★PS3ゲームファーストインプレッション★
4人の主人公の登場で 4倍以上面白くなった、シリーズ最高傑作 「龍が如く4 伝説を継ぐもの」 |
|
「龍が如く4」では、桐生一馬だけでなく、3人の新たな主人公が登場する |
「龍が如く3」の登場から1年が経った。1年で新たな傑作を作り上げるのは無理だろうと思った矢先、奇跡は起きた。「龍が如く4」の発売が告知され、3月18日、ついに発売されるのだ。24時間営業のどんな工場よりも速く、精密に、名越総合監督が率いるチームが、最高のデジタルエンターテインメントを完成できたということだ。ストーリー的にも遊び的にもシリーズ最大のボリュームを誇る本作をたった1年で開発するなんて、まさに神業の如く!
まず、本作のジャンルについて一言。いや。ジャンルという言葉は「龍が如く」シリーズには当てはまらないような気がする。全てのジャンルが入っていると考えたほうがいい。全てのプレーヤーを幸せにできる材料が揃っている。アクションもある。アドベンチャーもある。RPGもある。そして、1つ1つの要素を何の違和感もなくまとめ上げている、感動の人間ドラマがある。傑作ギャング映画と同等のクオリティーを誇るストーリーと演出がある。バラエティーが豊富なおかげで、「龍が如く4」は万人に愛される素質を持っていると断言できる。つまり、ゲームが好きな人も、あるいは、単純に大人なギャングストーリーを体験してみたい人が、本作を楽しめない理由は1つも考えられない。
この記事は「龍が如く4」で15時間ほどプレイした上での感想だ。シリーズをやり尽くしてきた1人のプレーヤーとして断言できることは、本作は“シリーズ最高傑作だ”ということだ。過去の作品の良さを受け継ぎつつも、新たなアイデア、新たな主人公達、さらに細かくなった世界、バラエティーが増したイベントと新しいプレイスポットの登場で、シリーズ最高のデジタルエンターテインメントになったことは間違いない。
■ 4人の主人公が生み出す4倍以上の面白さ
「龍が如く4」。「4」だけに、面白さは4倍になった。前作まで絶対的な主役を演じていた桐生一馬が、本作では4分の1の存在になった。つまり一馬の他に3人の新キャラクターが操作できるようになったということだ。しかも、どれも、一馬をも忘れさせるほどの、個性的で魅力的な面々ばかりだ。元ホームレスの秋山。脱獄囚の冴島。汚職まみれ刑事の谷村。そして、前作まで唯一の主人公だった元極道の桐生一馬。
一応ソフトのパッケージに大きくプリントされているのは一馬ではあるが、今回の一馬は(あえて筆者の印象だが)他の主人公達の見守り役として登場しているという感じを受けた。筆者は、一馬で始まらない「龍が如く」は本当の「龍が如く」ではないといった先入観を持っていたが、秋山などの新キャラクターの立場になってみると、その強さと人間らしさにあっという間に魅了された。本作でデビューしたのに、ずっと前からの知り合いのような感じで、たった2時間のプレイで、もう離れたくないと思うほど、とても大切な存在になった。しかし、次のキャラクターに進んでみたら、これもまた濃厚な味を出していて、この人からも離れるのがいやだと思った。実際は存在しないポリゴンの人間にこんなに感情移入するなんて、ゲームの世界では滅多に起こらないことだ。このチャンスは絶対に見逃せない!
【スクリーンショット】 | ||
---|---|---|
オリジナルキャラクターである秋山は、俳優を起用した他のキャラクターに匹敵するほどの魅力と人間味に溢れている | 今回のプレイで谷村刑事までは行けなかったが、その個性が抜群であることは想像に難くない | 一見、感情なしの野獣にしか見えない冴島だが、果たして本当にそうだろうか? |
■ 上映スタート! 初めての主人公は元ホームレス?!
