【特集】
【夏休み特集】「ティアキン」自由研究! 「ボコブリン」の生態を観察してみたら表情豊かで意外と人間臭い一面も
2023年8月16日 00:00
- 【ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム】
- 5月12日 発売
- 価格:
- 7,920円(パッケージ版)
- 7,900円(ダウンロード版)
- 14,520円(Collector's Edition)
Nintendo Switch「ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム」において、ハイラル平原から雪山・火山、さらには地底とあらゆる場所でリンクに襲い掛かり、序盤から終盤まで行く手を阻んでくるマモノ「ボコブリン」。本作において最も目にするマモノの1種だが、街道沿いを徘徊していたり、大規模な拠点を構えていたりと様々な形でリンクを待ち受けている。
そんなボコブリンだが、実はかなり表情が豊かで人間臭い部分も少なくない。また、あるイベントでは航海術を身に着けており、船で海に繰り出せることが判明するなど、他のマモノと比べてもまだまだ知られざる面が多いキャラクターだ。
今回は「夏休み」にちなんだ自由研究企画ということで、そんなボコブリンをじっくり観察してみることにした!
まずは遠くから観察。泣いたり踊ったり表情豊か
まずは遠くからボコブリンの拠点をじっくりと観察してみる。ご存じの通り、拠点を構えているボコブリンには役割があるようで、見張り役や巡回役が決まっている。特に役割のないボコブリンは、仲間と談笑したり、一緒に踊ったりと楽しく過ごしているようだ。
ボコブリンの食事は肉や果物。巨大なケモノ肉を焼いていたり、焚火の近くには果物がある。平原ではイノシシなどの野生動物を狩る様子も見られるので、狩猟採集の生活を送っているのだろう。また、旅人を襲っていることもあるので略奪も行なっていると思われる。マモノらしく荒々しいライフスタイルだ。
一方、ボコブリンは夜10時になると眠り、朝4時に起きるという健康的な生活を送っている。ただし、特に役割を交代する様子はないので、見張り役はずっと働き詰め。きっとリンクが見ていないときに見張りを交代したり、眠ったりしていると信じたいが、そうでなければ結構なブラック体制だ。
拠点外にいるボコブリンは狩りや旅人を襲うだけでなく、ゴーレムとも縄張り争いを繰り広げるほど中々に好戦的。だが、彼らはハチが怖いようで、ハチの巣から出てきたハチには反撃せずに逃げ回るし、刺されてダメージを受けることも。武装したリンクには堂々と立ち向かってくる割に、ハチは苦手なようだ。
ボコブリンは表情も豊かで、雷に驚いてあたふたしたり、雨や雪が降り始めると空を見上げたりと天候に合わせて細かい反応を見せてくれる。天気が悪いとテンションが下がるのか、踊る個体の割合が減るように見える。逆に日が射すと踊りだすので天候によって彼らの気分も変わるのではないだろうか。
他にも戦闘では吹っ飛ばされると悔しそうにしたり、こちらを威嚇してくるのだが、時には悲しむ姿を見ることもできる。ボスボコブリンの後ろに隊列を組み、フィールドを巡回しているタイプのボコブリンは、彼らに気付かれないようにボスボコブリンを倒したり、古代の刃で消してしまうとボスボコブリンがいないか当たりを見まわしたり、泣くような動きを見せてくれる。「ボコブリンの目にも涙」とでもいったところだろう。
近くから観察。一緒に記念撮影も
遠くから眺めるだけでなく、近づいて交流を深めてみる。「ボコブリンマスク」や「ムジュラの仮面」があれば敵対せずに近づくことが可能。どんなに近づいてもこちらから危害を加えなければ攻撃されないが、チュチュなどの一部の敵には効果がなくこちらを襲ってくる。その場合、周囲のボコブリンも敵対してしまうので注意が必要だ。
ボコブリンマスクを装備してボコブリンに近づくと、ボコブリンはこちらに接近してきて匂いを嗅いだり、喋りかけるような動作をする。一緒に踊ったりすることはできないが、記念撮影なら可能だ。
ボコブリンの目の前に食べ物を置いてみると、すぐさま飛びついて食べてしまう。普段の食生活と同じく、肉や魚、きのこは食べるが、野菜やハチミツには見向きもしない。それどころか、勢いよく肉に飛びつくため野菜は吹っ飛ばされてしまうほどだ。肉好きは相当なものらしく、置いてある肉を凍らせても一口で食べてしまうほどだ。
また、他のNPCと同じようにウルトラハンドで周囲の物をもって近づけると走って逃げだす。火龍の頭などを起動させて置いてみても驚いて距離を取るのだが、タイマー爆弾を起動させても微動だにせず、そのまま爆発に巻き込まれてしまう。
また、武器をボコブリンのそばに置くことでその武器を装備させることが可能。マスターソードは置けないため装備はさせられないが、威力の高いスクラビルド武器やハイラルの盾を持ったボコブリンを作ることが可能だ。強敵との勝負に挑みたいなら試してみるといいだろう。
今回は夏の自由研究企画としてボコブリンの生態を観察してみたが、表情や反応が豊かで人間臭い部分も多いことが分かった。短い時間での観察だったので、他にも様々な表情を見せてくれるはず。読者の皆様もボコブリンや他のマモノを観察してみてはいかがだろうか。ただし、愛着が湧きすぎて戦い辛くならないようにご注意を。
(C)Nintendo