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タップ操作で相手を吹っ飛ばせ!手軽に楽しめる本格対戦アクション「バクレツモンスター」!
コロプラ、メディア向け発表会を開催
2018年8月22日 10:51
コロプラが10月17日に配信を予定しているAndroid/iOS用超絶ぶっ飛ばしバトル「バクレツモンスター」。8月21日には発表会が開催され、プロデューサーの坂本佑氏によるプレゼンのほか、開発中の最新バージョンを用いた先行プレイの時間も設けられた。
坂本氏が語ったアプリの概要によると、本作は「手軽に本格対戦アクション」をコンセプトにしており、タップやスワイプで爽快感を味わえるバトルアクションが楽しめる作品に仕上がっているという。プレーヤーは多彩なモンスターを仲間にしてバトルを繰り広げることとなる。
ゲームにはソロプレイとマルチプレイの2種類があり、ソロプレイのメインモードとなるのが、広大なフィールドの探索だ。フィールドを冒険してダンジョンを探したり、モンスターと戦ったり、不意に宝箱を見つけたり、さまざまなイベントをこなしつつ、行動範囲を広げていく。ところどころにダンジョンがあり、中にはいるとミニマップへと移行するギミックもあるようだ。
もうひとつの柱となるのが、最大4人で楽しめるマルチバトルだ。「スマートフォンでは技術的に難しいことだった」と坂本氏が語るマルチバトルは、オンラインを介してのランダムマッチはもちろん、友達と気軽に遊べるモードも用意される。さらに4人での対戦以外にも、2人、3人でのマッチングも可能とのこと。なお、マルチバトルではスタミナに相当するバトルエナジーを消費しないので、「どんどんプレイできる」とのこと。
坂本氏によると、協力して敵と戦うモードも鋭意実装中だという。こちらはリリース日には間に合わないものの、アップデートで導入される予定だ。マネタイズに関してはモンスターのガチャ、バトルエナジーの回復、そしてモンスターのストック数の開放を予定しているという。
以前からアナウンスされていた「ポプテピピック」とのコラボレーションも進行中。今回は出来立てほやほやという3Dモデルも公開、アニメのクオリティに近い形で再現されていることが確認できた。
オンラインは複数を相手にした駆け引きが熱い
ここからは、先行プレイで判明したシステムをご紹介していく。まずソロプレイでは坂本氏のプレゼンにあったとおり、1マスずつ移動しながらフィールドを踏破していく。隣り合ったマスにはモンスターや宝箱のシンボルが出てくるので、戦ってモンスターのレベルを上げることもできれば、戦闘を極力避けてエリアのボスを目指すこともできる。
マスを1つ移動するたびにバトルエナジーを1つ消費。ただしマップ上には旗のマークをしたワープポイントも存在し、これを開放しておくと後々スタミナ消費なしでその地点へ戻れる。フィールドを隅から隅まで探索したい場合は、まずはこのワープポイントをチェックしておくといいだろう。
攻撃は基本的にタップするだけで、各モンスターの頭上にあるヒットポイントゲージをゼロにすると吹っ飛ばせる。吹っ飛ばしたところでそのモンスターはKOとなり、次のモンスターが現われる。モンスターの総数はステージによって違うが、序盤は3対3が多い印象を受けた。また、上フリックをすることでジャンプになり、空中から下フリックで真下へ攻撃を繰り出せる。
使用できるスキルはモンスターごとに異なり、それぞれの個性を把握することも攻略の近道だと感じた。どのスキルが有効なのかは、正式リリース後に議論の的となりそうだ。スキルは時間経過で使用可能になるのだが、画面を押し続けることでゲージを早く溜めることもできる。
ただし、ゲージを溜めている間は無防備な状態になるので注意したい。そのほか、モンスターにはウェイトの概念があり、軽ければ動きが早い代わりに飛ばされやすく、重いと逆に動きが鈍く、飛ばされにくくなる。ウェイトはプレーヤー側で調整できるとのことなので、ただレベルを上げるだけでなく、自分なりのカスタマイズも楽しめそうだ。
相手にダメージを与えたり、こちらがダメージを受けたりするとフィーバーゲージが上がる。これが一杯になるとフィーバーモードに突入し、一定時間スキルが使い放題になる。しかし、無敵状態になるわけではないので、むやみに相手に近づくと返り討ちに遭うことも……。ちなみに、コンボを繋げていくとフィーバーゲージが溜まりやすくなる。ド派手なスキルに目が行きがちだが、通常攻撃でこまめにコンボを稼いでおくこともポイントになりそうだ。
続いてマルチバトルだが、近くの人とプレイする際にはホストプレーヤーの画面に表示された番号を教えてもらうだけの簡単な仕組み。これ自体はほかのスマートフォンアプリにもよく見られるもので、戸惑う人は少ないだろう。
オンラインでのバトルは正式リリース前ということで触れることはできなかったが、定期的にランキングを争うイベントも開催されるそうだ。ルールとしては最大4人のバトルロイヤルといった具合で、相手にとどめを刺したプレーヤーに1ポイントが加算される。自分自身が頑張るだけでなく、誰が誰を倒すのかが勝敗の大きな分かれ目になる。
今回は1時間ほどのプレイにとどまったが、全体的に卒なく、上質なゲームに仕上がっている印象を受けた。アクションはシンプルながら、どこで相手に踏み込むか、どこでスキルを使うか、フィーバーモードはどのタイミングか……といった駆け引きが序盤から終盤まで続くため、常に緊張感のある戦いが楽しめる。
一方で、現状は一部のスキルが強すぎる印象を受けた。しかし、これはスタッフも同じ認識を持っているようで、製品版までにはベストのバランスに調整するという。10月の配信までまだ少し時間があるが、最終的なクオリティにも期待が持てるタイトルだ。
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