【特別企画】

機動性に富んだ新スタイル「ニンジャ」登場! 「FFVII THE FIRST SOLDIER」先行体験レポート

コントローラー対応など新要素も追加

【FINAL FANTASY VII THE FIRST SOLDIER】

2021年 配信予定

基本プレイ無料(アイテム課金制)

 スクウェア・エニックスより、2021年配信予定のAndroid/iOS用バトルロイヤルゲーム「FINAL FANTASY VII THE FIRST SOLDIER」。今年の6月にクローズドβテスト(CBT)が開催されて以来、新たな情報がなくヤキモキしていた人も多いだろう。実は、CBT終了からこの3カ月間で開発陣が取り組んで来たのは、ユーザーからのフィードバックを反映したアップデートだ。

 今回、「東京ゲームショウ2021 オンライン」の開催に合わせて、新要素や新たに公開された新スタイル(ジョブ)の先行体験会が開催された。本稿では、その体験会で判明した情報を中心に、プレイレポートをお伝えしていく。

【『FINAL FANTASY VII THE FIRST SOLDIER』ティザートレーラー】

機動力を活かしたトリッキーなプレイが楽しめる新スタイル「ニンジャ」が追加

 まず、「FINAL FANTASY VII THE FIRST SOLDIER」を知らない人のために、少しだけゲーム内容を紹介しておこう。

 本作は、「ファイナルファンタジーVII」(以下、FFVII)本編の約20年前を舞台にしたタイトル。約30年前に軍事力を強化しようと考えた新羅カンパニーが、ソルジャーと呼ばれる強化兵士部隊を組織しようとしていたところから10年ほど経った時点が描かれている。

 ゲームとしては3人称視点のバトロワ系ゲームなのだが、フィールド上にはプレーヤーだけでなく、モンスターが闊歩しているなど、RPGである「FF」らしい要素がいくつも盛り込まれている。加えて、銃による攻撃のほかにも、剣で斬り合う近接攻撃や、マテリアを使用した魔法、召喚魔法といった、「FFVII」らしさを感じる要素も盛り込まれているというのが特徴だ。

基本的なバトロワ系ゲーム同様、時間と共に安全地帯が縮小していく。最後のひとりまはた1チームに生き残ることができれば勝利だ
「FFVII」らしく召喚魔法も登場する

 6月のCBTでは、ウォリアーとソーサラー、モンク、レンジャーの4つのスタイルがプレイ可能だった。その中に、新たに加わることになったのがニンジャである。

 ウォリアーは近距離攻撃、ソーサラーは遠距離による魔法攻撃というように、本作ではスタイルごとに異なる性格付けがされている。ニンジャの場合は、機動性に富んでいるというのが特徴だ。

 まず、ニンジャが持つ他のスタイルにない特徴のひとつが、2段ジャンプ(軽業)ができるようになっているところだ。これにより、マテリアなどを使わなくても、高台への移動が楽に行なえる。また、敵からHPダメージを受けたときに、移動速度が一定時間上昇するスキルも持っている。

こちらがニンジャの能力一覧だ
新たに追加されたニンジャの登場で、さらにプレイの幅が広がっていきそうだ

 攻撃面では、近接攻撃を2回した後に手裏剣を投げるというアクションを持っている。この手裏剣は範囲攻撃になっており、周りにいる複数の敵にダメージを与えられる。しかし、足を止めた攻撃になっているので、狙われやすいという弱点もある。

比較的近接でも強いニンジャ

 ニンジャは、その名の通り忍の者だ。そこで用意さている特殊能力のアビリティが「かくれる」である。このアビリティを発動すると、姿が透明になり他プレーヤーから身を隠すことができる。ただし、まったく見えなくなるというわけではなく、ぼんやりと火の玉のようなものが見えているといった感じだ。1対1では「かくれる」だけでは敵を翻弄するのは難しいが、乱戦状態になっているときは視認するのがかなり難しいだろう。

 また、「かくれる」を使用するとモンスターのヘイトを切ることもできる。この特性を活用し、他プレーヤーが戦っているところに強いモンスターを誘い出して、自らは「かくれる」で逃げるといった、漁夫の利的な戦術にも使える。

