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【発売記念企画】前作を愛する俺が語る「レッド・デッド・リデンプション2」の凄さ
愛するアビゲイルとの再会、愛馬と服装への期待……輝く大西部へ今旅立つ!
2018年10月25日 00:00
明日は待ちに待った「レッド・デッド・リデンプション2(以下、「RDR2」)」の発売日だ。いつもは「GTA Online」でやりたい放題暴れてる俺ことライターの池紀彦は、「RDR2」にはとても期待している。なぜなら前作の「RDR1」を最近2カ月前にクリアして、身も心も西部に捕らわれてたままだったからだ。
「RDR」と「RDR2」は、西暦1900年前後のアメリカ西部開拓時代末期を舞台にしたオープンワールドゲームだ。今回発売された「RDR2」は前作の“前日譚”にあたる。「RDR2」には前作の主人公ジョン・マーストンや、ダッチ、ビルなどが登場する。前作が発売されたのは2010年だが、俺は実は発売時期には本作はスルーしていて、最近クリアしたんだ。だからこそ一層、「RDR2」への期待が強くなっていた。
今回の主人公であるアーサーは西部に名をとどろかすギャング団ダッチファミリーのメンバー。プレーヤーはこのアーサーとして、生活していく。ギャング団といっても銀行強盗に明け暮れるだけでなく、食料や資金調達のために動物を狩って暮らすこともある。広大なフィールドを、大自然を満喫しながらぶらぶらと馬で旅してまわる風来坊のような遊び方も楽しめるぜ。
「RDR1」の醍醐味は何といっても西部開拓時代末期ならではのストーリーの奥深さと、登場する個性的なキャラクターたちの魅力、そして何より広大な荒野を自由に駆け巡って色んな遊びが楽しめる自由度の高さだと思うんだ。そこで今回は前作から8年の時を経て登場した「RDR2」で前作の良さがどこまで活かされているのかについて語ってみようと思うぜ。
「RDR2」を俺も明日から夢中になってプレイしていく。発売直前の今回は、9月に開催されたメディア向けプレゼンテーションに参加して俺が感じた「1を愛した俺の2への想い」を中心に語っていきたい。1をやったばかりだからわかること、期待できることを語りたい。なお、プレゼンテーションの内容についてはこちらでも紹介しているので、併せて読んで欲しい。
マイダーリン・アビゲイル、君に再び会えるなんて!
「RDR2」はその名の通り「RDR」の続編だ。折しも数か月前に俺はこの前作である「RDR」をプレイしてクリアしたところだった。その時の様子はこちらこちらを見てもらうとして、「RDR」のキャラクターに対する思いや印象がまだ鮮明に脳裏に残った状態なのだ。
時は1911年、元ダッチギャングのメンバーだった主人公、ジョン・マーストンが、同じギャングの仲間だったビル・ウィリアムソンやハビエル・エクスエラ、そしてダッチたちの行方を追い、始末していくというストーリー展開は無法者が幅を利かせていた時代の終焉として描かれており、時代の移り変わりの中での悲哀を感じずにはいられない。
そんな俺からすると、そこから遡ること11年前の1899年、ダッチギャングの幹部であるアーサーが主人公の「RDR2」は、「RDR」では描かれる事がなかった、ダッチギャングの活動内容や真相を知ることができる、まさに待望の新作なのだ。
ジョンのセリフから、当時のダッチギャングも略奪や人殺しなど、誰もが想像し得るギャングとしての活動を行なっていた事は間違いない。だがその裏に隠された真実や、ダッチギャングが解散に向かうきっかけとなったダッチが「おかしくなっちまった」理由が明らかになるかもしれない……このシチュエーションを想像するだけで今から胸が熱くなる。
そんな気持ちで今回最初に見せられたカットシーン。目の前で顔面に傷を負って倒れている男に対して本作の主人公であるアーサーが話しかけるというシチュエーションだ。その隣に立っているリーダー格の男は「ダッチ」と呼ばれていた。おぉ、こいつがダッチか。そして、アーサーのセリフから聞こえてくるとある名前が耳に入った瞬間、驚愕した。確かにアーサーは彼の事を「ジョン」と呼んだのだ。
ジョン・マーストン! あの前作の主人公、ジョン・マーストンがいきなり現われ、眼前で生々しい傷を顔面に負って倒れているのだ。振り返ってみると、「RDR」のジョンの顔には確かに痛々しい傷痕が両頬に残っていたが、その傷がついた瞬間に今、まさに立ち会っているのだ。
ジョンの登場は想定内だったのがそれでも興奮しながらカットシーンを見ていると、彼らの後ろから強気なセリフでジョンに向かって声をかけてくる女性の姿があった。え! アビゲイル?! さらにその後ろにもじもじとする小さな子供の姿もある。こっちはジャックか! めっちゃ子供だ!
