スクウェア・エニックスは、現在開発中のPS3/Windows用MMORPG「ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア」の公式プロモーションサイトを更新し、最新情報を公開した。
今回公開されたのは、8体の「モンスター」、そしてゲーム内スクリーンショットを含めた「蛮神/蛮族」の情報。「モンスター」では「キマイラ」や「トラマ」、「ゴーレム」といったモンスター8体のビジュアルと紹介コメントが記載されている。
「蛮神/蛮族」では、「イフリート/アマルジャ族」、「ラムウ/シルフ族」といった、異形の神とそれを呼び降ろした民族について紹介されている。この中には、コンセプトアートのみでの公開されていた「サハギン族」のスクリーンショットも含まれている。
このほか、βテストフェーズ3より開放予定の都市「ウルハダ」、「リムサ・ロミンサ」に隣接したフィールドの最新スクリーンショットが公開されている。
蛮神/蛮族
エオルゼアには、多種多様な種族が暮らしている。その中でも「蛮神」と呼ばれる異形の神を呼び降ろした民を、「蛮族」と呼ぶ。「蛮神」は恐るべき力を持つうえ、1度倒したとしても何度でも甦るという不死性を備えている。さらに信徒である「蛮族」たちに、精神的・肉体的な力を強める加護を与えることから、敵対する都市国家にとって大きな脅威となっている。
月の衛星「ダラガブ」に封じられていた古の蛮神。封印を解かれたことで、数千年の長きに渡る眠りから目覚めたバハムートは、「メガフレア」の炎でエオルゼアを焼き尽くし、「第七霊災」を引き起こした。だが、カルテノー平原の上空にて白き光に包まれたのを最後に、忽然と消失。以後、5年間、その姿を目撃した者はいない 「黒衣森」を彷徨い歩く、古の蛮神。いつ誰がこの世に呼び降ろしたのか、その真実を知る者はいない。屈強な軍馬「スレイプニル」に跨がり森を闊歩するのは、倒すべき仇敵を求めてのことだと噂されるが…… アマルジャ族が呼び降ろした焔の神。非常に獰猛で猛々しい神として知らる存在で、その息は燃え盛り、その爪は鉄を溶かし、その角は天を焦がす。挑みかかる者は、必ずや「地獄の火炎」で焼かれることになるだろう 草原地帯「パカルザン」で、羊やトカゲを追いながら暮らしている遊牧民。焔神「イフリート」を信仰する彼らにとって、「ザナラーン」地方は「聖なる炎で焼き清められた土地」である。それゆえ聖地奪還のため、軍勢を派兵しており、過去に幾度も砂の都「ウルダハ」と戦ってきた シルフ族が崇める雷の神。伝承では、古の知識をもつ理知的な「森の古老」として語られている。しかし、厳正なる審判者としての一面も併せ持ち、森の聖域を侵す者には、容赦なく「裁きの雷」を下すという 「黒衣森」深くに棲まう小柄な民で、木の葉をまとった人形のような姿をしている。基本的には他の種族に対して友好的で、クリスタル交易を通じて、積極的に外部と交流してきた。しかし、黒衣森に侵略者「ガレマール帝国」が進軍してきたことで、急速に態度を硬化させたようだ イクサル族が呼び降ろした嵐の神。軽々と宙を舞う姿は優雅だが、血を好む残忍な性質を持ち、信徒からも「無慈悲な女王」として恐れられている。気性が荒く、怒り狂うと「エリアルブラスト」と呼ばれる爆風を放つ 風吹きすさぶ大渓谷「ゼルファトル」を根拠地とする好戦的な山岳民。手に残る翼の痕跡は、かつて大空を舞っていた証であり、彼らの誇り。嵐神「ガルーダ」に樹木を捧げるためと称して、黒衣森にたびたび侵入し伐採を繰り返しており、森の都「グリダニア」の民と激しく対立する コボルド族が呼び降ろした岩の神。温厚な神として知られ、信徒であるコボルド族を我が子のように慈しむ。しかし、ひとたび戦いとなれば様相は一変。大山の如き巨躯を振わせ、「大地の怒り」で地を揺るがす バイルブランド島北部、「オ・ゴモロ」山に張り巡らせた坑道を住処とする地底民。鉱物を岩神「タイタン」の賜物と考え、その神の法則を見出さんと錬金術と冶金術を発達させてきた。海の都「リムサ・ロミンサ」とは不可侵条約を結んでいたが、近年、天然資源を巡り争いが再燃している サハギン族が呼び降ろした海の神。暗き深海に潜み、全てを呑み込む恐るべき存在。かつて海に生きる者は、大津波「タイダルウェイブ」をリヴァイアサンの怨念と考え、その怒りを鎮めるため生贄を捧げていたという バイルブランド島沖の「蒼茫洋(そうぼうよう)」に海底都市を築いて暮らす海洋民。海の都「リムサ・ロミンサ」の民にとっては、洋上で船を襲う彼らは忌むべき存在であり、長らく敵対してきた。第七霊災を境に産卵地を求めて、バイルブランド島沿岸への進出を進めており、脅威は増す一方である モンスター
飢えた野獣に、猛り狂う魔獣、そして蠢く死霊……。冒険者の前には、さまざまなモンスターたちが立ちはだかる。エオルゼアは、危険に満ちた世界でもある。
獅子と山羊、龍の頭を有す異形の魔獣。複数の獣の特徴を併せ持つことから、神々が戯れに創り出したとも、邪悪な魔道士の研究成果とも言われているが…… 類を見ない獰猛さで恐れられる四脚肉食獣。近縁種であるクァールと同様に、自在に動かすことができる2本の触覚を持ち、そこから放つ電撃で獲物を麻痺させてから捕食する 生命なき石塊に、仮初めの命を与えた魔法生命体。古の時代に魔道士たちが編み出した古代魔法の産物。霊災前後の「世界の理」が乱れた状態でしか、存在し得ないという 騎士の如き外見だが、肉体を持たない魔法生命体。古代の魔道士たちが、鎧を依代に作ったゴーレムの1種とする説が一般的。しかし、死者の魂が乗り移った亡霊だとする説も存在する 第七霊災後に、忽然と姿を現した植物状生物。いったいどこからやって来たのか一切不明。知性らしきものがあると主張する者もいるが、まだ研究の途上であり詳細は不明である 大きな翼で軽々と宙を舞う中型の飛竜。ドラゴン族の眷属のひとつであり、彼らと城塞都市「イシュガルド」との間で続く戦争では、尖兵としての役割を担うことが多い 発達した2本足で大地を疾走する肉食獣。色鮮やかな羽毛と鱗が美しいが、これは有毒生物に特有の警告色である。そのブレスには、多種多様な有毒成分が含まれるのだ 西アバラシア山脈に多く生息する単眼の獣人。巨躯を誇る民であり、腕力に関しては目を見張るものがある。だが、知能は低く、戦闘奴隷として他民族によって使役されることも多い βテストフェーズ3新フィールド
【グリダニアに隣接する森林地帯”黒衣森(こくえのもり)”】
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