【特別企画】

“自称リーダー”としてチームを率いる! 「Marvel's Gardians of the Galaxy」ゲームプレイデモを公開

ストーリー変化に好感度まで! 注目点を一挙紹介

10月26日 発売予定

価格:
通常版(デジタル) : 8,800円(税込)

 スクウェア・エニックスより、マーベルゲーム最新作「Marvel's Gardians of the Galaxy」が発表された。発売予定日は10月26日で、PC版は10月27日。対応プラットフォームはプレイステーション5/4/Xbox Series X|S/Xbox One/PC。日本での価格は通常版がパッケージ、デジタルどちらとも8,800円(税込)、デジタルデラックス版が9,900円(税込)となっている。

 「Marvel's Gardians of the Galaxy」は、マーベルヒーローにおけるはぐれものチーム「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」をテーマとしたタイトル。開発はEidos- Montrealが担当する。

 発表は、スクウェア・エニックスによるデジタル配信番組「SQUARE ENIX PRESENTS SUMMER SHOWCASE」内で行なわれた。本稿では明らかにされたゲームプレイ部分の注目点を追っていきたい。

【Marvel’s Guardians of the Galaxy | Gameplay First Look】

操作するのは自称リーダー、スター・ロード

 プレーヤーが操作するのは、スター・ロードことピーター・クイル。「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」といえばアライグマ姿のロケット、木の姿をしたグルートなど個性際立つキャラクターが揃っているが、本作では会話シーンからアクションシーンに至るまで、全編を通してスター・ロードとしてプレイすることになる。

 たとえば会話シーンでは、ピーターとして何を発言するかの選択肢が登場することがある。(いつものように)口論になっているメンバーに割って入ることもできるし、その選択によってストーリーの進行に影響するような重大な決断を迫られることもある。

 プレイデモでは、「資金稼ぎのため、助け出す前提でロケットかグルートを売る」という作戦が描かれている。このときロケットを売るか、グルートを売るかはプレーヤーの会話選択によって決まる。チームを率いる立場として、荒くれメンバーをまとめていく体験が味わえるようだ。

80年代ロック満載か! 指示出し戦闘アクション

 敵との戦闘では、スター・ロードは自ら戦いながら他のメンバーに指示を出すことができる。

 感覚としては、「FINAL FANTASY VII REMAKE」での戦闘アクションに近い。ターゲットを決め、指示を出すメンバーを決め、技を選択する。メンバーによってスキルも複数あり、それらを連携させることで戦闘を派手に、有利に進められる。

 また戦闘が終わると経験値が入る演出もある。経験値を得て、アビリティを開放し、戦闘をさらに優位に進めていくようなゲームサイクルとなるようだ。

 さらに、全員で一致団結する「Huddle」という必殺技の演出が特徴的だ。ピーターがカセットプレーヤーを掲げるカットシーンも入る「Huddle」では、発動するとメンバー全員がピンク色に輝きだし、さらにBGMとしてジョーン・ジェットの「バッド・レピュテーション」が流れ出す。1980年代のご機嫌ロックンロールに合わせて、戦闘のクライマックスをプレイできる。

 BGMに関して言うと、ボニー・タイラーの「ヒーロー」なども流れていた。ほかにもKISS、アイアン・メイデン、ワム!、ブロンディ、パット・ベネターなどの名曲もある。これらの楽曲はただ収録されているわけではなく、アクションなどのプレイ体験とセットで重要な役割を果たすそうだ。

ギャグだけじゃない会話の楽しさ

 今回明かされたプレイデモはほんの一部分のようだが、それでもメンバー同士の会話は冗談や皮肉がふんだんに散りばめられた、聞いてるだけで楽しいようなものになっている。

 スター・ロードはリーダーだが自称程度なので求心力はないし、ガモーラは強いし、ロケットはキレまくりだし、ドラックスはズレているし、グルートは「I am Groot」しか喋らない。テンション高めで常にゲラゲラ笑っているような彼らであるから、プレイもきっと楽しいものになりそうな予感がする。

 もうひとつ注目したいのが、スター・ロードの選択によってメンバーからの好感度が変わるようなシステムがありそう、ということだ。

 プレイデモ内では、渡れないほどの大きな溝が目の前に現われるシーンがあった。反対側の崖には橋をかけられる制御装置がある、というもので、ドラックスはそれを知ってロケットを崖の向こう側に投げ飛ばそうとしている。

 プレーヤーが選択するのは、ドラックスに賛同するか、彼を止めるか。今回のプレイではドラックスに賛同し、嫌がる言葉もむなしく、ロケットはかわいそうにピューンと飛んで遠くの地面に激突することになった。

 結果として橋はかかったが、当然ロケットはブチギレ。会話内容としてもキレているし、画面上にはステータス変化を知らせるようなダイアログとして「ロケットは怒った」との表記が登場。あまりに気を遣わない対応を取っていると、後で痛いしっぺ返しが来るかも知れない。ここも、リーダーとしてどうチームを率いていくかのポイントになるようだ。

 まだまだ気になる内容も多いが、小さないざこざから発展し、最終的には銀河の危機を救う大スケールへと発展していくという。今後の情報公開をぜひ、楽しみにしたい。