Wii Uゲームレビュー
バットマン:アーカム・シティ アーマード・エディション
Wii U版はボリュームも魅力、キャットウーマン、ロビンで冒険!
(2012/12/8 12:00)
「バットマン:アーカム・シティ アーマード・エディション」のもう1つのセールスポイントが、これまでPS3/Xbox 360版で発売された全てのDLCが入っていることだ。DLCは全部で6本で、本作の遊びは大きく広がる。6本の内容はこちらを参照して欲しい。
DLCのうちの「キャットウーマン・バンドルパック」は本編に密接に関わるストーリーで、「バットマン:アーカム・シティ アーマード・エディション」の場合、メインストーリーにカットインする形で進行するため、普通に遊んでいるだけではDLCと気づかないかもしれない。本作でのキャットウーマンのスーツにもB.A.T.モードが搭載されており、パワフルな戦いが楽しめる。
その他のDLCの多くはコスチュームと、「チャレンジモード」用マップの追加だ。また、大きな目玉となる「ハーレークィンの復讐」は本編エンディング後のエピソードが描かれる。本編をクリアすると追加コスチュームでのメインストーリーのプレイも可能になるので、「バットマン:アーカム・シティ アーマード・エディション」は1度クリアすることでさらに幅広く楽しめるようになる。
「チャレンジモード」は思う存分戦いたい、ハイスコア、スーパーコンボを目指したいという“ゲーマー心”をくすぐるコンテンツだ。バットマン、キャットウーマン、ロビン、ナイトウィングでそれぞれ挑戦可能だ。3人の戦い方も大きく異なる。バットマンとキャットウーマンはB.A.T.モードもあるため、どこで発動させるかも重要となる。また、DLCによるコスチュームを使えばキャラクターの性能は変わらないものの、外見が大きく変化する。新鮮な気持ちでプレイできるだろう。
「ハーレークィンの復讐」は本編の後日談であることに加え、ロビンでプレイできるところに注目だ。バットマンとは違うガジェットを使うあたりが凝っている、特に攻撃を防ぐシールドはバットマンではない装備で、ゲーム性も異なっている。また、爆破ジェルで書くマークが「R」だったり(バットマンはコウモリのマーク)、細かな違いを見つけるのが楽しい。
「バットマン:アーカム・シティ アーマード・エディション」は“バットマン”をテーマにしたゲームとして決定版とも言うべき作品であり、Wii Uという新しいハードを体験できる要素が詰め込まれた作品だ。特にバットマンファンの人には強く薦めたい。Wii U本体のお供に、ぜひ検討して欲しい。夢見た“バットマン体験”がここにあるのだ。
BATMAN: ARKHAM CITY ARMORED EDITION software (C) 2012 Warner Bros. Entertainment Inc.
BATMAN and all characters, their distinctive likenesses, and related elements are trademarks of DC Comics (C) 2012. ROCKSTEADY LOGO, WB GAMES MONTREAL LOGO, WB GAMES LOGO, WB SHIELD: TM & (C) Warner Bros. Entertainment Inc.
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