セガ、PS3「龍が如4 伝説を継ぐもの」店頭体験会がスタート
名越総合監督のサイン会にズラリと行列
ヤマダ電機LABI1池袋モバイルドリーム館6階にあるプレイステーションコーナーにおいて体験会は行なわれた。今回は4人のバトルシーンを楽しめる |
株式会社セガは、最新のバージョンの体験版を使用した体験会を2月20日からスタートさせた。同イベントでは、「龍が如く」シリーズ総合監督である名越稔洋氏のサイン&握手会も同時に行なわれる。
開催初日の20日はヤマダ電機LABI1池袋モバイルドリーム館、ビックカメラ池袋本店、GAMESマーヤ葛西店で開催。トップを切って行なわれたヤマダ電機LABI1池袋モバイルドリーム館には多くの来場者が訪れ、名越氏のサイン会に列をなした。
同体験会でプレイできるのは4人の主人公それぞれのバトルシーン。それぞれ個性的なバトルを楽しめると言うことで、熱心にプレイする姿も見られた。体験会でプレイすると「特製ステッカー」がもらえるほか、当日に予約すると表面には4人の主人公が、裏面にはタイトルロゴがあしらわれた特製クリアファイルがプレゼントされる。
一方握手会にも多くの人が参加。店内を取り囲むようにズラリと長い行列ができあがった。また行列には男性だけでなく女性の姿も見受けられ、名越氏とその作品の幅広い人気をかいま見ることができた。名越氏は来場者の声に応えサインだけでなく、握手や写真撮影にも応じ、会場に用意されたサイン色紙だけでなく、来場者によってはシリーズ作品のパッケージなどにもサインをしていった。
会場には「龍が如く4 伝説を継ぐもの」とタイアップしている松屋の店員さんらも駆けつけ、会場限定で池袋地区で利用可能なサービス券を来場者にプレゼントしていた。
名越氏は多くのファンが詰めかけたことについて「回を追って多くの人に来ていただいて毎回うれしいのですが、今回も同じように多く集まってきていただいてうれしいと同時にホッとします。それに答えられる内容になっていると思うので、たくさん遊んでもらえたらなと思います」とコメント。体験ポイントとしては「今回の体験版は“バトル”に限定しているので、いろいろなキャラクターでバトルしてもらいたい。触りやすくてアクション性の高いところは今までの流れと良い意味で一緒なので、豪快に暴れられるんだなという点が伝わっていればなと思います」とアピール。
名越氏はこれまでシリーズの制作を通じて常に様々なことにチャレンジしてきたが、「龍が如く4 伝説を継ぐもの」においての“チャレンジ”については「4人の主人公を設定したこと」と即答。なぜ、4作目において4人に増やそうかと思ったかについては、「元々マルチのプレーヤーで遊ぶというアイディアはあったのですが、『いつかやりたいな』と言うタイミングが今回だったと言うか、やれるだろうといった自信ができたので、思い切ってやってみました。4人であればマップも広がりますし、ストーリーのつむぎ方も変わるし、“4”が新しいと言うよりは“4”でいろいろなものを壊して積み上げ直したモノもあります。4人というと、単純に4人と思うかもしれないが、4人で変わったことがたくさんあるので、そこを楽しんで欲しいなと思います」と説明してくれた。
しかしこのチャレンジは大変なようで、「本編を楽しんでもらうために」ギリギリまで開発が進められたという。毎回毎回大変なスケジュールの中で開発が進められているというが、「そんな中でも今回はタイトなスケジュールでした (名越氏)」と苦労がにじみ出ているようだ。
シリーズ作品という点について名越氏は「1作目も2作目も3作目も『見参』も、どこから入っても楽しめるように作ってありますし、スタッフがいつも気にしていますので大丈夫です。僕は『シリーズものだから初めてプレイしてもわかるかどうか不安だ』といった声はあまり聞いたことはないんです。どこから入っても遊べるように作ってあるのが『龍が如く』なので。もちろん『紡いであるものがわかった方がより理解が深まるのでは?』と言われたら、それはあると思います。でも、毎回と同じく今回も、ここから入ってもらってかまわないし、逆に主人公が増えて物語の進み方が変わったシリーズの第1弾と考えるならば“4”の方が入りやすいとも言えるわけで、あえて新規ユーザーに向けて言うとするならば、“4”はオススメだと思います」と語った。
ある意味、大きなチャレンジの元に開発が進められ、さらなる進化を遂げたと言える自信に溢れた作品に仕上がったようだ。まずは6都市で開催される体験会で、バトルシーンのプレイ感を体感していただきたい。
(C)SEGA
□セガのホームページ
http://sega.jp/
□「龍が如く.com」のページ
http://ryu-ga-gotoku.com/
□「龍が如く4 伝説を継ぐもの」のページ
http://ryu-ga-gotoku.com/four/
(2010年 2月 22日)