「RDR」では終盤に登場するジョンの妻のアビゲイルと息子のジャックだが、どのタイミングでジョンと結婚したのかという話はあまり明確になっていなかった。確かに「RDR」の中ではダッチとジョンとの会話の中でアビゲイルの話も出ていたわけで、ダッチギャング在籍中に結婚した可能性は高かったし、逆算すると12年前ならジャックは生まれているはずの年齢だ。とはいえ、まさかジョンがダッチギャングに所属している間に、既に結婚していたという事実が改めて提示されたのはなかなかの衝撃だった。
そして「RDR」のストーリーを思い返すと、こうして元気そうなアビゲイルを見るだけで、思わずちょっと涙腺が緩んでしまう。12年後に彼らのたどる過酷な道を思い返すと、今、元気な姿でともにギャング生活ができている彼らの幸せそうな姿は胸を打つ。「RDR」をプレイしてきた人たちにとって「RDR2」がダッチギャングの前日譚である事を再認識させられた衝撃のカットシーンだった。そしてきっとこのシーン以外にも、彼らダッチギャングたちの過去と未来を結ぶようなエピソードが多く語られると思うと、今からそのストーリー展開に期待せずにはいられない。
走っている列車に飛び乗り強盗! 逆らうモノは皆殺しの大悪党プレイも!?
その後、ダッチを先頭にギャングメンバーたちは馬で徒党を組んで、目的地に向かう。カットシーンの間は自動で上下に黒枠が入るシネマモードで画面が表示されていたが、プレイアブルになる際に自然に黒帯が消えていき、全画面表示に切り替わる演出により、プレーヤーはゲームプレイが開始した事を視覚で感じられる。
今回は雪山の中のけものみちを馬で駆け抜けていったが、この辺の操作は従来の「RDR」と同じ感覚でいけそうだ。何が変わったかというと圧倒的な雪山の情報量だ。当たり前の話だが、現世代機で格段に向上したグラフィックス性能により、大自然がより自然なビジュアルで表現されている。表現が陳腐だが、正にリアルな大自然がそこにあるとしか言いようがない。
目的地につくと再びカットシーンが入る。ここでは線路にダイナマイトを仕掛けるために、ビル・ウィリアムソンが先行してダイナマイトの設置を行なっているので、その手助けを行なうよう命令される。ビル・ウィリアムソンは近づくとこちらに悪態をつくなど、前作と変わらずいい感じの荒くれっぷりだ。
ここではダイナマイトに起爆用の導線を繋ぐ作業を手伝うのだが、導線の巻かれたリールが妙にリアルな挙動をするのに驚かされた。正直、そこまで注目するようなギミックではないが、導線を伸ばすたびに回るリールの動きは単調でもなく、ところどころでギクシャクした動きを見せるなどスムーズに回転できるほど精密に作られていない事をうかがわせる。細かい描写だが、こうした当時の時代背景を考慮して物の動きなどにもこだわりを感じさせるのは、世界観を大事にしているロックスターらしい作り込みだ。
そしてその後、ダイナマイトの爆発で列車を止めるはずが、まさかの不発で列車が止まらない。咄嗟のダッチからの指示を受け、アーサーは仲間と2人で移動中の列車に飛び乗り、列車を停止させるために列車内を移動していく事になる。戦闘シーンでは仲間と共闘している際に、仲間に指示を出して、敵を攻撃させることが可能になった。前作でも一時的に共闘する仲間はいたが、こうして信頼して指示できるような仲間がそばにいるのはありがたい。
