「第48回アミューズメントマシンショー」セガブースレポート
「頭文字D ARCADE STAGE 6 AA」、「ボーダーブレイク エアバースト」など充実の出展内容


9月9日~11日 開催(9~10日は会員招待日)

会場:幕張メッセ

入場料:1,000円(前売り券700円。小学生以下、60歳以上は無料)


「頭文字D アーケードステージ 6 ダブルエース」コーナーより。主人公、藤原拓海の愛車AE86の実写を展示。これは足を止めざるをえない

 毎回、質量ともに他の追随を許さないセガブース。今回は、人気ドライブゲーム「頭文字D」シリーズ最新作、現在全国ロケテを実施中のトレーディングアーケードカードゲーム「戦国大戦」、稼動以来インカムが衰えることを知らないという驚異のハイスピードロボットチームバトル「ボーダーブレイク」、堅調にファンを増やし続ける「シャイニング・フォース」や「WCCF」のメジャーバージョンアップなど、充実したラインナップで来場者にアピール。

 基本的には人気シリーズ続編がメインだが、一方で完全新作も見逃せない。メダルゲーム「100&メダル カザーン」は、一見地味だが、一度プレイしたなら誰もが独特のプレイ感覚に魅了されていく秀作。このほかにも「バーチャファイター5 ファイナルショーダウン」、「ネットワーク大戦クイズ Answer×Answer Live!」、「キッズ屋台村」シリーズなど、全国のロケーションで稼動中のタイトルも多数出展されており、正面ステージで主要タイトルのプレゼンや「H.Live!(11日のみ。16時~)」など恒例のイベントも行なわれる。ファンはもとより、気になる方々はぜひ一般公開日にセガブースまで足をお運びいただきたい。




■ 頭文字D ARCADE STAGE 6 AA

 講談社発行のコミック誌「ヤングマガジン」連載中の人気コミックをモチーフにした「頭文字D ARCADE STAGE」シリーズ最新作。約2年ぶりの新作登場となる。「公道最速伝説」、「タイムアタック」、「全国対戦」のほか、仲間と力を合わせて挑む”ふたり対ふたり”の「タッグバトル」モードが新たに追加されている。

 「タッグバトル」は、同一店舗の他プレーヤーとタッグを組み、それぞれ上りと下りを担当し、同時にバトルを開始。全国の他タッグと対戦プレイを行なう。バトル中は、コース上に浮かぶ「A(エース)パネル」を取り「タッグスコア」を獲得していく。Aパネルにはゴールドとシルバーの2種類があり、ふたりが獲得したパネルの組み合わせでスコアが変動。同色のパネルを獲得すれば、さらに高いスコアが得られる。勝敗は、バトル終了時のタッグスコアで決定される。

 ブース正面ステージを使って行なわれたタイトルプレゼンでは、本シリーズのプロデューサーを務める新井健二氏が、デモプレイを交えつつタッグバトルのルールを紹介。「今まではひとり対ひとりでバトルしていたんですけど、今回は原作さながら。原作ですと、下りの拓海、上りの啓介etc、タッグを組んで強敵に買っていくシチュエーションがあった。今回も仲間同士でタッグを組んで、上り、下りを分担して対戦相手とバトル。今までは速い人だけが勝つ。このモードは、速いだけでなく”スコアで勝つ”というゲームモードになる」と説明。このあたり、今まで以上に“駆け引き”が重要といえる。

 Aパネルは、コースの各セクションごとに設置されている。デモで披露された「碓氷コース」は8セクションだったため、この場合はバトル中に8回Aパネルが出現することになる。得られるポイントは、ゴールドが+2、シルバーが+1。各セクションでタッグが同じ色のAパネルを取ると“ダブルエース”となり+2ボーナスが得られる。こう書くと「じゃぁゴールドだけ狙えばいいじゃん」となるが、ゴールドはコーナーの外側や壁際などリスキーなポジションに置かれている。ライバルの動きも関係してくるため、シルバーを取ってしまったときは隣でプレイしているパートナーに、とっさに「ごめん、シルバーとって!」とフォローをお願いするケースも出てくるわけだ。さらに、最終セクションは獲得ポイントが“倍”になる。ゴールドでダブルエースを決めれば6×2=12ポイント。最終セクション手前でポイント差が12以内なら、逆転のチャンスは十二分にある。

