【特別企画】

「Marvel's Spider-Man 2」シンビオートの暴力的なパワーに酔いしれる! 先行プレイレポート

【Marvel's Spider-Man 2】

10月20日 発売予定

価格:
通常版 8,980円
デジタルデラックスエディション 9,980円
コレクターズエディション 31,980円

  “親愛なる隣人”となり、ニューヨークを飛び回ることができる「Marvel's Spider-Man」シリーズ。「ラチェット&クランク」などで知られるInsomniac Gamesが開発する本シリーズは、シリーズ3作目となるプレイステーション 5用アクションアドベンチャーゲーム「Marvel's Spider-Man 2」が10月20日に発売される。

 今作では、ピーター・パーカーとマイルズ・モラレスの2人のスパイダーマンを切り替えながら操作し、同名タイトルの映画公開が控えている冷酷な狩人「クレイブン・ザ・ハンター」やトカゲ人間「リザード」、そして寄生体「シンビオート」と「ヴェノム」といったのヴィランとの戦いが楽しめる。

 また、ニューヨークを滑空して移動する「ウェブ・ウィング」や敵の攻撃を弾いて反撃する「パリィ」、シンビオートによるド派手な必殺技といったアクションなどの新要素が追加。前作「Marvel's Spider-Man: Miles Morales」および「Marvel's Spider-Man: Miles Morales」より正当進化を遂げた印象だ。

 今回、アメリカ・ロサンゼルスにて開催されたプレビューイベントに参加してきた。そこでプレビュー用の試遊ビルドをプレイできたので、そのレポートをお届けしよう。

【『Marvel's Spider-Man 2』 日本版特別トレーラー】
【イベント会場】
イベント会場にはスパイダーマンの等身大フィギュアのほか、シンビオートや研究所など今作のヴィランにまつわるスポットが再現されていた

空中散歩がさらに爽快に! 新アクション「ウェブ・ウィング」で疾走感UP

 本シリーズの最大の特徴が、ニューヨークを「ウェブ・スイング」で飛び回る移動アクションだ。高建物などの高い場所に粘着性の糸をくっつけ、ブランコのように移動を繰り返すウェブ・スイングは、スパイダーマンのアイコニックな移動方法。これまでの「Marvel's Spider-Man」ではR2でウェブ・スイング、×ボタンで自由な方向へウェブ・ジップで加速するのが基本操作であったが、今作からはそこに「ウェブ・ウィング」が追加された。

【ウェブ・ウィング】

 ウェブ・ウィングは、空中で△ボタンを押すことでムササビのように滑空できる新アクションだ。ウェブ・ウィングは爽快感を意識してつくられた新たな移動手段となっており、建物の背が低い地帯や公園、川といったウェブ・スイングを使いにくい場所で役立つアクションとなっている。

 プレイした範囲ではウェブ・ウィングでなければ移動できないような場所はなく、実際のところ従来のアクションだけでも目的地へ到着することは可能ではあった。しかし、すでにスパイダーマンらしさが全開だったこれまでの移動アクションに、ビルの間をウィングですり抜ける疾走感が加わり、さらに爽快感のある移動が可能となっていた。場所によってスイングを使うか、ジップを使うか、ウィングで飛ぶかを瞬時に判断しながら移動すれば、“移動する”というだけなのに楽しい。

多彩な移動アクションを使いこなして移動していく

 さらに、風が吹いている場所をウェブ・ウィングで通れば加速するギミックや、高速で飛んでいる鳥型のドローンをウェブ・ウィングで追いかけるミッションなど、ウェブ・ウィングを使ったコンテンツも用意されている。単なる移動手段としてだけでなく、アクションとして楽しめる新要素となっていた。

マップのサイズは前作の約2倍。新たなスポットも用意され、新アクションとともに探索を楽しめる

パリィで戦闘がよりスピーディに。シンビオートの暴力的パワーも

 今作は移動アクションだけでなく、戦闘アクションにももちろん新要素が用意されている。その中のひとつが「パリィ」だ。パリィは、敵の攻撃を受け流し、そのまま反撃するという新アクション。本シリーズは敵の種類が多く、多彩な敵の攻撃を対処するもう1つの手段としてパリィが搭載された。

 パリィの発動タイミングはそこそこシビア。敵が攻撃を仕掛ける瞬間、赤い円が出たタイミングでL1ボタンを押すことで、攻撃を無効化しつつ反撃することが可能だ。赤い円が表示されるのは一瞬で、初見の攻撃をいきなりパリィするのは難しいだろう。しかし、「赤い円がでればL1ボタン」を意識しておくだけで、慣れれば次々とパリィを決められるようになっていく。パリィを決めた時の気持ちよさは確かで、パリィして追撃し、その追撃中に別の敵からの攻撃され、それをまたパリィして追撃し、とパリィを連続で決められるスピーディかつ爽快感のある戦闘を楽しめる。

 ただし、銃などの遠距離攻撃や、青い円が表示される攻撃ではパリィが使えない。そういうときは従来通りドッジで回避するのが基本になる。試遊ではリザード戦をプレイできたが、このリザードがパリィ可能な攻撃と不可能な攻撃を織り交ぜてくる曲者だった。ほとんどの攻撃はドッジで回避できるので、リザード戦に限らずドッジが安全な行動ではあるが、この攻撃はドッジ、この攻撃はパリィと使い分けられたときが気持ちがいい。

 もちろんドッジにはドッジの気持ちよさが残されている。ドッジメインで軽快に戦うか、パリィメインでパワーを押し付けるか。ガジェットや必殺技も多様で、プレイスタイルに幅が出るようになった。

 また今作では、ピーターの戦闘でシンビオートを使った攻撃を多用できる。全身からシンビオートをトゲのように出し、周囲360度を攻撃するシンビオート・ブラストをはじめ、極太のシンビオートで敵を壁に叩きつける攻撃、複数の敵をシンビオートで拘束し床に叩きつける攻撃など、禍々しくもカッコいい必殺技が用意されている。

 この「シンビオート」が今作の1つのキーとなっていそうだが、開発ではシンビオートらしさを表現するにあたり、“ゲームでしかできない体験”を意識したそうだ。シンビオートをつかうブラックスーツを着ることで、ピーターの戦闘での性能だけでなく、性格も暴力的なものが増えていく。言ってしまえばパワーアップした状態になっているのだが、このままブラックスーツを使い続けるか、それとも手放すかという葛藤、誘惑をプレイヤーにも体験してほしいそうだ。

シンビオートを使った必殺技の数々。戦闘面では頼りになるが、徐々に攻撃的な言動が増えていくピーターが心配になる

 ピーターとマイルズそれぞれのストーリーを楽しめる今作。今回の試遊ではストーリー部分の末端しか体験できなかったが、シンビオートに毒されて徐々に攻撃的な性格になっていくピーターや、スパイダーマンとして、1人の人間として今後の人生をどう歩んでいくか悩んでいるマイルズなど気になる要素が多い。また今回、ムービーシーンで「クレイブン・ザ・ハンター」、ボス戦として「リザード」が登場したが、「ヴェノム」の姿がまだなかった。ピーターがシンビオートを操るアクションシーンは多かったが、ヴェノムはどう登場し、どのように対決することになるか非常に楽しみだ。

リザード
クレイブン・ザ・ハンター
ヴェノム