また、背後から忍び寄って、気が付かれないようにナイフで仕留めるといったステルスアクションも追加になっている。他にも素手による格闘アクションも増えており、殴ったり、押したりする以外にも、首をしめるなどのアクションが加わっており、より柔軟に近接戦闘に対応できるようになっている。前作でも便利だった時間がスローモーションになる特殊能力、デッドアイも健在だ。
列車を止めた後は、車内に残る敵や、馬に乗ってやってきた敵の援軍を掃討し、最終的にダッチギャングが制する事となった。その後、豪華ないで立ちの車両の扉にダイナマイトを仕掛け、爆破させて室内に入る。室内の捜索では、キャラクターにとって金になりそうな物はなんでも拾っていける。この場面ではダッチから指示があった無記名の債券を探し出し、列車を後にするといった感じでミッションは終わりを迎えた。
その際、列車の中にいて降参した人たちについては、その処分をダッチから任される事になる。前作では悪事から足を洗ったという設定があったので、あまり手荒な事はせずに話を進めていたが、今回は容赦なく処刑する選択もギャングっぽくて楽しそうだし、実際に同じ場面に遭遇した時にどの選択肢をチョイスするのか今から楽しみだ。
たてがみをモヒカン、しっぽを三つ編み? 愛馬を自由にカスタマイズ
本作ではとにかく馬へのこだわりが半端ない。前作でも愛馬は常に自分と行動を共にしていたが、特にカスタマイズができるわけでもなく、世話をすることもなかったので、呼べばやってくる便利な乗り物、文字通り“足”としての役割しかなかった。
本作の愛馬についてだが、馬を手に入れたからといってすぐに愛馬になるわけではない。手に入れた馬を愛馬にするためには、時間をかけて行動をともにし、腹の減った馬に餌を与えたりと、愛情を注ぐことで、仲良くなっていく。馬と仲良くなることで、馬の操作にも変化が現れる。馬を普通にまっすぐ走らせるだけでなく、馬を真横にステップさせるようなアクションや、走ってる途中でいきなり180度回転して止まるようなターンなど、多彩なスキルを仕込むことができるようになるのだ。
馬は購入できるほか、馬泥棒で他人の馬を奪うこともできる。盗んだ馬で走り出して、時間をかけて愛馬にしてしまうという悪党なんだかいいやつなんだか分からないプレイもぜひやってみたいところだ。前作では野生の馬を投げ縄で捕まえてロデオで馴らして自分の馬にする事もできたので、隠れた野生の名馬を探すという楽しみもあったが、今回その辺りがどうなったのかは実際にプレイして確かめてみたい。
また、本作では狩った獲物を馬に乗せて運ぶことができるようになった。獲物についても従来と少し扱いが変わっており、前作では鳥類は撃ち落としても羽根のみを入手でき、大きめの動物類はその場で皮を剥ぎつつ、肉も手に入れたりと、その場で解体していた。本作では鳥も羽根をもぎつつ、肉も持ち帰れるようになった。馬にはこうした小動物を2匹まで両サイドに吊るして運ぶことが可能になり、一定以上の大きな動物の肉を持ち帰るには、馬の後ろにどかっと積むことができるようになっている。
馬の見た目を変更したり、強化することも可能になっており、これらの作業は全て馬小屋に馬を連れて行くことで行なえる。馬小屋の中はまるで「グランドセフトオート」シリーズにおけるカスタムショップのように、馬のカスタマイズが行なえる。たてがみのデザインを変えたり、鞍の変更といったカスタムなどが行なえるのは面白い。