「龍が如く4」は、それぞれ主人公が違う、4つの“部”に分かれている。最初にプレーヤーが操ることになる主人公は独特な過去を持った「秋山駿」という人物だ。ホームレスだった彼は、現在は、闇金融かと思われる「スカイファイナンス」という店を経営している。神室町の雑居ビルに事務所を構える秋山は、とてもマイペースで自由奔放な生き方をしている。神室町で流れる噂によると、彼は他の店で融資を断られた人間にも多額のお金を貸しているという。しかも、金利なしで。どのように稼いでいるのか謎だが、スカイファイナンスに訪れるお客さんには、必ずあるテストに挑戦してもらう。そのテストを通過するのが、お金を貸す条件だ。
そういう謎だらけの人物が、本作をスタートさせるにはぴったりだと思った。最初のシーンでは、事務所のソファでだらしなく寝ている秋山を見て、一瞬で彼の性格がわかった。彼の仕草とリアクションを見て、彼の全てがわかったような気がした。電話が鳴っているのに出ようとはしない。「寝てんだよ。面倒くせーんだよ!」と言わんばかりの反応。彼の怠惰さ、いい加減さという1面が、イメージ重視のありふれた主人公よりも魅力的だと感じた。そう。「龍が如く4」の主人公達は普通の人間だ。超人のように戦ってはいるが、内面的には普通の人間と一緒だ。だからこそ、あっという間に親しみを感じるし、自然に好感を抱くようになるわけだ。
それより電話のほうに戻ろう。あれ? 電話は静かになった。不思議と思ったら、今度はケータイが鳴り始める。何度も。執拗に。面倒くさがりながらも秋山はソファから起き上がり電話に出ることにする。花ちゃんからだ。秘書の花ちゃん。「もしかして仕事をさぼっていないか?」という確認の電話だ。母が自分の息子を叱っているようなその声からは、彼女の全てが伝わってくる。どういう性格か? 相手とはどういう関係か? 相手に対してどういう気持ちを抱いているか? 素晴らしい声優の起用で主人公達だけでなく、小さな脇役も印象に残る感じだ。
それよりも仕事だ! 今、集金しないと店はつぶれてしまう。そう感じた秋山は、事務所のドアをあとにして、神室町の世界に足を運ぶことにした。日常的な仕事が、取り返しのつかない大事件に繋がろうとしていたことを知らずに……。
■ 進化した神室町に足を踏み入れてわかる「進化の度合い」
事務所を出て向かうべき場所を確認する為に左下の簡略マップに目をやる。親切な矢印が目的地を指している。神室町はさらに広くて複雑になったが、親切設計のおかげで迷うことはない。一応、スタートボタンを押してメニューも確認する。どう進化したのか気になる。一目でわかる。前作よりも見やすくなったと。各項目の横にアイコンが表示されていて、メニューのレイアウトがもっと丁寧になった感じだ。これで小さな文字が苦手な人も、メニューのナビゲーションを楽に進められるわけだ。小さな進化に聞こえるが、メニューはRPGやアドベンチャーというジャンルでは命だと思う。
【スクリーンショット】 | ||
---|---|---|
アイコンの追加でメインメニューが綺麗になったことは一目瞭然 | コンプリートという項目を選ぶと、それまでのサブクエストなどの達成度が確認できる | マップは拡大可能で、気になるショップや目的地について詳しく調べることができる |
神室町は時間帯や天候によって様々な顔を見せる。雨の神室町もとても魅力的だ |
目的地に向かって走り始める。神室町は前作よりも綺麗になったと感じながら。1人1人違う通行人。それぞれ自分の人生を持っているかのようにリアルに行動している。ケータイの画面をじっと見つめながら歩く女子高生。居酒屋の前でちょっと騒いでいるサラリーマン。髪型を気にしている出勤前のホスト。買い物帰りのおばさん。この街は確実に生きている。もうゲームの領域を超えた、生命感に溢れた世界だ。
【スクリーンショット】 | ||
---|---|---|
テナントの数がシリーズ最大なので、神室町のリアルさがさらに増した感じ | コンビニでは、体力回復だけでなく、サブクエストに必要な商品を見つけることができる | ちょっとマニアックな感想だが、壁に貼られたポスターの解像度の高さにはびっくりした |
よく見ると特定の人々の頭には水色の三角形が付いている。こういう人達に話しかけると、ゲームのルールやヒントが聞き出せるのだ。初心者を迷わせてしまう膨大な量の情報を一気に出すのではなく、ステップバイステップで「龍が如く」ワールドで生き残るための常識を丁寧に教えてくれる。しかも、話を聞いた後に、500ポイントの経験値というありがたいプレゼントが待っている。まさに一石二鳥だ!
