「GTA Online」大満喫連載 急がば奪え!

「GTA Online」大満喫連載 急がば奪え!

連携を意識すればチョー楽しい対戦モード、「キャプチャー」

 「GTA Online」には“キャプチャー”という対戦ルールがある。これは「何かを目標地点まで持ち運ぶ」という目標で戦うもので、チーム内の連携が重要になる対抗戦だ。今回はこのキャプチャーをテーマにしたい。

 正直、これまで何回かキャプチャーは遊んでいたんだが、これまでは面白さがわからなかったんだよな。理由は、6人くらいの少人数だったからなんだ。今回はゴールデンウィーク中にクルーメンバーに声をかけ、8対8の16人でプレイできたんだ。多人数でプレイすると、連携あり、駆け引きありのゲーム性が見えてきた。楽しい対戦を満喫できたぜ!

【著者近影】
IKE パントの上に荷物が! クルーメンバーの1人が乗ってたパントがかわいすぎる! ということでやり方を聞いてみたら、屋根の上のアイテムなのに「スポイラー」のカスタムメニューにある「ルーフ・ラック・オークラップ」だと教えてくれたんだ!
RIA かなり良い夜景ポイントを見つけた。ガリレオ観測所だ。望遠鏡もあるので、小銭を用意してからいこう!

ブツを「キャプチャー」せよ! ターゲット奪取が目的のチーム対戦

キャプチャージョブは以前にも何度か遊んだことがあったが、人数が少ないとイマイチ盛り上がらない。やっぱり10人以上で遊ぶのがおススメだな
今回プレイした「防衛:ブラッドガルチ」は中間地点に置かれた3個のバッグを奪い合うキャプチャーだ

 「キャプチャー」は2~4チームにわかれて、指定されたターゲットを奪い合うジョブだ。ルールとしては、中間地点に発生したターゲットを奪って持ち帰る「防衛」、相手と自分の拠点にそれぞれ相手のみが奪えるターゲットが置かれている「強襲」、奪い合うターゲットが車両という「GTA」、そして中間地点からターゲットを奪って拠点に持って帰ることでスコアを稼ぐ「逃走」の4つがある。

 今回、最初に16人で挑んだのが、バンナムキャニオンを舞台にした「防衛:ブラッドガルチ」だ。ブツの入ったバッグを奪って自軍まで持ってくるルール。拠点にはバイクが複数台置かれていて、これを活用する。敵の拠点に届いたバッグは奪い返すことも可能だ。拠点にバッグを持ち帰った段階で、新たなケースが中間地点に再度現われるから、深追いして奪い返すか、中間地点に多くの味方のチームメンバーを集めて、次のブツを狙うかなど、戦略が重要になってくる。

 このキャプチャーの特に面白いポイントは、相手チームとは別の第3勢力となるNPCたちが中立地帯のケースを防衛しているところだ。俺たちは敵チームと共に、こいつらにも注意しなくちゃならない。最初、俺はとにかくターゲットを奪うことに夢中になった。他の8人の味方チームもそれぞれ動いてたんだ。

 だけど、どうも相手チームの方が動きがいい。クルーの中でも対戦に慣れたプレーヤーが積極的に攻撃に出て戦場を引っかき回し、他の何人かがフォローしているみたいなんだよ。「俺たちも役割分担しようぜ」とメンバーの1人の提案で連携を意識したんだが……時すでに遅し、ポイントのリードを覆すことができなかった。

 「防衛」シリーズは、その名の通り、防衛が重要だと改めて実感したぜ。敵チームはとにかく防衛に力を入れ、バッグを奪おうとするこっちの動きをきちんと抑えるんだよ。俺たちは劣勢を取り返そうと躍起になってるから、そこをうまくつかれた感じだな。ちゃんとボイスチャットをしているのに、連携ができないのは悔しかったよ。

【防衛:ブラッドガルチ】

【防衛:ブラッドガルチ】
自拠点の近くで相手チームのメンバーを発見した! どうにか撃退に成功したが……敵はもう1人潜入していて、まんまとバッグを奪われてしまった!
奪われたバッグを回収しようと相手チームの拠点に向かったが、そこには防衛メンバーが待ち構えていた……

敵はご近所! 互いの拠点からブツを強奪! 「強襲:ネイバーフッド」

キャプチャーでは「メリーウェザー」のサービスのうち、「空爆」や「弾薬投下」、「援護ヘリ」が利用できるのが特徴だ。「空爆」はタイミングを見計らって発炎筒をうまく敵にめがけて投げれば、爆撃で敵を殲滅できる
「強襲:ネイバーフッド」はすぐ近くに敵の陣地がある。防御が厚めになりやすい中で、いかにうまく的をかいくぐれるかも鍵だ

 負けた悔しさをバネに次に挑んだのが、ターゲットを奪い合う「強襲:ネイバーフッド」だ。今回は相手の拠点にあるバッグを奪って持ち帰るのが目的、相手の拠点がすぐご近所で、走って数秒もすればすぐに敵の拠点にたどり着けるのが特徴なんだ。

