【特別企画】
新技が増えてバトロワ仕様に! 「F-ZERO 99」をさっそくプレイしてみた
キャプテンファルコンもこっそり参戦。機体カスタムなどやりこみ要素も充実
2023年9月15日 15:22
- 【F-ZERO 99】
- 9月15日 配信開始
- 価格:無料(Nintendo Switch Online加入者限定)
任天堂は、Nintendo Switch Online加入者向けタイトル「F-ZERO 99」を9月15日に配信開始した。価格は無料(Nintendo Switch Online加入者限定)。
本作は、1990年に任天堂が発売したスーパーファミコン用レースのリブート版で、99人の他のプレーヤーと対戦できるバトルロワイアルレースゲームとなっている。9月14日に実施された配信イベント「Nintendo Direct」にて突如として発表され、その後すぐに配信開始となったのでさっそくダウンロード。本稿ではチュートリアルから全モード開放までのプレイレポートをお届けする。
チュートリアルが充実。予備知識無しの「F-ZERO」初心者でもすぐに遊べる
ゲームをスタートするとまずはチュートリアルが進行する。チュートリアルでは基本的な操作方法について学ぶことができる。実際にプレイしながら親切な説明が表示されるので、画面の案内に従って進めていけば操作についてはすぐに覚えることができるだろう。
本作の基本操作は主にハンドル操作、ターボ、アクセル、重心移動の4つ。この中で特に重要となってくるのがターボの使い方。アクセル中にAボタンを押すとターボを使用でき、一気に加速することが可能。ただし、ターボ発動時にはマシンの耐久度を消費してしまう。耐久度が低くなった状態で他のプレーヤーや壁などに激突するとクラッシュアウトしてしまい、ゲームオーバーとなってしまうので注意が必要だ。
チュートリアルはクラッシュアウトさえせずに安全運転を心がけていけばクリアできるので、マシンの耐久度に注意しながら、まずはここで基本操作をしっかり学んでおこう。
「F-ZERO」経験者であれば基本操作については問題ないと思うが、本作では新要素も追加されているのでしっかり確認しておこう。マシン同士がぶつかったりすると「スーパースパーク」が発生し、金色の玉が出現。これを集めてメーターをためることで、コース上空をハイスピードで通過できる「スカイウェイ」を走ることができる。
最大99人の他のプレーヤーとの対戦時は他のマシンがガンガンぶつかりまくるので、「スーパースパーク」をうまく集めてここぞという時に「スカイウェイ」を利用することができればバトルを有利に進めることができそうだ。
多人数でのレースは過酷なサバイバル。マシンの耐久度に要注意
1人プレイでのチュートリアルが終わると、次は25人のCPU戦に進む。ここでは基本操作のほかに、いかに他のマシンを避けていくかなど、ちょっとしたテクニックも必要となってくる。また、他のマシンがたくさん側にいる状態ではターボの使い所もより重要に。何も考えずにガンガン進んでいるとあっという間にクラッシュアウトしてしまう。
混戦時にはZL+ZRを押すと発動できるスピンアタックで他のマシンをはじき飛ばすこともできるので、こういった小技もここで身に付けておきたい。
25人戦でクラッシュアウトせずに完走することができれば、次はCPU50人戦となる「F-ZERO 50」がオープン。ここからは「SAFE RANK」と呼ばれるシステムにより、1周ごとに一定の順位以下となってしまった場合は失格となってしまう。「F-ZERO 50」では最終ラップを35以内でゴールすることがクリア条件だ。
ついに本作タイトルでもある本命レース「F-ZERO 99」がオープン。レースの基本的な内容は「F-ZERO 50」と変わりはないが、「F-ZERO 99」ではグレードと呼ばれるランクが設定されており、自分のグレードと近い4名のプレーヤーがライバルに選ばれる。ライバルよりも高い順位でゴールすることで自分のグレードを上げることができるので、1位を目指すことはもちろんだが、まずはこのライバルに勝利することを意識してレースに挑んでいくことがこのゲームでは重要となりそうだ。
なお、「F-ZERO 99」のCPU戦プレイ中、ライバルとして「F-ZERO」シリーズの主人公「キャプテン・ファルコン」が参戦しているのを確認できたので、本作をプレイした際にはこうした演出にも注目してほしい。
マシンのカスタマイズやパーツのコレクション。グランプリでのランキング入賞などやりこみ要素が満載
「F-ZERO 99」でのCPUとの対戦を終えると、全てのモードが開放される。他のプレーヤーとの対戦のほか、時間限定で開催されるイベントや、「F-ZERO 99」のレース報酬で獲得できるチケットでミニグランプリへの参加も可能。また、レースで条件を満たすことで集められるパーツでマシンのカスタマイズなども行なうことができ、やりこみ要素もかなり充実している。
また、練習モードも用意されており、好きなコースを自由にプレイ可能。各レースの記録が確認できるレコードモードもあるので、新たな記録を目指してプレイしてみるのもいいかもしれない。
筆者は「F-ZERO」未経験だが、チュートリアルを進めていくだけですぐに操作に慣れることができたので、あまり構えずに気軽にプレイにしてみてほしい。また、任天堂から「F-ZERO 99」のレースの前に知っておきたい基本テクニックとコースのポイントを紹介するページが公開されており、ロケットスタートやコーナリングといった基本テクニックを確認できるので、こちらも参考にしてみてはいかがだろうか。
□「F-ZERO 99」レースの前に知っておきたい基本テクニックとコースのポイントをご紹介
(C) Nintendo