 コースは、新登場の2種類を加えた全10コースを用意。車種は「FAIRLADY Z Version S」、「LANCER Evolution X GSR」、「NSX」の3台を追加し、全34車種にボリュームアップ。 通信対戦は、本シリーズの初稼動から人気が高いことで知られるアジア地域をサポートし、ついに国内外の対戦が実現。また、店舗内に筐体が4台あれば同一店舗内でもタッグバトルが楽しめる。ICカードのデザインは免許証タイプになり、2011年稼動予定。


プロデューサーの新井健二氏ディレクターの松本氏、プランナーの小林氏と開発メンバーがタッグバトルをデモンストレーション今回のICカードは免許証タイプ。顔写真はアバター風にエディットできるという

【タイトルロゴ】

【新車種】
FAIRLADY Z Version SLANCER Evolution X GSRNSX

【スクリーンショット】



■ 戦国大戦

 「三国志大戦」のシステムを継承・発展させた新たなアーケードトレーディングカードゲーム。中央の盤面に専用カードを配置し、筐体内の「フラットカードリーダー」でカード情報と位置情報を読み取らせながらプレイ。今作は盤面に“感圧機能”が付いており、手のひらでカードを押さえる「タッチアクション」が目玉のひとつとなっている。カードを手のひらで押さえることで「タッチアクション」が起こる。プレーヤーの意思により、鉄砲隊であれば「射撃」、騎馬隊なら「突撃」など、特殊なアクションが即座に発動する。

 操作系は、左側のトラックボールでカメラの切り替えとカーソル移動、右側の計略ボタンで計略の発動、奥義ボタンで奥義の使用、スタートボタンで計略のロック。あとは戦況を見ながら盤面の専用カードを流動的に動かしていく。専用カードには「騎馬」、「槍足軽」、「弓足軽」、「鉄砲隊」などの「兵種」が記載されており、それぞれ攻撃タイプ、移動速度などが異なる。

 ゲームの基本ルールは「三国志大戦」と同様で、相手の城を攻め落とすこと。ただし「戦国大戦」は単に専用カードを敵城エリアに進入させるだけでなく、戦場にある「大筒」を一定時間確保して敵城を砲撃したり、専用ゲージがMAXになると開く城門に部隊を派遣する「虎口攻め」など、より多彩な攻撃手段を用意している。

 ゲームモードは、ネットワークで全国のプレーヤーと対戦する「全国対戦モード」、“敵の城を落とせ”、“落城せずに守り抜け”など、立場ごとに戦力やルールが異なる状況でオンライン対戦を行なう「大戦国モード」、シナリオに沿ってCPU戦を勝ち抜いていく「群雄伝モード」、初心者用の練習モード「初心の章」、オフライン対戦となる「店内対戦モード」の5つが用意されている。

 ステージを使ったプレゼンでは、プロデューサーの西山泰弘氏が登場。「従来のオンライン対戦モードをさらに進化させたもの」と前置きして「大戦国モード」を紹介。一般的な対戦ゲームは、両者の立場が基本的にフェアであることが至上とされてきたが、西山氏は「それは足かせでもあった」といい、「大戦国モード」では両者の戦力が異なるため、どちらの軍で出陣するかでデッキ構成や戦略が大きく変化。攻撃、防御、城攻めなど、プレーヤーがそれぞれ得意とする戦い方をぞんぶんに発揮できるという。戦場における各軍の優劣によって獲得ポイントが変化するなど、リスク&リターンにも配慮されている。

 プレゼンでは、専用カードの武将イラストに、「クローズ」や「WORST」の髙橋ヒロシ氏、「のだめカンタービレ」の二ノ宮知子氏、「釣りバカ日誌」の北見けんいち氏、「キン肉マン」のゆでたまご氏が参加することが明らかにされたほか、ボーカル&ダンス・ユニット「EXILE」とのコラボを発表。リーダーのHIRO氏が企画・原案に参加し、メンバーをモチーフにした登場人物が活躍する漫画「エグザムライ 戦国」の武将カードが登場。このほかにもさまざまなコラボ企画を用意しているといい、今後の続報に期待したいところだ。11月稼動予定


プロデューサーの西山泰弘氏ボーカル&ダンス・ユニット「EXILE」とコラボを発表。「エグザムライ 戦国」の武将が描かれた専用カードが登場するというから驚き登場キャラクターのコスプレをしたコンパニオンさんが登場

【タイトルロゴ】【筐体】

【武将カード】

【スクリーンショット】



■ WORLD CLUB Champion Football Intercontinental Clubs 2009-2010(映像出展)