そして、狩りで仕留めた動物を解体したり、殺した敵の死体からアイテムを物色したり、草花を摘む時の動きにも変化が見られた。細かい変更だが、前作ではこうした回収のアクションは全てカットシーンが入るようになっていたため、いちいち画面が切り替わることになって、プレイのテンポが悪かったのだが、本作ではこうしたアクションが全てフィールド上で行われるようになったため、スムーズに回収が行なえる。こういった細かい動作や挙動が分かりやすくなっているのも、感心させられたポイントだ。
露店の親父の容赦ない悪態!? 嫌われ者ギャングのつらさと楽しさ
そしてその後のデモプレイでは、馬でとある村にやってきたところを遊ぶことができた。村の中では銃や雑貨の買い物、狩りの獲物の売却、宿泊、前述の馬のカスタムが行なえる馬小屋などがある。
ガンショップでは、銃のカタログが提示され、それを見て注文するというシステムになった。実物は見たことはないが、このカタログの作りが実際にこういった物があったと思わせる説得力のある緻密な作りになっていて、銃の仕様や性能が簡単に確認でき、当時の銃などに詳しくないプレーヤーでもチェックがしやすくなっている。
前作では宿に泊まるという概念がなく、寝泊りするためには村にある空き部屋をいきなり購入する必要があった。よく考えてみたら宿が存在しないという不思議なシステムだったわけだが、本作では普通に宿で部屋を借りて一泊することができるようになった。室内には鏡があり、見た目の確認ができるほか、クローゼットでは衣装が交換できる。
これまでの衣装は全身のセットでの変更しか行なえなかったが、本作では念願の部位ごとにカスタムできるようになり、見た目のカスタムで、さらにこだわれるようになった。また、こうした衣装変更の際に、さらに季節の情報も同時に表示されるようになったのには驚いた。例えば毛皮の帽子は冬に向き、涼しげなカーボーイハットは夏向きといった季節感のある格好ができるようになったり、実用的にも効果があるようだ。
そして宿では部屋に泊まる以外に風呂にも入れる。風呂については西部開拓時代を舞台にした映画などでは、たまにそういったシーンがあるとの事だったが、ここで驚いたのは湯船につかっていると、さらに追加料金を払う選択肢が出てきた事だ。しかも特別な風呂と出ている!? これは記事にできる内容なのか……などと勝手な妄想から期待と不安でドキドキしていると、風呂の中にきちんと衣服を着た女性が入ってきて、足や手を入念に洗いはじめたのだ。西部開拓時代の風呂に関する文化や風俗についてはあまり調べていないが、このようなサービスがあったのかと驚かされた。
そして露店で狩った獲物を売却しようとしたちょうどその時、俺の耳に明らかにこちらに対して敵対心があるような罵声が飛び込んできたんだ。いきなりだったため、誰がその罵声を飛ばしてきたのかは確認できなかったが、恐らくこの露店の店主か、周囲にいる人間の誰かがだと思われる。その原因は間違いなく、前述の名誉レベルが下がっていたために起こる事象だと思われるが、街中の住人の態度がここまで一変した事には大いに驚かされた。前作にも名誉レベルは存在したが、本作ではこのあたりもかなり作りこまれていそうなので、善人プレイだけでなく、悪人プレイも楽しんでみたいものだ。
仲間と集うギャングのキャンプ。敵対ギャングを血祭りに!
