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【モンハンワイルズ小ネタ】とりあえず擦っておけばいい「片手剣」ガードからの派生アクションのススメ
2025年3月15日 00:00
- 【モンスターハンターワイルズ】
- 2月28日 発売
- 価格:9,900円~
カプコンのプレイステーション 5/Xbox Series X|S/PC(Steam)用ハンティングアクションゲーム「モンスターハンターワイルズ」における「片手剣」のオススメ攻撃モーションや立ち回りについて紹介する。
歴史の長い「モンハン」シリーズの中でも小回りの効く操作感と動きやすさが人気の「片手剣」。その扱いやすさから古来より初心者にオススメとされて来た武器ではあるが、近年の作品では攻撃のコンボ性や立ち回りの選択肢が大量に増えた事で玄人武器と呼ばれる事も多くなってきている歴史を持つ。
そんな「片手剣」が今作「ワイルズ」では、原初の強みである初心者にオススメしやすい”扱いやすさ”と、極めると凄まじい動き・ダメージを可能とする”ロマン”の両方を備えた武器となっている事はご存じだろうか。本稿では今作の「片手剣」においてどんな攻撃モーションが強いと言われているのか、どのような立ち回りが可能となっているかについて紹介しよう。
片手剣がなぜ初心者にオススメと言われて来たのか?
古来より片手剣が初心者にオススメされてきた理由は大きく分けて2つ存在する。一つ目は圧倒的に小回りの効く操作感と盾を持っている点。「モンハンワイルズ」は14種類と数多くの武器種が存在しているが、中でも片手剣は抜刀時の行動スピードや攻撃モーションが素早く隙が少ないのが特徴の一つだ。
また移動を行いながらの攻撃も可能なので、モンスターからの被弾を押さえながら攻める事ができ、盾も所持しているためガードも可能と防御面においても秀でた武器となっている。モンスターの攻撃を回避・ガードを駆使しながら隙を突いて攻撃をするといったモンハンの基礎を学びながら、癖のない動きでアクションを楽しめる点が初心者向けとして評価されてきたのだ。
もう一つの特徴的が武器を構えた状態でアイテムを使用できるという唯一の特性だ。ゲームに慣れない内はモンスターからの被弾を避けては通れず、基本は回復薬をガブ飲みしながらプレーするのが常となるが、片手剣だけは一々納刀しなくてもアイテムを使えるため、格段に死亡リスクが下がるのだ。
この2つの特性は多くの歴史を重ね複雑化しても「片手剣」のアイデンティティとして常に残り続けている部分であり、最も動きやすく生存率の高い武器として「片手剣」が上げられる大きな理由となっている。
いつからかコンボ武器と呼ばれるようにも
上記で紹介した通り「扱いやすく生き残りやすい」を特徴としている「片手剣」だが、近年作品ではそこに火力を付与できる様々なコンボ性が追加されて、独自の難しさを生み出しているのも事実だ。
例えば今作でも続投となっている「バックステップ」からの「ジャストラッシュ」に繋がる連携は、コマンドの入力タイミングでダメージやルートが変化する片手剣のメイン火力の一つだが、慣れるのには時間を要する難易度だと筆者は感じている。
他にもただ単に△や○ボタンを連打するよりも、途中で同時押しや入力ボタンを変化させる事でより強力な攻撃アクションを行えたり、盾を使った攻撃アクションは物理属性であったり、モンスターの頭を狙える場合はそちらの攻撃を優先するなど選択肢が山ほどあるのだ。
これら全ての動きを状況に合わせて使い分ける事で、他の武器に引けを取らない火力を出しつつ、多くのシチュエーションに対応できる万能っぷりも発揮できるため、玄人武器としての側面も持ち合わせているのである。
とりあえず擦っておけばいい「ガード」からの派生アクションの数々
そんな「片手剣」は今作において、非常に強いアクションを数多く備えている。初心者には扱いやすい上に玄人が使うと化け物のような動きが可能な武器となったのだ。まず「とりあえず初心者はこの攻撃を振っておけ!」と言えるほど、破格の性能であるアクションが「ガード」から派生する2つの攻撃アクションだ。