ラモス瑠偉氏のビデオレター

 アーケードゲームとトレーディングカードを融合させた“アーケードトレーディングカードゲーム”の先駆者的なタイトル「WCCF」シリーズの最新作。09-10シーズンの最新データに対応し、ユーザーから特に要望が多かったという欧州の強豪クラブ「ボルドー」、「VfLボルフスブルク」、「AZアルクマール」、「FCポルト」、「セビージャ」の5クラブを追加。登場チームはシリーズ最多タイの全24クラブ、選手カード数は過去最多となる。

 今作は、店内対戦と全国対戦があらかじめ選択可能になった。また、リアルタイムオンライン対戦のほか、「WCCF EC 05-06」で好評を博したデータ対戦が、さらに進化して復活。参加条件を満たし、チームデータを登録すると毎週開催されるデータ対戦大会に出場。結果はメインモニターは公式サイトでチェックが可能。店舗の外でも「WCCF」が楽しめるというわけだ。

 最大の目玉は、日本代表選手のカード化。会場では“JAPANESE LEGENDS”と題して「加地亮」選手と「三都主アレサンドロ」選手(以上:LE)、「城彰二」選手と「ラモス瑠偉」選手(以上:ATLE)の4枚が公開された。ステージではラモス瑠偉氏のビデオレターが公開され、ファンの期待感をさらに盛り上げていた。詳細はまだ明らかにされていないが、こちらも今後の続報に期待したい。2010年冬稼動予定。


【タイトルロゴ】【筐体】

【スクリーンショット】



■ ボーダーブレイク エアバースト Ver.2.0

 最大20人の同時対戦を実現したハイスピードロボットチームバトル「ボーダーブレイク」が、大幅にバージョンアップ。サブタイトルに「エアバースト」とあるとおり、今作では“空”が重要なファクターとなっている。その最たるものが、圧倒的な火力と装甲を誇る初登場の大型飛行兵器「ワフトローダー」。ゲーム中、一定時間が経過すると「ワフトポート」と呼ばれる地点にワフトローダーが出現し、搭乗が可能になる。運転手、主砲、副砲の計3体のブラストランナーが搭乗できるが、1体でも運用可能。ただし、その場合はひとりで運転と射撃を担当することになる。ワフトローダーは両軍それぞれに出現する。

 新ブラストランナーは、剣による攻撃が得意な「セイバー」、射撃に特化した「ディスカス」が登場。会場の筐体ではどちらも選択可能で、ほぼ新兵装で固められているため何から使えばいいか迷ってしまったほど。1回触った程度だが、セイバーは剣の間合いを知り尽くした人なら気持ちよく突っ込んでいける機体といった印象。やや斜めに斬りつける剣の判定は見た目どおりで、突っ込むときは上下の起伏を意識しないと「よっしゃ! ……あれ!?(スカッ)」なんてこともありそう(実際、1度だけありました)。ディスカスに装備されていたロケットランチャーは、単機をロックオンし続けると最大6発まで連射という実に尖った代物。ぶっちゃけ人間相手には辛そうだが、アヒルの親子よろしく誘導しつつ一列にぶっ飛んでいくミサイルの群れを見ると、変な笑いがでてもうヤミツキ。不意をついて6発全部ブチこむ刹那の快感のために、すべてのBPを費やしてもいいといった気さえしてくる。

 機体だけでなく、新型機体パーツ、新型武器を大幅に追加(個人的に、時間がなくて使えなかった「ニードルガン」がどんな性能だったのか、とても気になって仕方がない……電動工具よろしく針飛ばすとか見た目凶悪で超ステキ)。キャラクターは「老練タイプ」と「冷静タイプ」のふたりが追加され、全11キャラクターに増加。新キャラパーツも大量投入され、ゲーム本編とは違ったところでもりもりBPを持っていかれそう。マップは「ウーハイ産業港」、「放棄区画D51」のふたつが新登場。会場では後者のマップがプレイできた。

 そして……コアユーザーにとって最大のポイントは「クラン演習モード」の搭載だろう。モバイルサービス「BB.NET」に登録してクランを結成すれば、クランメンバーと同じ戦場に出撃可能になる。現状、演習モードのみとなっているが、まずはクラン機能が実装されたことを大歓迎したい。ちなみに、BB.NET上ではプレーヤー名の変更も可能になる。「稼働日に面白半分で性癖をイメージさせるプレーヤー名をつけて今日に至った。気づいたらAランク安定。今では本気で後悔している」といった人たちには朗報といえる。

