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【JAEPO2019】セガブースレポート。完全電子メダル化を果たした「StarHorse4」など出展
「けものフレンズ3 プラネットツアーズ」最新スクリーンショットも公開
2019年1月25日 14:58
JAEPO 2019初日の1月25日のセガブースでは、セガ・インタラクティブの新作アーケードゲーム、「StarHorse4」と「maimaiでらっくす」、「けものフレンズ3 プラネットツアーズ」のステージイベントが開催された。
檀上には、同社の杉野行雄代表取締役社長CEOと、競馬メダルゲーム「StarHorse4」プロデューサーの佐藤直行氏、「maimaiでらっくす」総合ディレクターの小早川賢氏が登場。
「StarHorse4」
まずは「StarHorse4」について佐藤氏が説明。佐藤氏によると、「StarHorse4」は現時点での開発進行度はまだ30パーセントとのことだったが、新たにボイスチャットとマウス操作を実現したのをはじめ、1レースごとに全国対戦が可能になるとのこと。
さらに、シートは電動リクライニングとヘッドレストを搭載し、サテライトでのメダルの貸出もできるため、席に座ったままじっくりと遊べるのが特長だ。また、シリーズ初となる完全電子メダル化、すなわちリアルのメダルが一切なくても遊べるようになったのも注目ポイント。杉野氏いわく、実装までに「関係各所と2年間話し合った」そうだ。
もうひとつ、「StarHorse4」で特筆すべき点は、なんとシグマ(現:ユニバーサルエンターテインメント)の傑作にして、今なお各地のゲームセンターで超ロングランを続けているシングルメダルゲーム、「COOL104」が遊べるようになること。「今後もいろいろなメーカーさんのご協力をぜひいただいて、「StarHorse4」が1台あればですべてのメダルゲームが遊べるみたいなことを目指したいなと思います」(佐藤氏)とのこと。他社製のメダルゲームをも取り込んだという事実は、アーケードゲーム史上に残る歴史的な出来事と言って差し支えないだろう。
「maimai でらっくす」
小早川氏によると、「maimai でらっくす」は、「いかに『maimai』らしく、新しくするか」を追求した結果、筐体は従来よりも約15パーセント大きくなり、ヘッドフォンジャックの標準搭載が実現した。各種オプション機能も強化し、プレーヤー同士によるデータ対戦をはじめ、プレーヤーが撮影した写真をアイコン画像にできるカメラ機能も搭載される予定。また、ボタンの耐久性をアップさせたり、フロントパネルのネジを8本から5本に減らすなど、店舗でのオペレーションにもより配慮した設計になっているとのことだ。