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ヴァーチャルレース「eモータースポーツオールスターバトル」開催決定

モータースポーツファンのためプロレーサーが参加

開催日時:新型コロナウイルス感染予防対策の万全が確認され次第、4月中

 Xase Youth Zoneは、新型コロナウイルス感染症の拡大防止対策により全世界的に各種イベントが中止・延期となっている昨今、eスポーツだからこそできる、モータースポーツファンが楽しめるヴァーチャルレース「eモータースポーツオールスターバトル」を開催する。開催日時は、感染予防対策の万全が確認され次第、4月中とのこと。

 同社は、4月1日に単に笑えるネタではなく、実際に企業が叶えようとする夢を発信する、PR TIMESによるプロジェクト「April Dream 4月1日は、夢の日」に参加しており、「eモータースポーツオールスターバトル」は、“日頃リアルレースを応援してくれるファンに、こういう時こそ恩返しをしたい”という想いで企画されたものとなる。

 この非接触型イベントは、必ず訪れるモータースポーツ開幕戦までの間、モータースポーツファンの為に、プロレーサーと全国のシミュレーターショップ協力のもと開催される。

「eモータースポーツオールスターバトル」

 「eモータースポーツオールスターバトル」は、「インタープロトeシリーズ」のプラットフォームを使用し、プロレーサーとプロゲーマーが対戦するドリームマッチ。全国のシミュレーターショップや自宅からオンライン接続により開催される、リアルに限りなく近いヴァーチャルレースとなる。

 スーパーGTやスーパーフォーミュラーで活躍するトップレーサーであり、インタープロトシリーズのプロドライバーでもある選手が参加。リアルドライビングシミュレーター「グランツーリスモSPORT」のプロゲーマーやシムレーサーも加わりオンライン対戦が実施される。なお、開催日時や配信元、参加ドライバーの詳細は、インタープロトeシリーズオフィシャルサイトで随時公開される。

【「インタープロトeシリーズ」について】
 インタープロトeシリーズとは、インタープロトシリーズの為に専用開発されたレーシングマシンの設計データから、シミュレーター用に開発したヴァーチャルレース。レースゲームと違うのは、操作性や挙動が限りなくリアルに近く、リアルマシンを操縦する技術とテクニックが必要となるという点だ。レースフォーマットとレギュレーションもリアルレースと同様となる。

インタープロトeシリーズ

開催概要

開催日時:感染予防対策の万全が確認され次第、4月中
実施場所:自宅と全国のシミュレーターショップからオンライン
観戦場所:YouYube等、無料で観戦できる各種アプリから複数配信
シミュレーターソフト:アセットコルサ日本語版
使用マシン:IPS kuruma MOD
使用コース:富士スピードウェイMOD
参加予定選手:インタープロト歴代チャンピオンをはじめ、スーパーGTやスーパーフォーミュラーで活躍する現役プロレーサーとプロゲーマー
協力シミュレーターショップ: D.D.R AKIBA本店・Pista racing-sim・RDS・REALDRIVE・SAccess simulator・VERSUS

レーシングシミュレーター
【【IPeS】プロレーサー対SIMレーサーどっちが速い?【eスポーツ】】

※2019年に富士スピードウェイで開催された「IPeS特別戦プロレーサーvsシムレーサー」の動画

「インタープロトシリーズ」について

【「インタープロトシリーズ」とは】

 ルマン24時間耐久レースで日本人初の総合優勝の金字塔を打ち立て、数々の日本のレースシーンでも活躍を続けてきた関谷正徳氏がプロデュース。引退後は若手選手を指導し、多くのトップレーサーを育て上げてきた彼が、「レーシングドライバー」に焦点を当て、“ドライビングアスリートとしての闘いの場”をプロデュースした新しい形のレーシングカテゴリーだ。

 専用開発されたレーシングマシンによって完全なイコールコンディションを確立し、レースでの速さは全てドライバーの才能に委ねられる。よくレーシングマシンは戦う為に生まれたマシンとも表現されるが、この専用開発されたマシンは「戦わせる為に生まれた」マシンで、エンジンは4リッターV6のNAエンジンで340馬力を発生する。

 車重は約1,100kgとレーシングマシンとして驚異的なスペックを誇る訳ではないが、随所にドライバー同士を戦わせる為のこだわりが見える。美しいボディラインを邪魔するウィングやカナードなどといった空力デバイスが一切ないため、高速コーナーでは他のレーシングマシンよりもコントロールが難しくなっている。

 ドライバーを助ける電子制御が一切ないのも関谷氏のこだわりのひとつで、近年ではレーシングマシンにも装備されるようになったトラクションコントロールはもちろん、ABSですら装備されていない、まさにドライバーの腕が試される「kuruma」と言える。

インタープロトシリーズ