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【WF2018夏】BANDAI SPIRITSホビー事業部が「熱血最強ゴウザウラー」をHG化!

「ひそねとまそたん」や「ねこぶそう」など、新規のキャラクターもラインナップ

7月29日開催

入場料:2,500円(税込)

 ワンダーフェスティバル2018夏のBANDAI SPIRITSホビー事業部のブースは、これまで以上に大きなブースで、バラエティに富んだプラモデルの新作を展示した。ガンプラだけではない、同社の魅力的な最新ラインナップを紹介していこう。

BANDAI SPIRITSホビー事業部ブース

 特に大きな注目を集めていたのは、今年放映25周年を迎える「熱血最強ゴウザウラー」のキット化だ。サンライズの「エルドラン」シリーズの最終作として、1993年より1年間放映された同作の主役メカ「ゴウザウラー」が、1/300スケールでHGシリーズとして12月に発売となる。

 今回発売となるキットは、「マッハプテラ」、「ランドステゴ」、「サンダーブラキオ」の、3機の恐竜ロボが合体してゴウザウラーとなるギミックを採用し、さらに飛行形態の「ザウラージェット」への変形合体も実現しているという。

 「エルドラン」シリーズで育った30~40代のファンには嬉しいキット化で、展示された作例には「マグナバスター」形態もあり、マグナザウラーなどのバリエーション展開にも期待がかかるところだ。12月発売予定、価格は5,616円(税込)。

【HG 1/300 ゴウザウラー】
「HG 1/300 ゴウザウラー」。現代風にリファインされたイメージで発売となるゴウザウラー。ザウラーブレードとザウラーシールドが付属
ゴウザウラーに変形するメカは左からランドステゴ、マッハプテラ、サンダーブラキオ
飛行形態のザウラージェットにも合体変形する
春風小学校をイメージしたジオラマには、マグナバスターの姿が

 そしてもう1つ、同社がこの8月に展開する異色のプラモデル「ねこぶそう」も、たくさんのバリエーションが展示された。彩色済みの「ねこフィギュア」(原型:森口修氏)とプラモデルの「ぶそうパーツ」(デザイン:フクダカズヤ氏)を組み合わせた「ニャスタマイズ」をすることで、ネコとメカが融合したシュールなメカが完成する。

 ぶそうパーツは3mmジョイントによって、シリーズ同士による拡張が可能で、楽しみ方は無限大だ。8月発売の「ねこぶそう 並盛り」4種(価格540円)と「ねこぶそう てんこ盛り」1種(価格1,499円)に続き、11月には「ねこぶそう2」が早くもラインナップ。「ねこぶそう2」のメカデザインは倉持キョーリュー氏が担当している。

【ねこぶそう&ねこぶそう2】
8月発売の第1弾「ねこぶそう」。付属のねこフュギュアも色やポーズがことなる
第2弾「ねこぶそう2」は、右後方のバイク風のメカが「てんこ盛り」のセットとなる
「ねこぶそう」のニャスタイマイズジオラマ。ぶそうパーツも塗装すると雰囲気がグッとよくなる

 その他にも、「Figure-rise」や「STAR WARS」など、各シリーズの新作も多数出展されていた。個人的に嬉しかったのは「STAR WARS」旧三部作からのラインナップとして、国内ではほとんど立体化される機会がなかった「Bウイング・スターファイター」と「ブロッケード・ランナー」がキット化されたことだ

 。特に前者は、この機体が発売されることで、これまでのラインナップにより、1/72スケールの反乱軍の戦闘機が勢揃いし、全機を並べた様子を見るのが楽しみとなった。

【BANDAI SPIRITSその他の新製品ラインナップ】
「1/72 Bウイング・スターファイター」。特徴的な十文字の機体は変形機構を備える
「ビークルモデル014 ブロッケード・ランナー」。「スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望」の冒頭に登場したレイア姫の外航船だ
スター・デストロイヤーに拿捕されるシーンのジオラマも。ビークルモデルとしては少し大きめのサイズとなる
「1/12 ダース・ベイダー(スター・ウォーズ/ジェダイの帰還)」。マスクの中の素顔をTriaxial Jet Finishで再現
これまでセットで発売された1/12スケールのアストロメク・ドロイドが「ドロイド/コレクション」として単体で発売に
過去に「Figure-rise6」で発売された「仮面ライダーファイズ」と「仮面ライダーカブト」がFigure-rise Standardとしてリニューアル
そして同じくFigure-rise Standardの「仮面ライダーエグゼイド」も参考出品された
Figure-rise Standardの「うずまきナルト」は、磁石を使った「マグネティックアクション」で、金属の壁などに張り付けるディスプレイが可能に
月刊「ヒーローズ」連載中の「ULTRAMAN」もFigure-rise Standardとしてプラモデルとして発売となる。同梱のLEDユニットで目とカラータイマーが光る
Figure-rise Mechanicsにて発売される「ブルマの可変式No.19バイク」。ブルマが乗るミリタリー調のバイクが、オリジナルの解釈でロボットへと変形する
Figure-rise Standard「超サイヤ人ベジット」(左)と「孫悟空 身勝手の極意」。後者は「ドラゴンボール超」の孫悟空の新たな力を発揮した姿を立体化
まさかの「ひそねとまそたん」に登場するドラゴンたちがプラモデルとして企画されていることが発表となった
HGシリーズで展開される「1/144 マジンガーZ(マジンガーZ INFINITY Ver.)」(左)と「1/144 グレートマジンガー(マジンガーZ INFINITY Ver.)」
ガンダムでも展開された「SDクロスシルエット(SDCS)」でも、「マジンガーZ」と「グレートマジンガー」が企画中だ
「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち」の第六章に搭乗する「波動実験艦 銀河」が、発光ギミックを搭載して発売となる
「パシフィック・リム:アップライジング」より、「HG ジプシー・アベンジャー(最終決戦仕様)」。新規造形の背部ブースターが付属
物販コーナーでは「1/60 アーバレスト VerIV ECSイメージクリアカラー」などの限定品や、先行販売となる「HG 1/144 マジンガーZ」などが販売された
「Figure-rise LABO」の次期アイテムのテストピースが展示。パーツのグラデーション表現を現在研究中とのことだが、この形から創造できるのやはりあのキャラクターが!?