【スクリーンショット】 | ||
---|---|---|
住人に教わった知識は「覚書」として専用のメニューに登録される。全ての「覚書」を完成させるのも本作の1つの目標だ | しゃべるアイコンが付いた住人は、何かを手伝ってあげて顔見知りになると、街のバトルで助けに入ってくれたりする |
本作で広さと細かさが倍増した神室町。前作のようにもう1つの街を作るよりも、神室町ワールドを掘り下げて細部に至るまでを表現しつくすことに注力されているようだ。具体的に言うと、これまでの地上マップの他に、地下マップと屋上マップが追加された。階段を下りればレストランやショップが建ち並ぶ地下街にアクセスできるし、建物の最上階まで昇れば、神室町のもう1つの顔、屋上の世界に足を踏み入れることができる。さらに、第2部に進むと、下水道の世界も選択できるように。もう全てを知ったと思っていた神室町は、時間が進めば進むほど、考えもしなかった新たな顔を見せ始める。謎の中国人が立っていたあの路地裏にも行けるようになる。あのマンホールを開けて、あの謎の場所にも行けるようになる。本作は神室町だけかと思っていた人は、サプライズの連続に驚かされることになるだろう。
【スクリーンショット】 | ||
---|---|---|
地下に繋がる階段を発見。下りてみると…… | 店やレストランが軒を連ねる地下街があった | 地下街にもロッカーが置いてある。鍵を探して、その中身を1人占め! |
神室中央パーキング。地下街からさらに下に行ける?! | 地下駐車場に着いた。1人で来ると、なんとなく不気味だが…… |
RFと書かれた看板を見つけた。エレベーターに乗ってみると…… | あっという間に神室町の景色が一望できる屋上に着いた |
■ チンピラに遭遇! バトルシステムの進化とは?
目的地にハプニングなしで到達できると思ったら大間違い。その途中には神室町の“名物”的な存在、チンピラとの遭遇&戦闘が主人公を待っている。敵に出会うと、前作と同様にシームレスに戦闘パートに移ることになる。ここで「龍が如く4」の新しい“顔”がわかる。秋山をはじめとした4人の主人公達は独自の格闘スタイルを持っている。パンチやキックを決める速さ、技やヒートアクションの種類、「天啓」で得られる必殺技、その全てがキャラクター毎に大きく変わるのだ。秋山が華麗なフットワークを使ったコンボのスペシャリストであれば、2人目の主人公、冴島大河は強靭な体格を生かした溜め攻撃で敵に大ダメージを与えられる。戦闘スタイルが複数になったことで、本作のバトルパートは前作よりもバラエティーに富んだものへと進化している。
【スクリーンショット】 | |
---|---|
戦闘パートのコマンドは前作と同じだ。例えば敵の近くで○ボタンを押すと、敵を掴むことができる | 攻撃や防御を繰り返すことで「ヒートゲージ」が溜まる。そのエネルギーを消費してヒートアクションという敵に大ダメージを与える必殺技が実行できる |
天啓モードも健在。神室町の面白いシーンをケータイで撮ることで、強力な必殺技を閃くことができる | 天啓の例。屋上で叫んでいる女性を発見。主観視点に切り替わり○ボタンを押してみると…… | 下着泥棒発見! そのおバカな動きからインスピレーションを受けて、秋山は新たな必殺技を覚えた |
キャラクターの成長システムも大きく進化した。1番喜ぶべき変更点は、今回はキャラクターの成長が最初からほぼ自由になったことだ。前作までは、戦闘で稼いだ経験値を消費して決められた順番で技を習得していかなければならなかったが、本作では、最初から、ほぼ全ての技が好きな順番でメニューから選択・習得できるようになっているので、自分だけの主人公の育成をすぐ楽しむことができる。
新しい技を習得するには戦闘で獲得した経験値を使う。ただし今回は、その経験値というものが、ビジュアル的にもっとわかりやすいものになっている。キャラクターがレベルアップする時、ソウル(魂)と呼ばれるメダルのようなものをもらう。技の習得に必要なソウルの数は決まっており、技が強くなるほど、必要なソウルの数が増える。例えば、3つのソウルが溜まってきたら、それぞれ1つのソウルを消費する3つの基本的な技を覚えるか、ソウル3つ分の1つの強力な必殺技を覚えるか、といった複数の選択肢が存在する。成長システムは非常に柔軟で使いやすいシステムだと感じたので、本作の大きな進歩の1つなのではないかと実感した。
【スクリーンショット】 | ||
---|---|---|
技は魂・心・体などのカテゴリーに分類されているので、その検索はとても楽 | レベルアップすると、キャラクターの成長に必要なソウルが貰える | ヒート時の技は、使い続けることで進化するときもある。技の説明文に書かれたヒントは要チェック! |
■ 遊びの可能性は無限大!