 プレゼンステージでは、ボーダーブレイクガールとして1カ月でAクラス到達を成し遂げた“みりんちゃん”ことゲーマーアイドルの古川未鈴さんがゲストで登場。大勢の観客の前でデモプレイを披露した。新機体や新兵装を華麗に操るガチスキルもさることながら、このデモプレイ最大のポイントは「ワフトローダー」の性能がその目で確認できること。ワフトローダーはブース内の試遊台には実装されておらず、我々が実際に触れるのはしばらく先のことになる。上空から「見ろ! 人がゴミのようだ!(ポチッ)」といいながら眼下の敵ブラストランナーめがけて主砲をぶっぱなすムスカプレイを夢想しつつ開場即ブースに直行した筆者の無念たるや、お察しいただけるだろうか。

 閑話休題。ステージでは「ボーダーブレイク エアバースト」新作プライズ「コレクションフィギュア2種類(セイバー、クーガー:コトブキヤ製))」、「フィオナ ビッグシーツ2種類(キャラクターデザイナーの風間雷太氏完全描き下ろし)」が発表された。同プライズは、プライズ関連商品だけど集めた「プライズフェア」コーナー内のセガブースに出展されている。また、9月16日~10月12日の期間中、ボーダーブレイク財布があたる「BBB2キャンペーン」が実施される。詳細は公式サイトに掲載するといい、気になる人はこまめにチェックするといいだろう。2010年秋稼動予定。


ボーダーブレイクガールの古川未鈴さん新プライズが早くも登場。「プライズフェア」のセガブースで実物が拝める「裏のデザインが凄いです(広報:西村氏)」というボーダーブレイク財布
現状、ワフトローダーはプレゼンステージでしか拝めない。デモプレイを見た限りでは1体だと3種の兵装を使いわけるようだが、3体が搭乗したときは「ドライバー」、「ガンナー」、「ボマー」で3つ同時に発射できるのだろうか? とても気になる

【タイトルロゴ】【筐体】

【イメージビジュアル】【新キャラクター】【ワフトローダー】

【新機体】
セイバーディスカス

【新マップ】
ウーハイ産業港放棄区画D51

【新要素】

【スクリーンショット】



■ 100&メダル KAZAAAN!!

 100円硬貨とメダルに両対応したマスメダルゲーム。一般的なメダルゲームのようにカウンターなどでメダルを借りてきてプレイしてもいいし、その場で100円硬貨を投入してもいい。

 本作最大の特徴は、ここ数年主流だった液晶画面を搭載していないことだろう。回転するクルーンのタイミングにあわせてボールをシュート。ふらふらと左右にゆれつつ、うまく「UP」の穴に入ったら1段上のクルーンに移動。3段目まで上ることができたらジャックポットのチャンス。上のクルーンにいくほど高配当が期待でき、最上部の大型クルーンでジャックポットを達成したら、最大9,900枚のメダルが獲得できる。

 本作はBETシステムが採用されており、ボールを1個シュートするごとに5BETを消費。配当BETの際、10BET以上でダイヤマークの穴にボールが入るとダイヤ獲得のチャンス。ダイヤを8個集めるとボーナスメダルがもらえる。

 メダルをBETしてボールを発射し、ボールが転がる行く末を見守る。一見するとスローモーでシンプルだが、このアナログ感が実にいい。豪奢で華美な作りが主流だったマスメダルゲームだが、本作はそれを逆手に取った“たゆたう”ようなテンポと演出が心憎い。ボールを転がして遊ぶ昭和のオモチャを想起させる、独特の雰囲気。それでいてBETによる高いギャンブル性も兼ね備えるなど、見た目で侮ったら絶対に損をする逸品だ。2010年稼動予定。


【ロゴ】

【筐体】



■ シャイニング・フォース クロスレイド

 ネットワーク協力型アクションRPG「シャイニング・フォース クロス」が初の大規模バージョンアップ。ゲームの舞台は、過去のガイア。アクション性の高いステージギミックを多数追加。最大6人のプレーヤーが全国からマッチングされる6人協力モード「レイドイベント」を実装し、仲間とともに戦う協力プレイならではの醍醐味がさらに増している。