 前回負けた俺は、もう敵の陣地に飛び込んでバッグを奪うことに夢中になった。しかし、相手の防御が厳しく、足止めを食らってしまった。他のメンバーも同じ感じだったんだな。この隙をつかれてしまった。俺たちが防御側とガチの戦いをしているときに、相手チームの少人数のメンバーがしっかりとバックを奪い、ポイントを稼いでいたんだ。

 そこで中盤からはとにかく防御を厚くした。さらにメンバーの1人が「メリーウェザー」に電話して、敵陣地に爆撃したりと、積極的にかき回し始めた。俺は積極的に戦場を動いて、フィールドに置いてある武器を回収し、戦力を増強した。特にスナイパーライフルで狙撃を決められたのがうれしかったね。防衛側のメンバーも1カ所にこだわるだけじゃなく、巡回することでよりうまく立ち回れると感じたよ。

 防御を厚くすることで中盤からは一進一退の展開にできたが、結局相手のリードを覆せなかった。2戦目はまさに後もう一歩というところで負けてしまったんだ。メンバー全体が、「次こそは」という想いに燃えて、次に挑んだんだよ。

【強襲:ネイバーフッド】

【強襲:ネイバーフッド】
見張りをしていたらいつのまにか拠点内に敵の姿が! 視認しないと相手がレーダーに表示されないので、見張りの人間はただ立ってるだけじゃなくて、まめに動き回っていた方が敵を発見しやすくなる
スナイパーライフルで、遠方から接近する相手チームのメンバーの狙撃に成功!
奪われたバッグを持った相手を撃退しても、バッグはその場に落ちたままの状態になってしまう。このバッグは相手チームしか持つことができないので、このままではバッグが守りにくいため、バッグの上に車を駐車して守る作戦を試してみた

「GTA」ならではの車両強奪キャプチャー! 「GTA:トラックバディ」

「GTA:トラックバディ」は大型の車両「サンドキングXL」を奪い合うキャプチャージョブだ。ターゲットの車両は地図上に表示されているが、敵チームのメンバーは表示されていないので、現地でバッタリ出くわすことも多い

 3戦目は、島の北部、アラモ海の海岸に置かれたトラックの「サンドキングXL」を奪い合うキャプチャー、「GTA:トラックバディ」だ。奪ったトラックを拠点に持ち帰れば得点になる。一度運んでしまえば、奪い返されることもないので、防衛に人を割く必要がないんだ。

 さらにこの「GTA」ルールで面白いのはターゲットの車両が破壊できること。自分のチームが有利な時はもちろん破壊の必要はないが、敵に奪われて去ろうとしているターゲットの車両をロケットランチャーや手榴弾などで爆破してしまえば、敵も倒せてターゲットも消失する一石二鳥なんだ! そしてこのステージではそのために使ってくれと言わんばかりに、ロケットランチャーが数カ所に落ちている。

 そんなわけでドッカンドッカン、お互いのトラックを爆破する展開が続いた。そしてその爆発の合間を縫って、俺のチームのメンバーが、車を奪ってくるのに成功したんだ! 初のポイントリードだぜ。俺たちのテンションは大きく上がった。

 そして、メンバーの1人がすごいことに気がついたんだ。「車を盗んで得点させなければ、次の車が出なくて、このまま逃げ切れるんじゃないか?」。試してみたら……その通りなんだよ。敵チームはトラックを探して右往左往。俺たちは敵の足を引っ張りつつ、盗んだトラックを護衛。こうしてついに初勝利をもぎ取ったんだ。

 贅沢を言えば、もう1ポイントくらいはリードしたかったな。ただ、敵がこちらの作戦に気がついたら、さらにつぶし合いが繰り返される泥沼になったかもしれない。今回キャプチャーで実感したのは、色んな人の“奇策”が面白いってことだ。大人数だからこそアイディアが出し合えて、うまくいくと楽しい。キャプチャーはまだまだ色々なことができそうで、奥が深いと感じたぜ。

【GTA:トラックバディ】

【GTA:トラックバディ】
「GTA」シリーズの特徴はターゲットの車両を破壊できることだ。奪われた車両は相手チームの拠点に戻る前に破壊してしまえばポイントにならないので、奪い返すより簡単に相手チームを妨害できる
自拠点付近で待ち構える敵チームのメンバーを拾ったロケットランチャーで迎撃! 拠点に置かれた車両はすでにスコアにカウントされるので、破壊してもポイントに影響はない
2台目のサンドキングを回収したメンバーからVCで、残り時間も1分しかないので、車両に乗ったまま逃げ切る作戦が提案されたので、その作戦を実施することにした。こういう駆け引きはVCなしだと意思が伝わらないので、実行は難しいだろうな

(勝田哲也/池紀彦)