ストーリーが2時間ぐらい進んだところで、(ほとんど)制限なしの神室町を縦横無尽に歩き回れるようになる。たった2時間のプレイで、それまでの1本道からサプライズ満載のオープンワールドになる。やり込み要素が好きな人は、ここでストーリーを一旦止めてサブクエスト探しに励んだり、ゲームセンターに入ってUFO CATCHERやクイズゲームに挑戦したりできる。またはタクシーで埠頭に行って釣りを楽しんだり、パチンコ屋さんで一攫千金を目指したり、本格的なゴルフで遊んだりと、選択肢はほぼ無限大。イメージ的には神室町のことを巨大なアミュージメント施設として考えて欲しい。やることが満載なので、なかなか飽きることがないだろう。
自由度の高さやサブクエストの多さで迷ってしまうのではないかと心配しているユーザーに朗報。本作には2つの遊び方がある。シリーズをやり尽くしてきたベテランユーザーは必然的にやり込み要素の全コンプリートを目指す。好きなタイミングでストーリーの路線から離れて、まだ見つけていないサブクエストやプレイスポットを目指して神室町をくまなく探索する。これが1つめの遊び方。2つ目は、初心者向けの遊び方。やり込み要素を全く気にせず、本作をインタラクティブな映画として楽しむという遊び方。マップに表示された目的地に向かえば、遠回りすることなくストーリーは正しい方向に進むので、神室町の広さを心配することはまずない。初心者と上級者の両方が最高の満足感を得ながら遊べるゲームが、まさにこの「龍が如く4」なのではないだろうか。
■ 「格闘家をつくろう!」モードに挑戦
第2部となる冴島のストーリーで最後に遊んだのが、本作に新しく追加された「格闘家をつくろう!」モードだ。冴島が、あるジムで、新人格闘家を育成するトレーナーとしてバイトすることになる。イメージ的には、セガの有名なシミュレーションゲーム、“つくろうシリーズ”の簡略版として捉えて欲しい。パンチやキックなど、多種多様な項目の中からトレーニングの内容を決めると、弟子が練習を始め、そのパラメーターが少しずつ上がるオーソドックスな仕組みになっている。メニューがとても読みやすく、シミュレーションが苦手な人でも難なく楽しめる内容になっているという印象を受けた。
【スクリーンショット】 | ||
---|---|---|
弟子の練習が進むと、施設も強化できるようになる | 1回の練習でプレーヤーが選べるのはトータルで4つの項目。それらを実行すると、弟子が練習する姿が見られる | 練習後の弟子との付き合いとコミュニケーションも怠ってはならない。適切な返事を選択して、弟子に良い影響を与えよう! |
■ 豪華キャストによる最高のお芝居
「龍が如く4」を語る上で外せないのは、ストーリーを盛り上げる絶妙な演出と、キャラクターを生身の人間かのように感じさせる、豪華キャストによる、ハイレベルなお芝居だと思う。もちろん、最新のモーションキャプチャー技術を活用すれば、ある程度のリアルさは生み出せるが、「龍が如く4」のレベルはライバルタイトルの基準を遥かに超えていると思う。特に顔のアップが映る時は、1つ1つのしわが動く表情の細かさには言葉を失った。喜怒哀楽の全てのニュアンスが表現されるキャラクターの感情豊かさには心を打たれてしまった。例えば、過去のことを引きずっている秋山の切ない表情や潤んでいる目を見れば、彼の心境の全てがわかる。もちろん言い方は大げさだが、セリフが必要ないぐらい、主人公達の感情が、画面を破ってプレーヤーの心に強烈に伝わってくる。この感動を味わえるのは、「龍が如く4」だけだと確信している。
