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PS Vita「俺の屍を越えてゆけ2」。新職業「陰陽士」を紹介
そして封印されている神様についても一部明らかに
(2014/4/24 13:00)
ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンアジアはPlayStation Vita用RPG「俺の屍を越えてゆけ2」を7月17日に発売する。価格はパッケージ版が5,800円(税別)、ダウンロード版が4,800円(税別)。PS Vita用特製ポーチ、PS Vita用特製デザインステッカー、オリジナルストラップ、手ぬぐい型クリーナークロスが付属した「初回限定版」も同日、7,800円(税別)で発売される。
一族の想いを子から孫へとつないでゆく“世代交代”をテーマにした「俺の屍を越えてゆけ2」。「短命(たんめい)の呪い」と「種絶(しゅぜつ)の呪い」を掛けられし一族が、力を引き継ぎながら物語を進めていく。
発売日や価格なども発表され、徐々に真相に迫る情報も公開されてきた。今回は新職業となる「陰陽士」(おんみょうし)とその召還される式神、敵となって現われる神様や封印されている神様についてなどが明らかとなった。
職業紹介
「俺の屍を越えてゆけ2」に登場する基本8種類の職業の中から、「拳法家」と「大筒士」を紹介する。また、新職業として式神を召還できる「陰陽士」が加わった。
【拳法家】
前列では、連撃がさく裂。敵一列を飛ばして攻撃する飛び蹴りも威力がある。重たい防具は装備できないが、回避率は高い。
【大筒士】
大筒と呼ばれる大砲で敵を攻撃する。攻撃力が高い単発砲と、攻撃範囲が広い散弾砲を自在に使い分けることができる。軽防具しか装備できないのがウイークポイント。
【陰陽士】
主人公一族を助ける、夜鳥子(ヌエコ)の職業。さまざまな式神を召喚して戦う。ムカデの式神を鞭(むち)にして、敵前列か後列1体を叩いて攻撃する。
軽防具しか装備できないが、回避率は高い。
基本職業ごとに存在する奥義に代わり、陰陽士には強力な式神を召喚することができる力が備わっている。
戦闘中に召喚する式神によって効果はさまざまで、式神を体にまとい、数ターンの間、継続して効果を発揮するものや、召喚した時点で敵にダメージを与えるものなどがある。
・式神「潮丸」(うしおまる)
甲羅に髑髏(どくろ)が浮かび上がる巨大なシオマネキ。
召喚すると腕がハサミに変化し敵を攻撃できる。また硬い甲羅で敵の攻撃を防げる為、防御力が上がる。召喚の効果は数ターン継続する。
・式神「玉と虎」(たまととら)
炎と氷をまとった赤と青の唐獅子。
召喚すると2体の唐獅子が、炎と氷をまといながら敵の前列と後列を貫いて大ダメージを与える。
神様について
主人公一族が子を成す為には、神様との「交神の儀」(こうしんのぎ)が必要不可欠となっている。「交神の儀」の相手となる神様は数多く登場するが、最初から全ての神様を相手に選ぶことはできない。
地上には天界から降りて鬼となってしまった神様が数多く存在する。鬼となった神様の中には「鬼神」(おにがみ)と呼ばれる強力な存在となって、一族の前に敵として立ちふさがる者もいる。
討伐中に「鬼神」を倒したり鬼となった神様を解放することで、再び神様を天界に昇天させ、「交神の儀」の相手として選ぶことが可能となる。能力の高い神様との交神は、素質の高い子どもの誕生に大きく影響する。
地上に降りた神様を昇天させることは一族の強化に繋がる。
ゲームデザイナーの桝田省治氏は、「人気のある神様はだいたい登場します。そういった神様の声は聴きたいと思うから、だいたいが敵として登場します……」と先日の発表会での囲みでコメントしている。神様とのドラマは注目すべきポイントだろう。
【新規神様の紹介】
「俺の屍を越えてゆけ2」から登場する2柱の神様を紹介する。
・流れ夷三郎(ナガレイサブロウ)
「おぬしの水先案内をしてやろう」
・豹尾院雅羅(ヒョウビインガラ)
「どちらが主人か、まずはそこから」
遠征について
「俺の屍を越えてゆけ2」では、プレーヤーはゲーム中に街に投資することができる。いくつかの投資項目が用意されているため、プレーヤーの投資動向によって街は全く違った発展をしていく。発展の仕方によっては店で売っている品物にも変化がみられ、自分の街で売っていない武器や防具、アイテムが売っている場合もある。これら他のプレーヤーの街には、ネットワークに繋げることで遠征して行くことができる。
プレーヤーごとに様々な発展を遂げている他国では、遠征によってその国の施設を利用することができる。それだけでなく、他国にお金を払うことでその一族のキャラクターを自分の一族に迎え入れたり、出撃隊に雇ったりすることもでき、一族同士の親交、協力が楽しめる。
【結魂(けっこん)】
呪われた一族同士の魂を交わせ、新たな生命を誕生させる「結魂」(けっこん)。
神様との「交神の儀」とは異なり、お互いの一族の血脈が交わることで、相手の素質や容姿を受け継ぐ。同じ宿命に立ち向かう一族同士の間に生まれた子供は、思い入れがより強くなるだろう。
【養子】
一族に新たな血を加えるため、他国より養子を迎えることが可能。自国の一員となった養子は、「交神の儀」によって子孫を残すこともでき、他国の血を繋いでいくことができる。
他の一族と自分の一族キャラクター同士で子を成す、「結魂」とは違い、互いの国の血が交じり合うことは無い。自分の一族より能力の高い他国の一族を養子にして戦力アップを図るなど、自分の一族に足りない素質を補うために積極的に活用するといいだろう。
なお、他家の養子に迎えられても一族からそのキャラクターが消えることはない。
【傭兵】
他国の一族キャラクターを一時的に自国の出撃隊に入れることができる。討伐から戻ると傭兵もいなくなる。一族の世代交代が上手くいかず出撃隊が不足した際や、自国の戦力ではクリアが難しい討伐の際などに活用するといいだろう。
自分の一族にはない職業を試しに傭兵として使用し、気に入ったら養子に迎えるという活用方法も考えられる。
【慶弔報告】(けいちょうほうこく)
他の一族との親戚付き合いのような交流を図る手助けをしてくれるのが慶弔報告。
例えば自国から他国に養子にいったキャラクターが死んでしまった時や、そのキャラが子を成した場合などに、他国から慶弔報告が届く。その際に「花」を贈り、お悔やみしたり、お祝いすることもできる。
子供が生まれたら両家に報告するといった、現実世界のお付き合いに近い交流が可能。
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