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「FFXIV」×「MHW」、8月7日「リオレウス」狩猟解禁!
アクションゲームライクな戦闘「FFXIV」側のコラボトレーラー正式版も本日公開
2018年7月16日 22:11
スクウェア・エニックスは、生放送番組「第45回FFXIVプロデューサーレターLIVE(以下、PLL)」において、プレイステーション 4/Windows/Mac用MMORPG「ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター(以下、FFXIV)」とカプコンの「モンスターハンター:ワールド」とのコラボを、パッチ4.36と同時の8月7日より開始することを明らかにした。
番組では、報酬やゲームシステムなどの詳細が、プロデューサー兼ディレクターの吉田直樹氏から発表され、戦闘のゲームプレイ画面を観ることができるトレーラーも公開された。コラボイベントは当分の間、常設コンテンツとして置かれ、ノーマルについてはコンテンツルーレットにも組み込まれるため、今から「FFXIV」を始めるという人でも、70になってからゆっくり遊ぶことができる。
「FFXIV」の中で「モンハン」を遊べる!
今回のコラボは、カプコンの「モンスターハンター:ワールド」に「FF」シリーズの「ベヒーモス」が、「FFXIV」に「モンハン」シリーズを代表するモンスター「リオレウス」がそれぞれゲームの枠を越えて出現するという相互コラボ。
7月15日には、カプコン主催の「モンスターハンター:ワールド 狩猟感謝祭2018」に吉田氏がゲストで登場し、ベヒーモスと実際に戦って見せたが、今日は京都で開催された「FFXIV」のイベントにカプコンから「モンスターハンター:ワールド」エグゼクティブ・ディレクター/アートディレクターの藤岡 要氏と、「モンスターハンター:ワールド」のディレクター徳田優也氏がゲストとして出演し、今回のコラボについて吉田氏とトークを繰り広げた。
「FFXIV」側の詳細も明らかになった。リオレウスとの戦闘が蛮神と同じ討伐/討滅戦方式であることはすでに発表されていたが、コンテンツとしては「リオレウス狩猟戦」と「極リオレウス狩猟戦」の2つが実装される。どちらもレベル70用のコンテンツで、メインクエスト「紅蓮のリベレーター」をクリアしていることが参加条件。さらに「リオレウス狩猟戦」はアイテムレベルが320~で参加人数が1~8人、「極リオレウス狩猟戦」は350~で参加人数が1~4人となっている。
4人の極蛮神戦は「FFXIV」では初めて。要望はあったが、長らく「ヒーラーがたいへんだから」という理由から実装は見送られてきたが、今回はコラボでいつもと違う戦闘方式ということもあり、ついに実現した。
どちらも「モンハン」方式に倣い、敵視という概念がない。プレーヤーはリオレウスの予備動作を見つつ、攻撃を避けてから攻撃することになる。トレーラーでは、しがみついたり、吹っ飛ばされたり、ぴよったりといったアクションゲームらしい動きが再現されていた。
唯一部位破壊については、レーティングの関係で表現の認可をとっていない場合は実装することができないということで、「すごく心残り」(吉田氏)だが再現は不可能だったと吉田氏。レーティング要素の追加は、拡張発売などのタイミングでなければできないそうなので、次回の拡張後に期待するしかない。
回復については、途中までは通常通りの回復が可能だが、途中からリオレウスが使ってくる特別なデバフによって回復ができなくなる。その後は「回復薬グレート」のみが回復手段になる。「回復薬グレート」は「モンハン」と同じく10個しか持ち込めない。戦闘不能になった場合は、一定時間後に自動的に復活する。極でも戦闘不能になると自動復活するが、3回戦闘不能になると、「モンハン」と同じ膝がっくりのカットシーンが入って失敗になってしまう。
「モンハン:ワールド」側では、ヘイトの概念があったりミールストームを外側に捨てに行くなど「FFXIV」ではおなじみのアクションがあったが、「FFXIV」側でもかなり「モンハン」に寄せた作りになっている。
報酬の目玉はマウント「リオレウス」!
報酬は、リオレウスの素材をエオルゼアの職人が装備にしたらどんなふうになるだろうというコンセプトで作られた各ジョブの装備品、おなじみの肉焼き器を模した庭具。プーギーとアイルーのミニオン、そしてリオレウスのマウントなどが用意されている。
誰もが欲しがりそうなリオレウスのマウントについて、藤岡氏は「たくさん飛んでいるところが見たい」と語っていたが、吉田氏によれば「99個は当たり前」ということなので、ドロップ率はかなり低く、マウントと交換できるトーテムを集めるために、頑張って周回する必要がありそうだ。
カプコンの開発チームには「光の戦士」が、「FFXIV」の開発チームにはたくさんのハンターがおり、お互いのゲームを遊び尽くした開発者が楽しみながら作ったという今回の相互コラボ。「日本のゲーム業界をもっと元気にしたいということがあって。自分たちが抱えている大きなIPで、これだけのことをお互いが本気でやったら、こんなに面白くなるんだぞということで、今回チャレンジさせていただきました。ゲーム業界っていいなとか、ゲーム作りたいなと思う人が1人でも増えればいいなと。そういうコラボになったかなと思いますので、興味を持ったら遊んで欲しいです」と藤岡氏。今年の夏はぜひ、2つのゲームでそれぞれのコラボを楽しんで欲しい。
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