 「かくれる」自体は、クールダウンが終わるとゲーム中に何度でも発動することができる。また、レベルを上げることで、「かくれる」の効果時間が延びていく。ただし、「かくれる」発動中は攻撃することができず、任意のタイミングで効果を切ることもできない。どのタイミングで「かくれる」を使うかということも、戦術的に重要となりそうだ。

こちらがアビリティの「かくれる」を使用したところ。相手からは、うっすらと緑色の炎のようなものが見える状態になる

フィードバックを反映! CBTからのアップデート

 6月に行なわれたCBTで、ユーザーから届いた声を反映させたアップデートも多数追加されている。その中のひとつが、コントローラーの対応だ。正確にはコンシューマーゲーム機で遊びたいという意見だったそうだが、コントローラーに対応することである程度その声に応えた形になっている。

 実は今回の先行体験は、iPhoneの映像をディスプレイに出力して、それをコントローラーで操作するという形で行なわれた。気になるのはその操作感だと思うが、プレイ中はコンシューマーゲームを遊んでいるのと遜色なく、入力遅延などもまったく感じられなかった。ボタン配置も一般的なゲームに合わせられており、コントローラーでの操作に慣れてしまうとスマートフォンだけでプレイするのは辛く感じるかもしれない。

 なお、コントローラー自体は、一般的なゲーム機で使われているものが利用できるとのこと。具体的な情報はリリース後に公式サイトなどで確認してほしい。

コントローラーでも快適にプレイできるようになったのはありがたいところだ

 バトル面では、ウォリアーから近接攻撃を食らってしまうと、なかなか逃げることができないという意見があったため、ドッジロールが追加された。ドッジロールはしゃがみボタンを2回連続で押すと発動できるアクション。相手の近接攻撃をドッジロールですり抜けて、カウンターで攻撃をするといった戦術が可能になる。

 また、モンスターを倒すと、特定のスキンと交換できるデータチップが入手できるようになった。同じくスキンと交換できる要素「シークレットボックス」とあわせて、ゲームで勝つだけではない楽しみ方ができるようになっている。

 さらに、今回の先行体験では見つけることができなかったが、「FINAL FANTASY VII REMAKE」に登場した「コルネオの宝物庫」もフィールドに追加された。こちらは鍵を手に入れて宝物庫が開けられるといったものだが、どんなお宝が手に入るのか気になるところだ。

シークレットボックスを探したり、データチップを集めたりすることで、新たなスキンなどが手に入る

 ほかにも、日本のユーザーからは、チュートリアルをしっかりプレイさせてほしいという要望があった。そこで、基本的な操作方法を学ぶ基礎チュートリアルと、本作のゲームルールを学ぶ要素チュートリアルが盛り込まれている。

 ゲームを始めて最初に体験するのが、基礎チュートリアルだ。こちらでは、キャラクターの動かし方から銃の撃ち方、マテリアの使用など基礎的な操作方法を学んでいく。その後、要素チュートリアルがスタートする。

 本作は一般的なバトロワ系ゲームとは異なり、街の外にはモンスターがうろついていたり、それを倒すことでレベルアップするといった+αの要素が多く盛り込まれている。そうした基本ルールを学んでいくために、あえて基礎とは異なる要素チュートリアルが用意されているというわけである。

基礎チュートリアルでは、基本的な操作方法を学んでいく
このゲーム独特のルールを学ぶのが、要素チュートリアルである

 また海外のユーザーから要望を受けて追加されたのがトレーニングモードだ。トレーニングモードでは、ゲーム内に登場する武器やマテリアルなどの効果、能力などをチェックできる。

 さらに、バトロワ経験者や海外のユーザーからは、特定の銃が強すぎるという意見があったため、抜本的な調整が行なわれている。たとえば、弾数が多くて威力も高いが狙いがブレやすいなど、武器のいい面だけでなく、全体的にバランスが取られている。

銃器類もバランス調整。より公平にプレイが楽しめるようになった
トレーニングモードでは、ゲーム中に登場する様々な武器やマテリアなどの性能や効果を試すことができる

 バトロワ好きはもちろんのこと、「ファイナルファンタジーVII」のファンも楽しめるように、様々な要素が盛り込まれたのが、この「FINAL FANTASY VII THE FIRST SOLDIER」だ。今後も新たな要素が追加されていくだけではなく、大会なども開催される予定だという。正確なリリース日はまだ明らかになっていないが、今後の続報にも注目したい。