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船を操り航海の旅へ! 「第五人格」スタジオの新作RPG「シー・オブ・レムナンツ」プレイレポート
木偶たちが繰り広げるスタイリッシュでコミカルなオープンワールドRPG
2026年2月10日 00:00
- 【シー オブ レムナンツ】
- 2026年 配信予定
- 価格:基本プレイ無料
NetEase Gamesより、2026年にリリースが予定されているプレイステーション 5/PC用オープンワールド海洋冒険RPG「シー・オブ・レムナンツ(Sea of Remnants)」。本作には、ピノキオのような木偶のキャラクターたちが登場し、自分で船を操り航海に出たり、到達した島々で冒険を繰り広げたりする作品となっている。非対称対戦アクション「Identity V 第五人格」を手掛けるJoker Studioの新作タイトルとなる。
リリースに先駆けて、2月5日から2月12日にアルファテストが実施された。今回はPC向けの技術検証を目的として行なわれる小規模なテストであったため、製品とは異なる点もいくつかあった。たとえば、製品版では日本語音声も選べるようになる予定だが、今回のテストでは日本語テキストは選べるものの、音声は英語と中国語のみとなっていた。
また、セリフもところどころAI翻訳特有の不自然な日本語が残っていたが、このあたりはリリースに向けてさらなるブラッシュアップが行なわれていくと思われる。今回のアルファテスト開始と同時に、さっそく本作をプレイしてみた。こちらの記事では、そこからわかったゲームのポイントを紹介していく。
オープニングから幻想的な世界観に誘われる
ほとんど事前情報を入れずに本作をプレイし始めたのだが、いきなり驚かされたのが冒頭のシーンである。海の中でボートを漕いでいくところからスタートするのだが、これがまるで映画「ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日」を思い起こさせるような幻想的なシーンだったのだ。
その後、気を失った主人公が目覚めたのは、オートピアに住むシグムンドという青年の家だった。体の状態も悪かったためパーツを交換することになるのだが……ここで、自然な流れでキャラクターメイキングに入っていくことになる。
キャラクターメイキング自体は、男女や髪型、それぞれのパーツを予め用意されている物の中から選んでいくというシンプルなスタイルが採用されている。お気に入りのキャラクターが完成したら、最後に身に付ける衣装などを決めればOKだ。
なぜかすべての記憶を忘れてしまった主人公。しかし、実は主人公はひとりで助け出されたわけではなく、もうひとり少女が一緒にいた。シグムンドが見つけた時は、主人公はしっかりとその少女を掴んでいたというのだが……誰なのかまったく記憶がなく、肝心な少女のほうも意識を失ったままの状態だ。
シグムンドから、多くの船乗りは何かが起きたときのために大事なものを酒場の「フェバック ドリンクスタンド」に置いているという情報を教えてもらう。さっそく出かけることになった主人公だが、そこで出会ったのが意識を失った少女と瓜二つのR.Sという少女であった。それがきっかけで彼女と行動を共にすることになり、ここから物語は本格的に動き出していくのである。
こうした部分も含めて、ゲーム序盤は移動や戦闘などの基本が学べるチュートリアル的な内容が含まれている。何をやればいいのかその都度細かくアナウンスが表示されるため、非常にわかりやすい。目的地も地図で確認できるほか、移動中に目指すべき方角が表示されるので複雑な地形でもない限りあまり迷うことはないだろう。
もうひとつ、マップのあちらこちらにビンのようなものが出現していることがある。これはほかのユーザーが残したメッセージだ。フロム・ソフトウェアの「ELDEN RING」などでもおなじみのシステムだが、ほかのプレーヤーがどんなメッセージを残したのか見るのもなかなか面白い。
ちなみにこのゲームでは最初にプレイするサーバーが選べる。今回のテストでは、米国とアジア、ヨーロッパが選択可能になっていたが、米国を選んだこともあり他のプレーヤーが残したメッセージもほとんどが英語で書かれていた。正式に日本向けにリリースされたときは、日本語で表示されるのか気になるところだ。
戦闘はド派手な演出&ターン制なので誰でも楽しめる!
