【特別企画】

白上フブキさんや大神ミオさんもハマった手軽に自己分析が出来る「Refind Self: 性格診断ゲーム」。流行の理由とその魅力は?

【Refind Self: 性格診断ゲーム】

11月14日 発売

価格:

Steam版 920円

Android/iOS版 600円

 11月14日にPLAYISMよりSteamとAndroid/iOS用アプリにて配信された「Refind Self: 性格診断ゲーム」。その名の通り、プレイを通じて自らの性格を診断するこのゲームが、ホロライブを中心に多くのVtuberの目に止まり流行を見せています。

 診断には長い時間がかかるといったことは無く、30分~1時間ほどゲームをプレイするだけで、全23種の中から自分に近い性格が判明。自分を最も象徴する性格や自分を補足する性格など、複数の性格が組み合わさることでより細かな分類付けが行われます。

 この配信を行った多くの実況者やそのリスナーも、的確な診断精度に驚きを見せていました。 果たしてどのようなプレイがどのような結果となったでしょうか。

短時間で楽しめる性格診断

 その名の通り、プレイするだけで自身の性格が診断できる「Refind Self: 性格診断ゲーム」。プレイヤーは1体のロボットを操作することになり、行動のたびに左上に表示されているパーセンテージが上がっていきます。このパーセンテージが100%になるとゲームが終了。今までのゲーム内でとった行動から、性格が判断されます。

何かを調べるだけでパーセンテージが増加。1つ1つの行動に対して、対応した性格のパラメータが上がっていく。
トレーラーのワンシーン。塗り絵やカフェの手伝いなど、ミニゲーム要素も豊富で、それぞれの遊び方も性格診断に影響を与える。

 ゲーム内でたびたび掲示される選択肢では、選んだ後に他のプレイヤーがどの選択肢を選んだのか確認可能。自身満々に選択肢を選んだ直後、その選択肢が少数派で「みんな違う選択肢だったの!?」となるのも、配信で人気の理由の一つかもしれませんね。

ゲーム序盤の選択肢の一つ。この時点では博士との約束が何なのか知らないため、確認の意味を込めて一番上を選ぶプレイヤーが多い、といった感じだろうか。

 冒険を優先したり、ミニゲームに興じたり、同じゲームでもプレイスタイルは人それぞれ。ここからは、実際のVtuberのプレイを取り上げながら、その結果について考察していきましょう。

誰もが納得する「ギャンブラー」

 まずご紹介するのはホロライブ1期生の白上フブキさん。彼女はゲーム内でよくスロットなどのギャンブルに興じており、昨年ホロライブ内で流行した「RUST」でも、ひたすらルーレットを回す配信を行っているほどでした。

 Refind Self内にもカジノが存在。さながら本物のようなスロットゲームに、案の定フブキさんものめり込みます。

ゲーム内にはまるで本物のようなスロットゲームが存在。リールの回転や牡丹での停止が可能となっている。

 その結果、性格診断のほぼすべての時間をカジノで溶かすことに。スロットを回した回数は400回超え。それだけスロットを回したプレイヤーは、なんと全体の0.5%を切っていました。

 当然、診断結果として出されたのは「ギャンブラー」。フブキさんを知っている方はもちろん、詳しく知らない方にとってもプレイを見ていれば納得の結果ですね。

 ちなみに、その後3周目までプレイした結果、フブキさんから最も遠い性格は研究家に。他のマップの探索よりカジノを優先したことを考えると、こちらも頷けます。

ゲームを始めた段階から約束されていた性格?

 続いてご紹介するのは、ホロライブゲーマーズに所属する大神ミオさん。本人が鉱物収集家なのもあり、序盤から採掘場で大量に採掘を行うなど、こちらも特徴的なプレイを見せます。

多くのプレイヤーがゲームを始めてすぐに入ることになるであろう採掘場。何個アイテムを手に入れて辞めたかという細かい情報すら、診断の一部となる。

 そんなプレイもあってか、診断結果は「コレクター」に。収集家の部分が現れている一方で、チャンスがあれば全てトライという説明がなされたコレクターは、ミオさんの配信者としての側面とも重なります。

 というのも、ミオさんはこのゲームを発見してホロライブ内での流行の火付け役となった存在。独特なゲームを見つけ、配信で行うというそのスタイル自体が、約束されたコレクターにも感じられます。

立ち止まらない配信から見える「挑戦者」

 最後にご紹介するのは、ホロライブ6期生の博衣こよりさん。彼女は知る人ぞ知る配信モンスターで、活動から僅か1年半で動画本数が1000本を超えるほどの頻度で活動しています。

 性格診断の配信でも、周回することでより詳しい性格が分かると知った途端、ぶっ続けで3周をプレイ。そんなこよりさんの診断結果は、立ち止まらず失敗を恐れない「挑戦者」でした。これにはリスナーもこよりさん本人も納得。

 また、ぶっ続けで3周目までプレイすることで、ストーリーの根幹に触れたこよりさんが涙する場面も。
 性格診断がメインのゲームではありますが、ゲームとしてのストーリーも作りこまれているのが「RefindSelf」。最後には重要な選択も迫られることになるため、それぞれの配信者の結末を見届けるのも面白いかもしれません。

プレイヤーがロボットを通じて行っている行動の意味は。そして博士の目的は何なのか。3周目をプレイすることで多くの謎が解決する。

配信を通してリスナーと盛り上がれる性格診断

 ここまでで紹介した以外にも、多くのホロライブメンバーがこのゲームをプレイ。
 ホロライブの始まりであり、多くのメンバーの憧れとなっているときのそらさんが「聖職者」、Minecraftで見ない時間の方が少ないと言われるカエラ・コヴァルスキアさんが「研究家」など、それぞれが的確な結果過ぎてリスナーからも驚きの声が上がっていました。

 まだ販売から間もないこのゲームですが、既に多くのVtuberがプレイ。ホロライブだけでなく、にじさんじ、ななしいんくなどからも、続々と配信者が表れています。

 性格診断と言えば、「はい」や「いいえ」だったり5段階から選択肢を選んでいくものが一般的。その結果を比較や考察することは楽しいですが、結果が出るまでの過程はあまり映えるものではありません。

 対して、「Refind Self」はあくまでもゲーム実況という形を取りながら、そのプレイに性格が表れ、結果が出るまでの過程も一緒に楽しむことが出来ます。

ある場所に辿り着くと始まるミニゲームの防衛戦。定期的に3種類の選択肢が表れるため、その時々で必要な強化を選びながら戦いを進めていく。
1対1でのエンカウントバトルが発生することも。コマンドは3種類とシンプルながら、敵のダメージが面白い変化を見せるため、その時々でどのような行動を取るかにも性格が見えるだろう。

 さらにはそれぞれの結果のIDを利用することで、自分と配信者とのシンクロ率なども比較することが可能。今後もリスナーと楽しめる性格診断として、Refind Selfは配信者の間で広まっていくのではないでしょうか。

ゲーム内で確認できるIDを使えば、行動のシンクロ率を確認することも出来る。自分側のIDも変更できるため、配信で見た人同士を比較してみるといったことも可能だ。