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「タクティクスオウガ リボーン」、特殊能力「スキル」や「運命の輪」システムなどの情報が公開
2022年10月21日 22:00
- 【タクティクスオウガ リボーン】
- 11月11日 発売予定
- 価格:
- 通常版 5,480円(税込)
- スタンダードエディション 5,480円(税込)
- ※PS5版、PS4版のみ5,478円(税込)
- デジタルプレミアムエディション 8,780円(税込)
- ※PS5版、PS4版のみ8,778円(税込)
- リボーン コレクターズエディション 22,000円(税込)
スクウェア・エニックスは、11月11日に発売を予定しているプレイステーション 5/プレイステーション 4/Nintendo Switch/PC用タクティカルRPG「タクティクスオウガ リボーン」のゲーム情報を公開した。
今回は、クラス固有の様々な特殊能力「スキル」やバトルフィールド、システム「運命の輪」などの情報が公開されている。
クラス固有の様々な特殊能力「スキル」
ユニットのレベルがあがっていくことで、各クラスで使用できるスキルの種類が増えていく。スキルは、最大で4つまでセットでき、セットするスキルによってユニットに特徴を持たせることができる。
スキルのタイプ
スキルは「アクション」/「サポート」/「オート」/「スペシャル」の4つのタイプに分類される。
「アクション」
武器攻撃や魔法のように、任意のタイミングで実行できるスキル。セットすると「スキル」コマンド内にアクションとして追加される。実行にはMPが必要。武器による攻撃の命中率を100%にして必ずクリティカルになるスキルや、敵ユニットを勧誘して仲間にするスキルなどがある。
「オート」
ユニットの行動開始時、一定の確率で自動的に効果を発動する。発動時にMPの消費はない。MPの回復量が上昇するスキル、遠隔攻撃による射程範囲を伸ばすスキルなどがある。スキル発動率のバフカードを取得することや、ユニットのレベルが一定値に達することでオートスキルの発動率がアップする。
スキルの特色
就いているクラスや種族によって習得できるスキルは異なる。ここでは各クラスのスキルの特色の一部を紹介する。
ウィザード/ウィッチ
攻撃や状態異常魔法を使いこなすウィザード/ウィッチは、魔法の使用をサポートするスキルを中心に習得していく。MPを回復させたり、魔法の射程範囲を広げるなど、ユニットをより攻撃魔法と補助魔法に特化させることができる。
ルーンフェンサー/ヴァルキリー
装備できる武器や使用できる魔法の種類も多いルーンフェンサー/ヴァルキリーは、バトル中に自分自身をサポートするスキルを習得する。魔法をサポートするスキルから、状態異常への耐性を上げるスキルなど攻守のバランスがとれたクラス。
ナイト
自らが盾となり敵の攻勢を食い止めるナイトは、防御力に秀でており味方ユニットへのダメージを軽減するスキルの習得が特徴。効果範囲内に入った敵を足止めするスキルや、次のアタックターンまで自分へのダメージを軽減させるスキルなど、先陣を切って敵に接近する役割において頼りになるスキルを習得する。
バトルフィールド
バトルフィールドには天候、地形などバトルに影響する様々な要素が存在する。これらの要素をうまく活用できれば、バトルを有利に運ぶことも可能だ。
地形
砦・城・水路などの建造物の屋内外の他に、平原・雪原・火山などの特殊な地形もある。同じバトルフィールド内にも様々な地形が存在し、ユニットに様々な効果が与えられる。代表的な効果は命中率で、ユニットの立っているパネルの地形が、近接攻撃と遠隔攻撃の命中率に影響を与える。
天候
