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アメリカ合衆国議会議事堂の前で繰り広げられる銃撃戦!「ディビジョン 2」プレイレポート

2019年3月15日 発売

 「Xbox 2018 Briefing」、そして続く「UBI Press Conference」にて続々と情報が公開された「Tom Clancy's The Division 2(以下、ディビジョン 2)」。

 E3 2018では本作の試遊台が用意され、早速遊んでみることができたのでこの手触りをお伝えしたい。

【OFFICIAL THE DIVISION 2 : E3 2018 GAMEPLAY WALKTHROUGH (4K)】

 デモプレイではまず3人のキャラクターから1人を選択。厳密にいうとこれはキャラクターというよりも、「ディビジョン 2」で新たに採用された「スペシャリゼーション」の選択だ。

 本来はレベル30に達した後で選択ができるようになり、固有の「シグネチャーウェポン」とスキルが解除される。筆者はシグネチャーウェポンを装備する「サバイバリスト」を選択した。ゲームモードは4人のCO-OPモードで、ボイスチャットを用いて他のメディアと一緒に協力プレイが楽しめた。

 ゲームが始まると、そこは廃墟。比較的狭いフィールドにはなるが、敵は前方からワラワラと現わわれ、きちんとカバーアクションを取らないとモリモリとHPが削られていく。

 本作……というよりもTPS全般に言えることかもしれないが、「ディビジョン 2」においてとにかく大事なのは味方の位置と相手の射線を意識すること。正面の相手の様子を伺いながら障害物に身を隠すのはもちろん、後ろに回り込まれていないか? 味方と離れてしまっていないか? 死角に敵が隠れていないか? ということをきちんと把握していないと、集中放火を浴びてあっさりと倒されることになる。

降り立ったのは廃墟。敵が来る方向は限られているし、障害物も多いのできちんとカバーすれば難なく通過できる

 廃墟をなんとか切り抜けると、窓枠を乗り越えて外へ。そこに開けるのは日が差し、明るく開けたフィールドだ。少し進むとアメリカ合衆国議会議事堂なども現われ、ここがワシントンDCであることをひしひしと感じさせてくれる。

 もちろん、建物がところどころ壊れていたり、バリケードが設置されていたり、そこかしこに落書きが見られたりするあたり、まだまだ世界は荒廃の最中にあるということもわかる。

 ゲーム的には視界が開けたことで、ここから難易度がグッと上がる。注意すべき場所が増えるのはもちろん、敵に集中しているとつい味方から離れてしまったりするからだ。

 実際筆者はこのあとパーティメンバーに何度助けられたかわからないほど倒された。助けに来てくれたプレーヤーを巻き添えにしてしまったこともあり、ものすごい罪悪感に襲われた。あの時パーティを組んでくれたメディアの皆さん、すみませんでした……。

 しかし、カバーを徹底し、敵と味方の位置を意識することで、少しずつ安全に火力が出せるようになっていった。たまに飛んでくる迫撃砲のようなものに気づかず大炎上することもあったが、パーティメンバーとの連携がうまくいって敵を掃討できたときなどは非常に爽快だ。

窓枠を乗り越えるとそこは光差すワシントンDC。風景は明るいが敵の攻撃は熾烈さを増す

 デモでは持ち込める装備が固定されていたが、製品版では装備やスペシャライゼーションも自由に選択できるようになり、より深いカスタマイズ要素が楽しめるようになるだろうし、味方と示し合わせて役割分担を行なうことで、より戦略的な戦闘が楽しめるに違いない。

 ちなみに、「ディビジョン 2」ではオープンβの実施が告知されており、特設ページから申し込みができる。開催時刻は現時点では不明だが、いち早くワシントンDCに乗り込みたいエージェントの皆さんは、忘れずに登録を行なって欲しい。

光の柱はアイテムドロップ。戦闘中に取りに行くと大惨事になるので、お楽しみは後に取っておこう