードウェーブでeスポーツを担当してきた松原 昭博氏が務める。

 「NASEF」はこれまで、次世代を担う高校生が社会変革をリードできる人材となるために必要な共感力や共創力、想像力に加え、問題解決力を培うプラットフォームとして「eスポーツ」を活用した教育の開発・機会の場を提供してきた。今回設立された「NASEF JAPAN」は、「NASEF」の持つこれらの豊富なコンテンツ・経験を日本向けにアレンジして日本の高等学校にeスポーツの教育的価値を普及・啓発し、あらゆる分野において世界で活躍できるグローバル人材を育成することを目的としている。なお、「NASEF JAPAN」では加盟可能な日本の高校を幅広く募集している。詳細はこちら

「NASEF JAPAN」今後の取り組み

(1)国際的な枠組みへの参加

 「NASEF」に加盟する欧米の国々を中心とした高校生との交流により、日本の高校生が“活きた英語コミュニケーション”を体験する場を提供する。

(2)eスポーツを利用した教育コンテンツの利用促進

 「NASEF JAPAN」に加盟する高校に、プログラミング学習コンテンツなど、NASEFの提供コンテンツ・ノウハウを日本語で共有する。また、活動内容や、「NASEF」が実施している研究に関するウェビナーを随時開催する。

(3)生徒が活躍する場の提供

 国際的な高校生eスポーツ大会への参加促進、「NASEF JAPAN」による高校生向けリーグ戦の開催。

(4)eスポーツ部の活性化

 高校eスポーツ部顧問の教職員に対して、部活動マネージメントのノウハウを提供する。

※活動時期に関しては「NASEF JAPAN」公式ウェブサイト上で随時告知される。

【NASEF eスポーツプログラムスペシャリスト ケビン・ブラウン氏のコメント】

 NASEFでは、既に全米で900校5,000人以上の学校と若者に対してeスポーツの教育的価値を普及・啓発する活動を実施しています。

 また、イギリス・フランス・メキシコ・イスラエルを含め全世界への展開を開始しており、日本でもNASEF JAPANを通じてこの活動が広がることを喜ばしく思っています。

 NASEFとしても日本での活動を最大限バックアップし、高校におけるeスポーツの教育的価値の普及・啓発に協力していきます。