屋外のバトルフィールドでは、雨や雪が降っていることがある。天候はバトル中に時折変化し、雨が激しくなることや、雪が止むことも。天候が悪化すればするほど、視界が悪くなり攻撃の命中率は低下する。
また天候により移動コストが変化する地形もあり、自軍・敵軍に関係なく進軍や戦術に影響を与える。
バトルフィールド内で起こる出来事
襲撃を受け敵に囲まれているユニットの出現や、特定のキャラクター同士の特別な会話の発生など、状況によって様々な出来事が起こる。その時の行動や選択次第で、物語が大きく変動していく。
救助が必要なユニットの出現
時折、敵の襲撃を受けているユニットがフィールドに出現する場合がある。敵に追われているユニットが倒れないよう助けつつ、対象のユニットが生存した状態でバトルを終えると、その後のシナリオに変化が現われることがある。
ユニットの勧誘
騎士団の人員を集める方法としてショップでのユニット雇用があるが、その他にもバトルで出会う多くの敵対ユニットを説得して仲間にし、強力なスキルや必殺技を持つ敵ユニットを自軍で強化することも可能。勧誘を成功させるためには、その勧誘対象のユニットにあった説得スキル(アクションスキルの1つ)が必要になり、クラスによって勧誘できる種族が異なっている。
また、騎士団に加入させられるのは人間ばかりではなく、バトルで出現するモンスターも同様に勧誘し育成することができる。ショップでのユニット雇用、またはバトル時に説得したユニットを仲間に加える際には、名前の変更が可能だ。
バトル中に入手できるもの(1/2)
バトルでは、「バトルカード」または「アイテムポーチ」が出現する。「バトルカード」と「アイテムポーチ」は、出現しているパネルに移動して「待機」すると取得できる。
「バトルカード」は神秘的な力のあるカード。取得すると、ユニットに各カードの効果が発動する。カードの効果は以下の3種類。
バフカード
「時間の経過」・「障害物を壊す」・「草地や雪原を炎属性の魔法などで燃やして地肌にする」という条件でランダムに出現し、取得したユニットをそのバトルに限り強化する。取得したバフカードはスタックされ、1ユニットにつき最大4枚まで効果を得ることができる。同じ効果のカードを複数枚取ることも可能だ。
このとき、効果はつど加算されていく。4枚スタックした状態で新しいバフカードを入手した場合は、一番古いカードが破棄され、破棄されたカードの効果は消える。
リセットカード
「時間の経過」・「障害物を壊す」・「草地や雪原を炎属性の魔法などで燃やして地肌にする」という条件でランダムに出現し、ユニットが持つバフカードの効果をすべて消しリセットする。入手と同時に効果を発動し、スタックされない。バフカードを取得し強化された敵ユニットに対して、ノックバック攻撃でリセットカードのある場所に移動させ強制的にリセットさせるなどの戦術も可能。
バトル中に入手できるもの(2/2)
バトルでは、「バトルカード」または「アイテムポーチ」が出現する「バトルカード」と「アイテムポーチ」は、出現しているパネルに移動して「待機」すると取得できる。
【アイテムポーチ】
アイテムポーチには、倒した敵ユニットが装備していた武具や消耗品などが入っている。取得すると自軍の所持品としてストックされる。
運命の輪
オウガバトルサーガのシリーズ第1作「伝説のオウガバトル」において、ゲーム戦術や映像・世界観の特徴となっていたのが22枚の大アルカナのタロットカード。そのタロットカードにちなみ、「タクティクスオウガ 運命の輪」で導入されたシステム「運命の輪」が本作でも取り入れられている。
「運命の輪」を使用して、あの時助けられなかったキャラクターを救い、選択によって仲間にならなかったキャラクター達と共に、これまでとは違う別の物語を進めることができるかもしれない。