一つ目はガード時に○ボタンを入力する事で使用できる「ガード斬り」となる。文字通りガードを行いながら攻撃を行えるアクションで、相手の攻撃を殆どガードしながら安全にダメージを与える事が可能となっている。出も速く連続で行えるので扱いやすいのだが、注目すべきは「ガード斬り」を使用した直後にジャストガード判定があるという点だ。
ジャストガードは成功するとダメージやスタミナの消費を押さえられるだけでなく、強力な派生技に隙無く連携する事ができたり、今作独自の要素である「鍔迫り合い」に繋がりやすくなるなど、恩恵が数多く存在する。初対面や攻撃のタイミングが分からない相手にはとりあえず張り付いて「ガード斬り」をしていれば、安全に効率よくダメージを与える事ができ、上手くいけば攻撃のチャンスも生まれるというメリットしかないアクションとなっているのだ。
二つ目はガード時に△ボタンを入力する事で使用できる「滑り込み斬り」で、スライディングで移動しながら2回斬りつけるアクションとなり、移動しながらの攻撃を可能にしている。二撃目のダメージが結構大きいためそこを狙うのも悪く無いのだが、一番の強みはその無敵時間の長さとなる。なんとスライディングを行っている殆どの時間が無敵時間となっていて、移動と合わせる事で大抵の攻撃を楽に避ける事が可能だ。
先ほどの「ガード斬り」と合わせて使う事でモンスターに張り付いている時はジャストガードを狙いながら安全にダメージを与え、モンスターが離れたら「滑り込み斬り」で安全に近づきながら攻撃するといった芸当が可能だ。初心者ハンターはとりあえずこの2つを擦っておけば、メチャメチャ安全に狩猟を行うことができ、慣れてきたらしっかりタイミングを見て攻撃を行う事でよりアクションの面白さを体感できるだろう。
ある程度慣れて来たタイミングでチャレンジしてほしいのが「バックステップ」からの連撃だ。片手剣といえばコレと答えるプレーヤーも多いほど気持ちのいいアクションとなっている。「駆け上がり」からの「落下突き」でモンスターへの「乗り」を狙いながらダメージを与えても良し、相手の隙が大きければ「ジャストラッシュ」からの大ダメージを狙えるなど、拡張性もダメージも非常に多い。「ジャストラッシュ」は光った時にタイミングよく入力する事でより強力なアクションに連携されていくので、体でボタン入力を覚えてしまおう。
この3つのアクションを擦りながらモンスターに張り付いて攻撃していれば、何となく仕様を理解しながらアクションの面白さに沼っていけるはずだ。他にも集中弱点攻撃である「集中急所突き」が全武器の中で唯一「傷口」になりかけの状態「白傷」に対しても追加攻撃でダメージを狙える事、特定のタイミングで○+△ボタン同時押しで繰り出せる「旋狩り」と「回転斬り」の存在など、覚えておくだけで断然狩猟が楽になる仕様が片手剣には数多く内包されているので、色々な発見と共に成長を感じて欲しい。
最後にオススメのスキルビルドを紹介する。攻撃重視の構成としてはジャストガードで「攻めの守勢」を、「バックステップ」などで「巧撃」を発動させて火力を生み出せるパワー系のビルドだ。どちらも相手の攻撃を受け流しながらバフを着けられるので、上手くいった時のアクションの気持ち良さは随一となっている。
他にもアイテムを素早く使える点を利用して「広域化」と「早食い」を両方装備するサポート型の構成も面白い。マルチプレーで初心者をサポートしながら楽しみたい時や、今後危険なクエストが追加された際などに役に立つだろう。
ガード戦法と生存率の高い武器仕様で初心者に優しく、圧倒的コンボ性と対応力の高さで玄人からも愛される今作の「片手剣」。それが「モンハンワイルズ」では一つの完成形のような面白さとなっているので、気になるプレーヤーは是非一度触ってみてはいかがだろうか。
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