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プレイステーション 4版「新生FFXIV」のβテストがスタート
初日から7サーバー稼働の盛況ぶり! シェア機能の使い勝手をチェック
(2014/2/23 00:00)
いよいよ「ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア」のプレイステーション4版βテストがスタートした。今回のテストは2月22日から3月3日までで、既存ユーザーか、新規ユーザーかに関わらず、全員新規キャラクターでのテストとなり、終了後はデータワイプされる。このレポートでは、テスト開始直後の雰囲気や、PS4の新機能シェアボタンを使った新しいコミュニケーションの使い勝手などをレポートしたい。
スタート直後からログイン待ち人数600人を越える大盛況
今回のβテストには、PS4を購入したユーザーなら誰でも参加できるとあって、夕方17時のスタート直後からサーバーは大混雑した。事前の発表では、テスト用に2サーバーが準備されるという話だったが、4サーバーからスタートして18時過ぎには5サーバーまで満員となり、キャラ作成が出来なくなるほどの盛況ぶりで、2月22日20時時点で7サーバーまで増えている状況だ。
筆者は5サーバー「PS4_Beta_5」でキャラクターを作成してログインを実行すると、PC/PS3版の初期に頻繁に発生していたログイン待ちが発生した。今回の場合は、自分の順番が来る前に締め切られてしまったり、11人待ちで「後少し!」と思っていたら、次の瞬間には再び300人オーバーの待ち人数になっていたりと、入りたいのに入れないじりじりした状況が続いた。テストには日本人だけではなく外国人もかなり参加しているようで、英語のシャウトも飛び交っていた。
これまでPS3版で遊んできたユーザーからは、グラフィックスのあまりの美しさに「きれー!」、「うつくしー!」と感嘆の声が漏れまくっている。エリア切り替えの時間も大幅に速くなり、もうPS3には帰れないと、宣言している人もいた。PS3には表示制限があったため、PS4版の表示人数の多さにも、感動している人が多かったようだ。
PS3版だけではなく、普段PC版の最高設定で遊んでいても、PS4版の発色の良さや陰影の美しさには驚かされる。スクリーンショットでその美しさの一端を味わって欲しい。
シェアボタンを使った動画やSSの共有が楽しい!
ボタン1つで動画やスクリーンショットを配信できるPS4のシェア機能はなかなか好評のようだ。スクリーンショットのシェアは、FacebookとTwitterに投稿可能。投稿するには、それぞれにアカウントを作ってリンクさせる必要がある。スクリーンショットはjpegで保存される。こちらで紹介しているスクリーンショットは、このシェアボタンを使って撮影したものなので、実際の雰囲気を見てみて欲しい。
ちなみにシェアするデータは、キャプチャデータそのものはフルHDで撮影されているが、シェアする段階で解像度は960×540ドットまで縮小され、本来の解像度よりもかなり圧縮されてしまう。PS3やPC版で用意されていたPrint Screenキーを使ったスクリーンショット撮影は機能として実装されていないようで、PS4ではシェアボタンを使った撮影のみとなるようだ。キャプチャしたデータをUSBメモリへコピーしてPCに移して編集するといったこともできないため、加工/編集派には少々使い勝手が良くない機能だ。
PS4の自動録画機能を使ったビデオクリップのアップロードは現在の所Facebookからのみ可能だ。ただ、こちらもファイルサイズを抑えるためか、画質は低下する。
動画のライブストリーミング配信はTwitchとUstreamを使ってシェアすることができる。PS4から配信映像が見られる「LIVE from PlayStation」では、「新生FFXIV」βテストの開始直後から10人前後のプレーヤーが自分のプレイ映像を配信していた。日本語だけではなく、英語クライアントでの外国人向け配信も行なわれており、こちらにも多くのコメントが寄せられていた。配信の解像度は、チャットのテキストまでしっかり読める感じで、エンドコンテンツの攻略実況や対人戦大会など使いどころは多そうだ。
βテスト自体は現在の所、PS Vitaでのリモートプレイも含め、大きなトラブルはなく、拍子抜けするくらい平和に進行している。シャウトが飛び交い、初期エリアを多くの人が行き交ってレベル上げにいそしむ光景には、MMORPGのスタート時にしか味わえない楽しさがある。もし、PS4購入予定者は、ぜひ無料で遊べるβ期間中に国産MMORPGの最高峰を味わってみてはどうだろうか。
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