運命の輪 / C.H.A.R.I.O.T.(Combat History And Refined Implementation Of Tactics)
タクティカルRPGでは、選んだ行動により以降の戦術に取り返しのつかない悪影響を及ぼすこともあり、失敗した際は最初からやり直しが必要になるなど、高い集中力と忍耐を求められる場面が多くあった。
本作の「運命の輪 C.H.A.R.I.O.T.」では、記録されている行動を任意のターンまでさかのぼってプレイをやり直すことができる。1バトル中に「運命の輪 C.H.A.R.I.O.T.」で巻き戻せる手数は決まっており、序盤は10ターン前までだが、ゲームの進行に合わせて増えていく。結果を変えたい場合は、巻き戻して行動を変化させてみよう。
運命の輪 / W.O.R.L.D. (Ways Of Reordering Life's Destiny)
本作は、幾度となく大きな選択を迫られ、以降の物語が大きく変化してゆくマルチストーリーだが、タクティカルRPGというジャンルの特性上ストーリーのすべてを体験しようとすると、非常に膨大なプレイ時間が必要となる。
条件を満たすと使用できるようになる「運命の輪W.O.R.L.D.」は、物語の特定のポイントに時を戻してこれまで進んできた道とは違うルートを選ぶことが可能になる。
クラス紹介
キャラクター紹介
レオナール・レシ・リモン/ LeonarReciRimon
CV:玉木 雅士
「何かの権利を欲するなら自らの足で立ち上がり、自らの腕で作り上げるべきだ。」
アルモリカ騎士団団長。ウォルスタ人。27才。ロンウェー公爵の右腕ともいえる存在。ウォルスタ解放軍の要でもある。一見すると真面目で融通の利かない武人に思えるが、その実、公爵の参謀・戦略家としての評価も高い。先の内乱時に母親をガルガスタン軍に殺害されたという過去を持つ。
ラヴィニス・ロシリオン/ Ravness Loxaerion
CV:深見 梨加
「勘違いしないで欲しい── 私は貴公らに期待しているのだ。」
アルモリカ騎士団所属。ウォルスタ人。23才。騎士レオナールに次ぐ実力者で、ロンウェー公爵を支えてきた重臣のひとり。冷静沈着な指揮官として振る舞う一方、曲がったことを嫌う頑固な一面も持ち合わせている。
アロセール・ダーニャ/ Arycelle Dania
CV:中村 千絵
「私は賞金稼ぎなどではない。バルマムッサでの借りを返させてもらう!」
ウォルスタ解放軍の戦士。クリザローの町出身。ウォルスタ人。19才。ガルガスタンとウォルスタの最初の戦いで両親を失ったのをきっかけに、兄と共にウォルスタ解放軍に身を投じる。兄妹は弓の名手として軍の中でも一二を争うほどの腕前で、ふたりは常に前線に駆り出されていたという。
ハボリム・ヴァンダム / Hobyrim Vandam
CV:東地 宏樹
「見ての通り私は盲目だ。だが、剣技には自信がある。」
盲目の剣客。31才。ヴァレリア島の人間ではなく、大陸からやって来た異国人らしい。暗黒騎士団とは何らかの因縁があるようだが、その過去については一切語ろうとしない。
セリエ・フォリナー/ Cerya Phoraena
CV:佐古真弓
「空から地上を見下ろしている鳥には、地べたを這いずりまわる蟻の気持ちなどわかりはしないのだ。」
ヴァレリア解放戦線リーダー。バクラム人。26才。神々の父であるフィラーハを絶対神と崇めるフィラーハ教団で布教活動を行なっていたが、宗教に限界を感じて教団を離脱。武力による戦争終結を目的としたヴァレリア解放戦線を組織する。
システィーナ・フォリナー/ Cistina Phoraena
CV:濱口綾乃
「ならば、私たちと共に戦いましょう。目指す世界は同じはず──」
