「スーパーロボット大戦T」、「サポーターコマンド」や「TACマネージメント」などのシステムを公開

　バンダイナムコエンターテインメントは、3月20日に発売を予定している「スーパーロボット大戦」シリーズの最新作、プレイステーション 4/Nintendo Switch用シミュレーションRPG「スーパーロボット大戦T」の最新情報を公開した。

　今回は、「サポーターコマンド」や「TACマネージメント」などの、4つのシステムを紹介する。

ロボットに乗らないキャラが助けてくれる「サポーターコマンド」

　「サポーターコマンド」とは、原作ではロボットに乗らず、戦闘に参加しないキャラクター（サポーター）が、戦闘マップ中で味方部隊に様々な効果をもたらすシステムだ。

　「サポーターコマンド」は、各ユニットの個別コマンドにある「サポーター」という項目を選択することで使用できる。どのユニットからでも使用可能で、使用しても行動終了にはならず、行動終了後に使用することもできる。ただしコマンドは1ターンに1度しか使用することができない。

　使用すると「S‐SP（サポーターSP）」というポイントを消費する。このポイントは味方部隊で共有している。マップ開始時には、最大値の半分でスタートし、自軍フェイズ開始時に5ずつ上昇する。また、シナリオの進行と共に新たな「サポーターコマンド」が登録されていく。

「サポーターコマンド」と使用キャラクターを紹介

「ハッキング」

　エド（「カウボーイビバップ」のキャラクター）のサポーターコマンド。1ターンの間、全味方ユニットの照準値を20上昇させる。

「サポーター」を選択した後、表示されるリスト。味方部隊で共有しており、ここから使用したい「サポーターコマンド」を選択する

「海よりも深く」

　レイン（「機動武闘伝Gガンダム」のキャラクター）のサポーターコマンド。使用したパイロットのSP（精神コマンドの使用に必要なポイント）を40回復する。

「ぷーぷぷー」

　モコナ（「魔法騎士レイアース」のキャラクター）のサポーターコマンド。使用したパイロットのExC（エクストラカウント、ユニットが様々な効果を得るエクストラアクションの使用に必要なパラメータ）が1つ上昇する。

「資金回収」

　ゴウト、ココナ、バニラ（「装甲騎兵ボトムズ」のキャラクター）のサポーターコマンド。1ターンの間、全ての敵ユニットの撃墜時獲得資金を1.2倍にする。

「資金回収」を使用した後に表示されるエフェクト

様々な効果を得ることができる「TACマネージメント」

　インターミッションのメニュー「サイドプラン」の中にある「TACマネージメント」では、敵機の撃墜などで獲得できるTacP（タックポイント）を支払うことで味方部隊全体が様々な効果を得ることができる。

　「TACマネージメント」には0～6段階の「GRADE」があり、初期段階の「GRADE：0」では効果がなく、「GRADE：1」から効果が発揮する。各「GRADE」にはそれぞれ3つの効果があり、その中から1つを選択する。効果決定後の変更はできない。

TacPがたまった後、「GRADE：1」で用意されている「TacPアドバンス」、「ダブルアドバンス」、「コストアドバンス」のいずれか1つを選択する

「TACマネージメント」画面では、ナビゲーターとしてラミィやメリルなど「スーパーロボット大戦T」のオリジナルキャラクターが登場する

「サブオーダー」について

　インターミッションのメニュー「サイドプラン」の中にある「サブオーダー」では、パイロットにオーダーを実行させることにより、戦闘マップをプレイすることなく簡単に経験値や資金、撃墜数、TacPを獲得できるシステム。

　前作では直前の戦闘マップに出撃したパイロットは「サブオーダー」に参加不可能だったが、今作からはその制限がない（どのパイロットも「サブオーダー」に参加可能）。1オーダーにつき最大8名まで参加できる。

トレーニング
参加人数×20のTacPを獲得できる。

パトロール
参加した各パイロットが撃墜数2を獲得できる。

シミュレーター
参加した各パイロットが経験値500を獲得できる。

資金調達
参加人数×5000の資金を入手できる。

　今作ではプレイ中に特定の条件を満たすと、より大きな効果を得られる「Special Order（スペシャルオーダー）」が出現する場合がある。これにはパイロット1名のみ参加可能だ。

「スキルラーニング」について

　「スキルラーニング」はインターミッションのメニューの1つであり、TacPを消費してスキルプログラム（パイロットの特殊スキルを生産したり、パラメーター上昇を行なう）を生産し、パイロットを強化することができる。「スキル修得」では生産したスキルプログラムによって、1人のパイロットにつき最大30個まで特殊スキルを修得できる。

　前作では、特殊スキルを得るために予め決められたスキルルート（特殊スキルの開発順番を示すルート）を順次解放していく必要があったが、今作ではTacPがあれば一部を除いて好きなスキルプログラムから生産することが可能となる。

スキルプログラムの生産

特殊スキルの修得(1)

特殊スキルの修得(2)