「新生FFXIV」エンドコンテンツ攻略日誌

【連載第1回】出遅れ組のための「新生FFXIV」エンドコンテンツ攻略日誌

ヘタレ光の戦士でもパッチ2.2からなら超えられる!? ~極ガルーダ編

【極ガルーダ討滅戦】

フルパーティ(8人用)コンテンツ

平均アイテムレベル:65以上

制限時間:60分

極リヴァ来たけど極ガル終わってねーからいけねえよおおおお!

 待望の「パッチ2.2 混沌の渦動」が3月27日に実装された「ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア」。光の戦士の皆さんは、今日も新たな強敵を倒したり、様々なクエストをクリアするために走り回っていることと思う。「極リヴァイアサン討滅戦」、「大迷宮バハムート: 侵攻編」、「ゾディアックウェポンストーリー」と縦横に広がるコンテンツが実装され、PT募集も大いに賑わっている。そんな中で意外と目につくのが、2.1エンドコンテンツの募集PTだ。中には初見募集もあり、これまで難しそうだと敬遠していた人たちが、アップデートを機に重い腰をあげたことをうかがわせる。

 その気概や良し! せっかく緩和もされたことだし、一念発起して強敵たちに挑む人たちを、筆者も全力で応援したい。何しろ筆者も光の戦士としては最弱、 幾多の強敵にちぎっては投げられて心折れまくってきたので、これまでエンドコンテンツを躊躇してきた人たちの気持ちもわかるのだ。

 制限時間いっぱいまで練習したのに極タイタンの核越えが1回だけで、その1回も直後のグラナイトジェイラーで壊滅したとか、大迷宮バハムートで制限時間のすべてをつぎ込んでもファイアボール・ファイアストームフェーズを超えられなかったとか。そういうことがあると心底疲労でしばらくバトルコンテンツに参加したくなくなるものだ。

 この連載では、現在進行形でヘタレ光の戦士の筆者が、数々の体験談を基にエンドコンテンツ攻略でハマりやすいポイントを紹介していきたいと思う。大丈夫、心が折れているのはあなただけではない! 現在は攻略を終えて、周回余裕という人も、かつての苦難を思い出し笑っていただければ幸いだ。

ガルーダ様に嫌われないためにも、下準備は必須だよね?

 というわけで、初回の今回は「極ガルーダ討滅戦」について熱く語りたい。ガルーダと言えば、蛮神戦の中で唯一オープニングのムービーを飛ばさないコンテンツ(少なくとも筆者は)。早速ガルーダ様に謁見といきたいところだが、ちょっと待って欲しい!

 まずは下準備。そう、料理でも旅行でも、下準備の完璧さがその後の勝敗を分けるといっても過言ではない。もちろん蛮神戦もしかりだ。特にタンクでの参加を考えているなら、挑発マクロは必須だ。極ガルーダ討滅戦は、スパイニーに始まりスパイニーに終わるといってもいいくらい、ガルーダがまき散らす羽根の中のたった1枚が全要素を左右する。

 このスパイニー、2人のタンクが戦闘中に挑発を使ってターゲット交換をする。相手に、いま挑発しましたよと知らせるためのマクロが挑発マクロだ。それほど豪華絢爛である必要はないが、あんまりにも地味だと見逃す危険性もある。

 何しろ、慣れないうちはもう段取りを追うのに必死で、隣で戦っている相方タンクのことなど、アナザーディメンションの彼方に忘れ去ってしまう。SEで火災報知器レベルの騒がしさでマクロをかき鳴らしてもらって、初めて交代を思い出す。慣れていないタンクなんてそんなものだ。

 いまさら言うまでもないだろうが、キーの配置や、ユーザーインターフェイスのカスタマイズも結構重要だ。筆者のようにキーボードで遊んでいると、ついつい空いている所に、大して整理もせずにアイコンを詰めていく。その結果、自分にしか、いや自分でも探さないとどこにあるのかわからない謎配置が完成してしまう。

 普段使っているキーはいいのだが、鋼の意思のようにここ一番でだけ使うスキルや、普段あまり使っていないジョブになると、本番の最中に「えーっと、どこにあったかな?」から始めることになり、当然間に合わない。

 そして、もっと注意して欲しいのが、PT募集への参加時の確認だ。極ガルーダに入るつもりが真ガルーダに参加してしまい、「2受けでいいですか?」と聞いて「は?」と言われたりしないためだ。「そんなやつはいねーよ」と思うかもしれないが、極リヴァイアサンパーティを集めるつもりが間違って、真リヴァイアサンで集めていた……。意外と周りでよく聞く話だ。自分もふくめ。

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(石井聡)