本作では、新たにギャングたちの居住地の事もキャンプと呼ぶようになった。ここでは村や町などと同じように宿をとったり、服や馬のカスタム、狩ってきた肉の貯蔵などが行える。そしてほかのギャングの仲間たちが拠点として共同で生活をしており、キャンプ内にいる仲間のメンバーを誘って一緒に狩りにでかけたり、といった楽しみ方もできる。前作では普段の移動は常に1人旅だったので、このように仲間の拠点が存在するというのは心強い。もちろん従来のように1人で野宿して、睡眠をとったり、特定の拠点まで瞬間的に移動できるファストトラベルも健在だ。
また、キャンプ内にいるダッチのもとから新たなミッションが開始されるような場合もある。今回のデモプレイでは3人のメンバーと一緒に敵対するギャングのキャンプを襲撃するミッションを試した。ミッションの流れは、敵対するギャングのリーダーの事を知る男を捕虜にして脅迫するところから話が始まった。捕虜の男は下半身を露出させられ、それをハサミでぶっちぎられそうになり、慌てて居場所を教える事になる。この捕虜を従えて敵地の近くまで道案内をさせる事になった。
しばらく馬を進めると敵地に近づいてくるので、まずは見張りを始末していく。いきなり全員で突撃してもいいし、こっそりと見張りのそばまで近づいて、ナイフなどで暗殺するスタイルもありだ。前作同様、通常のナイフ以外に投げナイフもあり、どちらを使っても音もなく敵を仕留めることができる。
また、自分1人で忍びこんで殺してもいいし、仲間に指示して暗殺させることもできる。今回は全ての戦闘アクションを自分で体感したかったため、仲間への指示はほとんど行わなかったが、逆に自分は一切手を汚さず、味方に全てのアクションを任せるとどこまでやれるのかも連載では試してみたいところだ。
今回は割と早い段階で敵に見つかってしまったため、早々に銃撃戦が開始されることになった。今回の銃撃戦において、1番の衝撃はなんといっても二丁拳銃だ。「RDR2」では両手に銃を構えてガンガン敵を撃ち殺せるようになったのだ。もう正にこれはジョン・ウー監督の映画の世界だ。もちろん二丁拳銃を行なえる銃には制限がある。
それでも両手に銃を構え、ダッシュしながら乱射するアクションは派手めな西部劇の醍醐味とも言える爽快アクションで、かなり気持ちよく敵を撃ちまくれた。ただし、無敵になるわけではなく、そして防御面が弱いのは「RDR」シリーズのお約束で、本作でも黙って撃たれっぱなしだとあっさり死んでしまうので、敵の攻撃をいかにかいくぐりつつ、銃の乱射で敵にダメージを重ねていくかがポイントだ。
今回のミッションでは最終的に、周辺にいる敵を殲滅し、最奥にある小屋の前に全員で集合し、小屋の中に潜む敵を仕留めて中に隠された金を回収することでミッションクリアだ。当初の話ではこの小屋にボスが隠れているはずだったが、とっくにどこかに逃げてしまっていたようで、敵ギャングの壊滅は次のお楽しみとなった。最後のカットシーンでは戦闘中にアーサーのピンチを救った捕虜が仲間に入るところでミッションが終了となった。
この仲間の加入は必須なのか選択肢が特に出なかったが、仲間にせず殺せるような選択肢もあるのかも気になるところだ。正直、こんな簡単に敵の捕虜がギャングに加われるというのも驚きだが、こうして仲間を増やすことで組織の規模がどんどん大きくなっていくのだと再認識した。ただ「RDR」で登場したダッチギャングの未来を考えると、今は順調なこのギャングたちの組織は本作のストーリーを経てどのような展開が待っているのか。そういった点も含めて、今後のストーリー展開が気になるミッションだった。
以上、ざっくりと体験会で見ることができた「RDR2」の新要素と、俺なりの感想を語ってみた。少なくとも前作で魅力的だったストーリーやキャラクターたちについてはこちらの期待通り魅力的に仕上がっているような雰囲気を感じた。というか、前作の主人公ジョンと元気なアビゲイル、そして幼いジャックが見られただけでも100点満点だ。
そして、全ての機能や遊びを確認したわけではないが、馬での移動や銃撃戦、宿屋での操作を試した限り、前作でちょっと不便だった点やちょっと粗削りに感じたポイントは確実に改善されているのは間違いない。つまり前作を遊んだ人なら確実に楽しめるってことだ。
もちろん前作をプレイしていなかった人にとっても、広大な大自然のビジュアルや、ノスタルジックな西部開拓時代の雰囲気、それでいて映画のようなカットシーンの演出など、どこを取っても本作からプレイしても十分に楽しめる仕上がりになっている。
また、本作でもオンラインが用意されているので、俺もシングルプレイで何度か遊んだ後はすぐにでもギャング団「DTTS(仮)」を立ち上げて、オンライン上で最強のギャング団を目指すつもりだ。みんなもプレイして一緒に西部開拓時代を荒らしまくろうぜ。