【特別企画】
カートリッジの色も徹底再現! TGSで行なわれたセガ・奥成氏による「メガドラタワーミニZERO」開封の儀
2021年10月3日 00:30
- 【メガドラタワーミニZERO】
- 10月21日 発売予定
- 価格:4,950円(税込)
セガは10月2日、「セガ・アトラスTGS2021オンライン」を配信し、「メガドラタワーミニZERO」の開梱風景を公開した。
「メガドラタワーミニZERO」は、2018年に発売された「メガドライブミニ」の本体と組み合わせて使用する専用アクセサリーセットで、「メガアダプタミニ」と「マスターシステムカートリッジミニ」、「マイカードマークIIIミニ」が同梱されている。カートリッジやカードで実際にゲームをプレイすることはできないものの、メガドラミニをパワーアップさせるノスタルジックなアイテムとなっている。
番組ではセガの奥成洋輔氏が製品版の「メガドラタワーミニZERO」を開封し、パッケージやブリスターに収められた各アイテムの姿を公開した。開封中のトークによれば、製品化にあたり奥成氏が特にこだわったのがカートリッジの色味と”端子”。当時のカートリッジのクリーム色を再現するためプラスチックの配分調整まで行なったという裏話が語られたほか、コストアップの懸念を押し切ってでも「いやこれは大事だから」と開発初期には搭載されていなかった接続端子も追加で再現したという。また、「メガドラタワーミニ」に同梱された「スーパー32X」よりも「メガアダプタ」のほうが旧い製品のため、これを含む本アクセサリーキットの名がひとつ遡って「メガドラタワーミニ”ZERO”」となったことも明かされた。
ちなみに本製品は「メガドラミニ」用となり、「Sega Genesis Mini」には対応しない。具体的には「メガアダプタミニ」が「Sega Genesis Mini」に刺さらないということになるが、これはそもそもモチーフとなった「メガドライブ」と「GENESIS」のカートリッジ形状が異なるため。当然「メガアダプタミニ」を両方刺さる形にすることもできたが、奥成氏いわくここは再現度を優先した結果だという。
なお、「マスターシステムカートリッジミニ」と「マイカードマークIIIミニ」は純粋なアクセサリーとなるため、「メガドラミニ」に装着してもゲーム自体を遊べるわけではないが、12のタイトルラインナップは「LOST JUDGMENT:裁かれざる記憶」のゲーム内で遊べるタイトルと同一となる。「LOST JUDGMENT:裁かれざる記憶」において8タイトルはゲーム内で集めることでプレイできるようになっていくが、「ファンタジーゾーンII オパオパの涙」、「エイリアンシンドローム」、「SDI」、「ダライアスII」は有料DLC「探偵ライフ充実パック」を購入することですぐに遊べるようになる。
中でも「ダライアスII」はそもそもセガではなくタイトーのタイトルであり「タイトーさんのご厚意で収録できた(奥成氏)」とのこと。さらに「ダライアスII」は当時ヨーロッパのみで販売されており、日本版は「LOST JUDGMENT:裁かれざる記憶」収録のためにヨーロッパ版を改造。加えて当時存在しなかったカートリッジデザインは「マスターシステムカートリッジミニ」のために新規でデザインが行なわれたのだという。
番組の最後に、奥成氏は「今後もセガのクラシックIPを使ったいろいろなものを作っていきたい」と今後の展開についても意欲を見せた。また新たな「~ミニ」が続くのか、たまた意外なアクセサリーが飛び出るのか、今後の展開を楽しみにしたい。
※『メガドライブミニ』は付属しません。
※画像は開発中のものです。
※本商品でゲームをプレイすることはできません。
※本商品には『メガドラタワーミニ』収録のパーツは含まれていません。
※『メガドライブミニ』で「マスターシステム」のゲームを遊ぶことはできません。
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