 「レイドイベント」は、多数のモンスターからふたつの結界石を守る「大防衛線」、移動する結界石を守りながら敵地へ攻め込んでいく「侵攻戦」など、さまざまなイベントを用意。通常のパーティプレイも楽しいが、一定ルールのもと6人でワイワイやりながらプレイするスタイルは「クロスレイド」ならではの楽しさのひとつだ。

 キャラクターでは、ユーザーから特に要望が高かったという新種族「エルフ」と、多彩な攻撃が可能な新武器「魔導器(アーティファクト)」が登場。属性を使い分けたり、空中にエレメンタル属性値が上昇する魔方陣を設置する専用スキル「エレメンタルフォーカス」など、やるべきことが増えるため基本的にはゲームに慣れた中級以上向けといった位置づけのようだ。

 主題歌「TRIBE」を歌うのは、声優の下田麻美さん。プレゼンに登場したディレクターの松山雄介氏によれば、下田さんはNPC「ミスク」のほか、主人公のアクションやシステムボイスを担当。「収録前に1回プレイしておきたかった」ことから、下田さんが開発ルームを訪れたエピソードなどが披露された。業者日の本日はビデオレターだったが、10~11日の同プレゼンステージには下田さんがゲストに登場。ファンの人はもちろん、気になる人はぜひイベントまでお越しいただきたい。今冬稼動予定。


ディレクターの松山雄介氏主題歌を歌う声優の下田麻美さんからビデオレターが届けられた。10~11日はご本人がゲストに登場する

【ロゴ】

【筐体】【メインビジュアル】

【エルフ】【武器(杖と本)】

【スクリーンショット】



■ ペンゴ!(仮称)

 1982年にアーケードでヒットした名作「ペンゴ」をリメイクした作品。以前の弊誌でロケテストのレポートを掲載しているので、詳しくそちらをご参照いただきたい。

 グラフィック、操作性、プレイ感覚は、まさに往年の「ペンゴ」そのもの。最大の違いは画面サイズと登場キャラクターの数。主人公を操作して、ライバルや敵キャラクターのスノービーめがけてアイスブロックをぶつけ、制限時間60秒以内に獲得したスコアで順位を決める。最大8人までの同時プレイに対応している。

 ゲーム開始前は「ボタンを押して気合を示せ!」と表示される。アイスブロックを投げるボタンを押すと、キャラクターが拡大されて意外と(?)かわいらしい。対戦した印象では、☆つきアイスブロックでボーナス獲得を狙いつつも「いかにライバルをさりげなく倒すか」がポイント。いきなり殺意全開で肉薄すると痛い目にあいがち。スピード、テンポ、スコアシステムともにうまくチューニングされている印象で、正式稼動が楽しみだ。


【ロゴ】【インスト】

【筐体】【キャラクター】

【スクリーンショット】



■ その他の主な出展機種

【Virtua Fighter5 Final Showdown】【ネットワーク対戦クイズ Answer×Answer Live!】【初音ミク Project DIVA Arcade】
稼動中

【アラビアンジュエル】【爆丸アーケードバトラーズ】【そうぞうキッズ レッツゴーバス】
稼動中

【リルぷりっ ゆびぷるひめチェン!】【トランスフォーマー アニメイテッド ザ・シューティング】【トランスフォーマー アニメイテッド ザ・チェイス】
稼動中



頭文字D ARCADE STAGE 6 AA:(C)しげの秀一/講談社
(C)SEGA
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戦国大戦:(C)SEGA
WORLD CLUB Champion Football Intercontinental Clubs 2009-2010:(C)SEGA (C)2009JFA
(C)Panini S.p.A. All Rights Reserved
The game is made by Sega in association with Panini.
ボーダーブレイク エアバースト Ver.2.0:(C)SEGA
シャイニング・フォース クロスレイド:(C)SEGA
100&メダル KAZAAAN!!:(C)SEGA
ペンゴ!:(C)SEGA/TRIANGLE SERVICE
爆丸アーケードバトラーズ:(C)SEGA TOYS/SPIN MASTER/BAKUGAN 2 PROJECT・テレビ東京
そうぞうキッズ レッツゴーバス:(C)SEGA
リルぷりっ ゆびぷるひめチェン!:(C)SEGA・小学館・陣名まい
トランスフォーマー アニメイテッド ザ・シューティング:(C)TOMY
トランスフォーマー アニメイテッド ザ・チェイス:(C)TOMY

(2010年 9月 9日)

[Reported by 豊臣和孝]