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「3D サンダーブレード」8月20日に配信!
「セガ 3D復刻プロジェクト」第13弾は、ついにあのヘリSTGが登場!
(2014/8/8 10:24)
セガは、ニンテンドー3DS「3D サンダーブレード」を8月20日に配信する。価格は926円 (税別)。CEROレーティングはA(全年齢対象)。
「セガ3D復刻プロジェクト」の第2期第5弾(通算第13弾)のタイトルは、ついに「サンダーブレード」となった。「サンダーブレード」は1987年に業務用の大型体感ゲームの第7作目として登場したシューティングゲーム。ヘリコプターならではの空を飛ぶ飛行感覚を、トップビュー(空から地面を見下ろす視点)とバックビュー(ヘリの後方からの視点)の2つのパートで表現していた点が最大の特徴。これを「3D サンダーブレード」では3D立体視に対応させることで、ヘリコプターならではの浮遊感を感じられる仕上がりとなっている。画面設定でワイド画面にも対応。
また、同プロジェクトではおなじみの操縦桿を軸とした手動ギミックが仕込まれた筐体の動きを、3DSのジャイロセンサーで操作できるよう再現(回転/傾きの2種から選べる)。拡張スライドパッドにも対応している。
加えて、アーケード筐体の雰囲気を再現した「ムービング筐体」ももちろん搭載。左右には筐体の外側に見える背景が再現され、筐体は3D立体視、画面は2Dという画面設定も可能。ワイド画面設定も搭載されている。もちろん、プレーヤーの動きに合わせてゲームセンターに置いてあった筐体から鳴っていたさまざまな音を再生する「環境音」も用意されている。
なお、ニンテンドーeショップにて、本作のプロモーションムービーが3D動画で配信されている。立体視の対応ぶりが気になる方はぜひ、ごらんいただきたい。
「3D サンダーブレード」ファーストインプレッション!
「セガ 3D復刻プロジェクト」のファンの方ならおなじみの「サンダーブレード」がついに……ということで、早速プレイさせていただける機会をいただきましたので、ここで簡単ですがインプレッションをお届けします。
上空からの視点と背後からの視点が交互に展開されるこのゲームですが、この画面と3D立体視が非常にしっくりきますね。「ギャラクシーフォースII」と比べるとさすがにオブジェクトの数が控えめですが、多数のスプライトの重ね合わせが見事に重なり合うことで、ビルの高さや奥行が実感できるようになってます。
それと、1面スタート時からしばらくは、地形や敵の攻撃に当たってもミスにならない設定など、初心者にも気軽に遊んでもらえるような親切設定が用意されているのがありがたいです。オリジナル版同様の設定も入っているので、地形と弾とに追い詰められるあの緊張感も十分楽しめますよ(笑)。
当然「ムービング筐体」(オリジナルは自分の力で動かすのですが便宜上その名称になってます)もあります。操縦桿の動きに合わせて左右に動くあのギミックはもちろん画面の動きに反映されて、懐かしさと「恥ずかしさ」(オリジナルを遊んだことのある人にはわかる感情ですよね)という思いが沸いてきます。「スーパーハングオン」以来の「ジャイロ操作」も立体視を切ってのプレイになりますが、筐体でプレイしたときの「動きのもどかしさ」が再現されていて、「あーもやもやするー!」って感じでプレイできます。
ニンテンドーeショップで3D動画が公開されているので(「新着情報」→「新着映像を見る」でごらんいただけます)、ぜひ1度見てみてください。インタビューでこれまで何度も名前が登場してきた「サンダーブレード」がどう再現されているのか? がわかる映像になっていると思います。
それから、恒例のインタビューですが、もちろん準備しています! 来週にはお届けできる予定ですので、そちらもお楽しみに!
(C)SEGA