戦闘はシンボルエンカウント方式が採用されている。マップ上にいる敵を攻撃することで、戦闘画面に切り替わる。このときに、敵より先に攻撃することで優位をとることができるといった感じだ。また、実際に戦闘に入る前にルーレットが回る。こちらは最初に表示されている数字を上まわると戦闘が有利になるというオマケ要素である。
バトルはターン制だが、画面左側に表示されているリストの順に攻撃が行なわれていく。ターンごとに強化ポイントをひとつ獲得。こちらを消費して強化ダイスを発動することで、職業スキルを強化することも可能だ。
職業スキルはド派手な演出に加えダメージ量も大きく、発動時の爽快感はかなり高い。戦闘の見せ場として積極的に使いたくなるスキルだ。ちなみに、この戦闘中に表示される演出や効果はキャラクターごとに異なるほか、成長させていくことでも変化していく。
戦闘自体は、ゲーム序盤は手動となるが、途中からオートバトルに切り替えることもできる。ストーリーに集中したいという人は、そちらを活用するのもありだ。
冒険中、かなり手強いボスを相手にしなければならない場面も出てくる。当然のことながら、強力な攻撃に加えて体力もかなり多いので、苦戦を強いられてしまうこともあるだろう。
また、時には、全員が戦闘中に倒れてしまう場合もあるかもしれない。その場合は、キャンプ場などで蘇り、ふたたび冒険を続けることが可能だ。どうしても勝てない場合は、まだ戦うには早すぎるということでもあるので、レベルを上げるなどキャラクターを強化していくといいだろう。
最初は主人公とR.Sのふたりだけの状態から冒険が始まるが、自分の船を手に入れた後は戦闘に参加させるキャラクターの種類や人数もどんどん増えていく。それぞれのキャラクターは、攻撃タイプやサポートタイプ、ヒーラータイプなどの特徴に分かれているので、バランスを考えながらパーティを編成していくといいだろう。ちなみにこのパーティ編成だが、船から島に移動するときに、特定の条件を満たしたパーティでないと上陸できない場合があるので注意が必要だ。
陸と海を切り替えながら冒険ができる!
このゲームでは、いわゆる島などの陸地と「失われた海域」というタイプが異なるエリアを冒険することができるのが最大の特徴だ。ゲームをある程度進めていくことで、このふたつのエリアは簡単に切り替えられるようになるため、冒険の幅も広がっていく。
今回のテストでプレイできたメインの拠点は「オートピア」と呼ばれる街で、そこからシームレスに船に乗って移動することもできるのだが、気球を使ったファストトラベルも可能になる。基本は「オートピア」を拠点としつつも海域に移動し、船で様々な島に移動するというようにイメージするとわかりやすいだろう。
船を操りながら海を移動するときは、三人称視点の「航海モード」と一人称視点の「砲撃モード」に切り替えることができる。とくに、敵対する相手と戦うときやオブジェクトを破壊するときなどは、「砲撃モード」に切り替えることで大砲を撃ち込むことが可能だ。
船で移動しているときは、初期状態のマップは大まかな情報しか記載されていない。しかし、各地の島にある塔で鐘を鳴らすことで、一定範囲のマップが明らかになっていく。中には敵が強すぎる場所もあるのだが、ゲームを有利に進めていくためにも可能な限りマップを解放していくようにするといいだろう。
拠点となる「オートピア」自体は、気を失った主人公が目覚める場所だ。だが、それだけではなくこの街には様々な遊び的な要素が盛り込まれている。その中のひとつがミニゲームだ。ミニゲームには一気飲みやニワトリハント、麻雀など様々なものが用意されている。
だが、いずれのミニゲームに挑戦する場合であっても、ルークと呼ばれるものが必要になることがわかった。これは通常のゲームプレイで手に入るお金とは別扱いになっており、なかなか手に入れることができなかったのである。
どうやったら手に入れることができるのか散々悩んだのだが、意外なことに最初に訪れた「フェバック ドリンクスタンド」の宝箱からルークをゲットすることに成功。そちらを使って、さっそく麻雀に挑戦してみることにした。
この麻雀だが、いわゆる日本で一般的に親しまれているルールとは若干異なるので、癖に慣れる必要がありそうだ。ゲーム自体も半チャンではなく、1局のみで終わりとなる。もちろんルークがあれば続けて遊ぶことも可能だ。このルークはクエストなどからも入手できるようなので、他の多彩な要素をプレイしつつ手に入った際にミニゲームをプレイするといった遊び方もいいかもしれない。
スピーディーでドラマチックな展開についついのめり込んでいく
ここまでざっくりとゲームの要素についてご紹介してきた。これら以外にもキャラクター強化やサブクエストなど、紹介しきれないほど多くの要素が盛り込まれている。ちなみに、テストでプレイできる範囲としては、メインストーリーは第三章まで。探索エリアは「オートピア」とふたつの海域に絞られていたのだが、それでもまだまだ遊び尽くせないぐらいのボリュームであった。
それだけではなく、ゲーム自体のテンポ感も目を見張るものがあった。特にゲーム序盤から新たなキャラクターが加わり冒険に出かけていくまで、ときおり会話シーンなどを挟みながら、どんどん物語が展開されていくのである。そのため、全く飽きずにゲームをプレイし続けられた。
映像的にもスタイリッシュでクールなところもあれば、コミカルな要素もある。また、そもそも記憶をなくした主人公の本当の姿はどうなっているのか? といった、大きな疑問も残されているため、ついついその先の物語が気になってしまう作りになっている。
本作にはマルチプレイ要素も存在するが、どちらかといえばひとりでじっくり楽しめるようなタイプのゲームだと感じた。オープンワールドで海上や陸地を探索しながら、強力な敵とのバトルや人々との出会いなど、RPGらしい体験がプレーヤーを待っている。ファンタジックでありながら、スタイリッシュでテンポの良いストーリー展開が大好きだという人には特に注目してほしいタイトルだ。
(C)Joker Studio (C)2026 NetEase, Inc. All Rights Reserved.



























































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