【スクリーンショット】 | ||
---|---|---|
人気俳優の起用によりクオリティーの高いお芝居が実現した | セリフが不必要なぐらい、リリの目は全てを語っている | 豪華キャストの中には確固たる演技力を誇る遠藤憲一さんも入っている |
モーションキャプチャーは基本だが、1つ1つの表情に手を加えない限り、これほどリアルな表情は作れないと思う | 冴島は泣いた。その涙は美しい。彼の心の葛藤を是非痛感して欲しい |
■ これまでの良さが詰まった最高傑作
さてと……15時間ほどのプレイから感じたことをまとめてみよう。「龍が如く4」はこれまでの伝統を守りつつ、丈夫な骨組みに美味しい肉を付けた感じだ。卓球やパチンコなどのシリーズ最大数のプレイスポット、自由度が増したキャラクター成長、4人の主人公がそれぞれ持つ独自の格闘スタイル、卓越した脚本と演出で4倍面白くなったストーリー。1作目から遊んでいるファン達が求めているものが、最大のボリュームで凝縮されている。と同時に、本作からシリーズを始める人も、ハンデを一切感じることなく、1つの独立した作品としてゲームを楽しめるという印象も受けた。
同じ世界だから、もちろん前作との接点はあるが、初めての人にとってそれがハードルにならないように、ストーリーの語り方とイベントの組み立て方が絶妙だと思った。筆者は今回第2部までしか進んでいないが、谷村刑事と桐生一馬が主人公の他の部でも、同じ驚きがプレーヤーを待っているのではないかと想像する。とにかく、今日やるべきことは1つしかない。自宅を出て、最寄りのゲームショップで本作を購入するのみ。本作のすごさに是非圧倒されて欲しい。
(C) SEGA
【Reported by ジョン・カミナリ】 | ||
---|---|---|
国籍:イタリア 年齢:34歳 職業:俳優、声優、タレント、テレビゲーム評論家 趣味:テレビゲーム、映画鑑賞、読書(山田悠介)、カラオケ(アニメソング) 主な出演作品:銀幕版スシ王子!(ペぺロンチーノ役、デビュー作)、「大好き!五つ子」(アンソニー・ジャクソン役)侍戦隊シンケンジャー(リチャード・ブラウン役) ブログ:ジョン・カミナリの、秘密の撮影日記 | ||
イタリアで6年間テレビゲーム雑誌の編集部員として働いたあと、新しい刺激を求めて2005年に大好きな日本へ。子供の頃から夢見ていた役者の仕事を本格的に始める。堤幸彦監督の「銀幕版スシ王子!」で個性的なマフィアのボス、ぺぺロンチーノを熱演。現在もTVドラマやTVゲームなどで、俳優・声優として活躍中。日本語を勉強し始めたのは23歳のとき。理由は「ファイナルファンタジーVII」や「ゼノギアス」などのRPGの文章を理解するため。好きなジャンルはRPGと音楽ゲーム。「リモココロン」のような個性的なゲームも大歓迎。お気に入りのゲームは「ゲームセンターCX」と「ワンダと巨像」。芸名はイタリア人の友達に、本人が雷のように予想不可能なタイミングで現われるからという理由で付けられた。将来の夢は、大好きな「龍が如く」シリーズに敵役として出演すること |
http://sega.jp/
□「龍が如く.com」のページ
http://ryu-ga-gotoku.com/
□「龍が如く4 伝説を継ぐもの」のページ
http://ryu-ga-gotoku.com/four/
(2010年3月18日)