先行レビュー

Switch2「ELDEN RING」集大成「褪せ人版」先行レポ! 新素性「イデスの騎士」「重装騎士」も詳しくご紹介

これまでと同じ遊び心地&追加要素で新鮮なゲーム体験

【ELDEN RING Tarnished Edition】
8月28日 発売
価格:9,020円
プラットフォーム:Nintendo Switch 2
【Tarnished Pack】
8月28日 発売
価格:550円
プラットフォーム:PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One/Steam

 フロム・ソフトウェアは、アクションRPG「ELDEN RING」の集大成となるNintendo Switch 2用タイトル「ELDEN RING Tarnished Edition」を8月28日に発売する。

 本作は、「ELDEN RING」本編と大型DLC「SHADOW OF THE ERDTREE」がセットになった製品。それだけでなく、防具や武器、霊馬の見た目を変更できる新要素も含まれている。素性も新たに2つ追加されているので、序盤から新要素に触れられるし、何百・何千時間と遊んだファンも新鮮な気持ちでもう一度プレイできるのではないだろうか。

 本稿では、先んじて「ELDEN RING Tarnished Edition」をプレイできたので、ネタバレを少なめにしながら本作の魅力をお届けしていく。

 なお、今回追加される新コンテンツは、「Tarnished Pack」(550円)として、PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One/Steam版でも同日8月28日に発売される。既存ファンには待ちに待った新要素である。存分に楽しんでほしい。

【ELDEN RING Tarnished Edition アナウンスメントトレーラー】

Switch2でもしっかり遊べる! 面白さ健在&快適プレイ

 「ELDEN RING」の魅力といえば、アクションや魔法/祈祷といった多彩な攻撃方法やキャラクタービルドの幅を挙げる人も多い。同時に、最初のマップに出てすぐ目に入る黄金樹をはじめとした綿密にデザインされた圧倒的な世界観も大きな魅力だ。

 そこで「携帯ゲーム機で存分に本作の魅力を楽しめるのか?」と疑問に思う方もいるだろう。筆者もそう思った。しかし、実際に遊んでみると想像以上に快適に動作するし、グラフィックの繊細さも携帯ゲーム機としてはかなり高い。直近に行なわれた「The Duskbloods」のベータをプレイした方には伝わるだろうが、かなり近い快適さでプレイできた。大分綺麗だし画面の滑らかさ(FPS)も十分に思う。

【チュートリアルから最初のマップ「リムグレイブ」まで】
久しぶりに遊んだので「接ぎ木の貴公子」に勝てなかった
霊馬「トレント」の毛並みなどもしっかり確認できるグラフィック
彼方に見える黄金樹は何度見ても美しい
多くの「褪せ人」が“お世話”になったツリーガードもちゃんといるし、ちゃんと襲ってくる

 また、戦闘面においてもボス戦でもモブ戦でも十分にこれまでのプレイフィールで遊べた。ゲームの内容自体は本編や大型DLCから変わっていないので、弊誌の過去のレビューなどをご覧いただきたい。

 ここまでであれば、既プレイ勢にしたら「なんだ移植か」と思って終わるかもしれないが、そこに新要素が加わることでかなり異なるゲーム体験になるのが本作の魅力だ。特に追加された素性(プレイ開始時に選択するキャラクター設定)のひとつ「イデスの騎士」が楽しかったので、このあと詳しく紹介したい。これまで、様々な理由で手を出せなかった初心者でも遊びやすいうえに、新鮮な気持ちでプレイできると思う素性だ。

 これまで、様々な理由で実況動画などを見て内容は知っていても手を出せなかった初心者でも遊びやすいうえに、新鮮な気持ちでプレイできると思う。

マルギット戦もスムーズに遊べた
発売当時全く勝てなかったのを思い出した
ダウンさせた際の致命の一撃もちゃんとできる。プレイフィールはPS5などと比べても遜色ない
「イデスの騎士」の軽大剣が使いやすいので数回で勝てた

新素性「イデスの騎士」が使いやすい! 新要素を少しご紹介

 ここまで何度か述べてきたように、本作は新要素によって気持ちを新たに携帯ゲーム機で「ELDEN RING」を遊べるのが魅力だ。そこでネタバレにならないように本稿では新要素の中から新たな素性2つだけを紹介する。

 まず紹介するのは、先ほども言及した「イデスの騎士」。この素性は、大型DLCで追加された武器種「軽大剣」の「イデスの剣」を最初から持っている剣士的な素性。技量と信仰が高いのが特徴だ。

 防具も新防具である程度の防御力もあるので扱いやすい。初心者や長らく「ELDEN RING」本編をプレイしていなかった人でも序盤からかなり有利に戦えると思う。というのも、「軽大剣」はモーションが早くリーチも長いので、「敵との間合いを取りつつ隙を見て攻撃する」という流れをスムーズに行なえる。単純に使いやすくて強い。戦技は付け替え可能でデフォルトは「貫通突き」。「軽大剣」特有の戦技ではないが、体勢崩しに使えるので利便性が高い。

「イデスの騎士」。武器・防具ともに新要素だ
「イデスの剣」
「銀溝の兜」

 次に紹介する素性は「重装騎士」。この素性は名前の通り頑丈な防具を装備した素性。新武器の大曲剣「ヘビーシミター」を持っており、持久力と筋力が高いのが特徴だ。

 防具も新防具で、かなり防御力が高く強靭度(打たれ強さのようなパラメータ)が高い。ジャンルとしては失地騎士や宿将、夜騎兵の鎧などと同じぐらいだ。

 ただし、「重装騎士」の面白いところは、装備重量が重すぎて初期ステータスだとローリング(回避)が“重ロリ”(回避が遅い)になってしまうこと。回避速度と防御力を両立したいのであれば胴体もしくは手甲と足甲を外す必要がある。きっと重さに耐えながら狭間の地にやってきたのだろう。

大曲剣「ヘビーシミター」。戦技付け替え可能でデフォルトは回転斬り
「鋼の兜」
最初から持っている装備を付けているだけなのに装備重量が「重量」になってしまう
胴体の防具を外すと「中量」になる
胴体だけ外した姿。個人的には手甲と足甲を外した姿よりもマシである。なんか強そうだし
初期装備だけで「中量」かつ防御力が高い組み合わせで、手甲と足甲を外した姿。若干間抜けに見えてこれはこれで愛嬌がある

Switch2でどこでも「ELDEN RING」を遊べる! 新要素は他ハードにも展開

 ここまで紹介してきた通り、「ELDEN RING Tarnished Edition」はSwitch2で「ELDEN RING」をPS5やXbox Series X|Sなどとほとんど同じプレイフィールで遊べる見事な仕上がりになっている。想像以上に快適に遊べた。友達とリアルで集まって協力プレイすると真横で絶叫する姿を見れて楽しいのではないだろうか。

 また、新要素については本稿では紹介できないものも多くあるので、ぜひ実際にご自身の目で確かめてみてほしい。新要素については冒頭でも触れた通りPS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One/Steam版でも同日8月28日に「Tarnished Pack」(550円)として発売される。既存ファンも新規ファンもこの機会に「ELDEN RING」を再びプレイしてほしい。