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「ドラゴンズドグマオンライン」、シーズン3.1に登場する敵とのバトルを先行体験！

魔軍四将軍「骸の将」＆状態異常攻撃が恐ろしい「イービルアイ」と戦ってみた

泊裕一郎

2017年12月13日 11:00

12月14日実装予定

　プレイステーション 4/3/Windows用オンラインアクションゲーム「ドラゴンズドグマオンライン」（以下、DDON）は、12月14日にシーズン3.1へのアップデートを実施する。このアップデートでは、目玉として新たな強敵が登場。今回は一足先にこの敵との戦闘を体験できたので、そのインプレッションをお届けしていこう。

魔軍四将軍トップクラスのパワーファイター「骸の将」と戦ってみた

強大なオークにして魔軍四将軍の1人「骸の将」。アッカーシェラン大陸の要衝たる城「展望城」にて遭遇する

「骸の将」のシークレットコアは体の正面。とても攻撃しづらい場所なので飛び道具や魔法による攻撃が有効そうだ

　最初に体験したのは、魔軍四将軍の1人である「骸の将」との戦闘だ。その外見はボス級オークよりさらに大きく、「骸の将」という名が表すようにたくさんの頭蓋骨を身に着けており、かなりの強敵であることがうかがえる。設定的な部分でも、魔軍四将軍一の怪力ということで、巨大なハンマーを片手ずつ装備しており、物理攻撃を中心に攻撃を仕掛けてくる。

　最初に遭遇した魔軍四将軍「獣の将」は獣系の魔物を召喚して戦っていたが、今回の「骸の将」はスケルトン系の魔物を召喚して戦うのが特徴。これらの魔物はただ召喚されているわけではなく、召喚後、一定時間が経過する前に全滅させられなかった場合は「骸の将」に吸収され、「骸の将」が強化されたことを示すメッセージが表示される。逆に、召喚された魔物を一定時間内にすべて撃破できた場合は、「骸の将」が弱化するようだ。

　プレイした際には、この強化あるいは弱化についての具体的なちがいはハッキリと感じられなかったが、何らかのバフ、デバフがかかるとすれば、攻略としては、召喚されたスケルトンを全滅させつつ戦うという方法が基本となるだろう。ただし、スケルトンは全滅させても、「骸の将」が再度召喚すれば同じように出現するので、そのたびに確実に対処していくようにしたいところ。

　また、「骸の将」は、背中に2つの「魔女の生首」をぶら下げている。これらもときおり魔法を使って攻撃を仕掛けてくるのだが、そのなかでもやっかいなのが、地面から無数に出てくる骸骨の手だ。これは、骸骨の手にプレーヤーキャラクターが触れるとバインド状態となり、その場に拘束されるというもの。ただし、骸骨の手に捕まった場合でもアナログスティック（移動キー）を連続入力することで振りほどくことが可能だ。

　なお、骸骨の手が出現するエリアには地面に紫色のモヤがかかるので、注意して地面を見ていれば回避することも難しくはない。とは言え、出現範囲は比較的広いため、戦いに夢中になりすぎてモヤに足を踏み入れ、捕まらないように注意したいところだ。

　「骸の将」についてのファーストインプレッションは以上となる。今回は、用意していただけたキャラクターの防具がかなり充実していたためか圧倒されるような強さを感じることはなかったが、実際に自分のキャラクターでプレイするとなった場合、より苦戦が予想され、また違ったプレイフィールとなるようにも思えた。

「骸の将」が魔物を呼び寄せると、スケルトン系の魔物が呼び出されて戦闘に加わる

呼びされた魔物を全滅させることができれば「骸の将」の力が弱まっていくようだ

紫色のモヤに触れると拘束される。出現範囲が広めなので注意したいところ

触手の切断が爽快!? 「イービルアイ」とのバトルも体験！

超巨大な目玉、とでも言うべき「イービルアイ」。状態異常系の攻撃に注意だ

　「骸の将」以外にも、もう1体、新しいモンスター「イービルアイ」と戦うことができたので、そちらについてもお伝えしていこう。この「イービルアイ」は、クエストを受注することにより戦えるモンスターで、繰り返し受注することも可能となっているとのこと。そのため、何度でも戦えると思ってよさそうだ。

　「イービルアイ」は、大きな目玉を備えた巨大な球体に何本もの触手が生えているという、ユニークな外見を持ったモンスターだ。ふだんは空中に浮いているが、おもに低空飛行からの攻撃を仕掛けてくるため、近接系のジョブでもそれなりに戦うことができる。

　目玉から石化効果を持つ光線を出したり、光る球体を発してこちらのアイテム使用を封印するなど、なかなかに厄介な攻撃を持っている。なかでも石化は特に厳しい状態異常なので、石化に耐性のある装備を用意したり、「石化下し」を多めに持って行くなどの対策をしなければ苦戦は免れない。

　弱点は触手に設定されており、怒り時にスタミナゲージを減らすためには触手を攻撃して切断する必要がある。効率的に攻撃するのであれば、本体にしがみついてから触手に攻撃するのがよさそうだが、「イービルアイ」は一定時間でワープするため、攻撃しつづけることはできなかった。

　弱点である触手をすべて切断するとスタミナゲージがゼロになり、地上へ落下。ほかのモンスターと同様に一気にダメージを与えられるチャンスが訪れる。とくに目玉を攻撃すると大きなダメージが与えられるので積極的に狙っていきたい。なお、落下後に復帰した場合は、再度触手が生えそろうので、ふたたび触手を中心に攻撃を仕掛けていくことになる。

　今回戦えたのは以上の2体となる。いずれもクセのある敵だが、とりわけ「イービルアイ」は、これまで「DDON」ではあまり見かけなかったタイプの大型モンスターだ。とくに、弱点の触手を切り落としていく流れは妙な気持ちよさがあり、新たなプレイフィールが得られることと思う。アップデート後には、筆者も手持ちのキャラクターの装備を整え、ぜひとも再挑戦してみたいところだ。

光線系の攻撃は、触れるとだいたい良くないこと（状態異常）が起こるという印象だった。安全に戦うなら可能なかぎり回避しよう

触手をすべて切断し、地面に落とすと目玉が露出。ここに攻撃を当てれば大ダメージを与えられる