元ヴァレリア解放戦線所属。バクラム人。20才。フィラーハ教団の前大神官モルーバの娘。四姉妹の三女。大神官であったモルーバは司祭ブランタとの権力闘争に敗れ下野してしまう。さらに母を病で亡くしたことをきっかけに教団を離れ、姉のセリエと共にレジスタンス活動を始める。
オリビア・フォリナー/ Olivya Phoraena
CV:島本須美
「貴方が目指している世界は、民族や家柄なんかで差別されるような世界じゃないはずよ!」
元フィラーハ教団の僧侶。バクラム人。18才。フィラーハ教団の前大神官モルーバの娘。四姉妹の四女。王都ハイムにおける政治闘争後も、父親と共にフィラーハ教の布教活動に従事。父親の失踪後は教団の幹部として活動していた。
シェリー・フォリナー/ Sherri Phoraena
CV:川村万梨阿
元フィラーハ教団信徒。バクラム人。24才。フィラーハ教団の前大神官モルーバの娘。四姉妹の次女。神々の父であるフィラーハを絶対神と崇めるフィラーハ教団で布教活動を行なっていたが、母親を病で亡くしたことから信仰を失い教団を離れる。
ディエゴ・G・アゼルスタン/ Diego GaletAzelstan
CV:福田 賢二
「だがな、オレは海の男だ──老いぼれ以上の働きってやつを見せてやろう!」
“伝説の海賊”と呼ばれる老剣士。ガルガスタン人。かつて、ヴァレリア島近海でその名を知らぬ者はいないと謳われた大海賊。狙った獲物を逃さず、積荷や命、すべて奪うことから“オウガの生まれ変わり”などとも呼ばれていた。ある時期を境に船を降り、姿を消していた。
ザエボス・ローゼンバッハ/ XaebosRonsenbach
CV:内田 直哉
「所詮、正義の是非なんぞはそんなもの。勝てばいいのさ、勝てば!」
ガルガスタン騎士団団長。ガルガスタン人。30才。バルバトス枢機卿の片腕として、反体制派の粛清や、ウォルスタ人に対する弾圧などに深く関与していた。傲慢な性格だがその戦い方は豪胆そのもの。暴言も多く口が悪いが、部下や民に対する思いは人一倍強い。怖い将軍であるが同時に誰よりも頼りになると慕われている。
ヘクター・ディダーロ / Hektor Didarro
CV:川島 得愛
「死を選ぼうとも、仲間を売ることはせぬ。それは貴公とて同じ道を選ぶはず──」
ガルガスタン軍所属。ガルガスタン人。コリタニの名門・ディダーロ家出身の騎士。代々コリタニ公に仕えており、ガルガスタン王国に対する忠誠心はきわめて高い。ザエボス将軍の配下として、ブリガンテス城の守備を任されている。
デュカ・ヴィンデルバント・グアチャロ/ DukasWindelbandGatialo
CV:間宮康弘
「我々は強者だ!手を血で染め、勝ち抜いてきた! それを恥じる必要など、なかろう。」
ガルガスタン軍所属。ガルガスタン人。バルバトス枢機卿の側近であり、最も信頼を受けている将軍のひとり。“民族浄化”政策を推し進めた中心人物でもある。ガルガスタン以外の民族を劣等種であると公言してはばからず、特に戦場における異民族への冷酷無比な振るまいは「人間狩り」と呼ばれ、恐れられている。
ニバス・オブデロード / Nybeth Obdilord
CV:宮本 充
「私は非効率的なことがとてもとても嫌いなンです。」
ガルガスタン王国所属。ガルガスタン人。50才。ガルガスタンの占領下にあったアルモリカ地方の執政官。しかし、その責務のほとんどを配下の者に委ねていたようで、その姿を人前に見せることは滅多になかった。
クレシダ・L・スルバラン/ Cressida Lauya Zurbaran
CV:足立 由夏
元ガルガスタン軍所属。ガルガスタン人。17才。母のカサンドラ、姉のモルドバと共に屍術師ニバスの下で屍霊術を学ぶ。彼女たちにとって、死者の肉体を復活させ魂を現世に呼び戻す行為は、死者の無念を晴らすための手助けにすぎない。
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