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アグレッシブなプレイで勝利を勝ち取った「DetonatioNGaming」が「第5回 スプラトゥーン甲子園」近畿地区代表に決定!
「練習に付き合ってくれたそのチームのおかげで優勝できた」
2019年10月15日 08:53
- 10月14日 開催
Nintendo Live 2019の2日目に当たる10月14日に開催された「第5回 スプラトゥーン甲子園」の近畿地区大会(Day2)において、チーム「DetonatioNGaming」が優勝を飾り、近畿地区代表の2枠目を勝ち取った。
「スプラトゥーン甲子園」は全5都市とオンライン大会より全12チームを選出し、「ナワバリバトル」日本一のチームを決めるというもので、既報の通り近畿地区代表の2チームのうち1チームの枠はDay1のトーナメントにて「月下雷鳴」が獲得。Day2では残りの1枠を巡ってDay1に勝るとも劣らない、熱い戦いが繰り広げられた。
優勝を飾ったDetonatioNGamingは非常に突破力に優れたチームで、試合開始直後から敵陣に攻め入り、前線を保ったまま塗りを広げて勝ちきるというスタイルが非常に印象的だった。また、個々の技量はもちろん連携もしっかりと取れており、仮に誰かが落とされたとしても、すぐさま他のメンバーがフォローに入って前線を維持する、という極めてアグレッシブなスタイルで勝ちを重ねていく。
決勝戦においてDetonatioNGamingは確かな技量と、メンバーの2人がパンダとペンギンの被り物をして登場するというパフォーマンスで観客の注目を集めたAquaPaletteと対峙。初戦こそ「ムツゴ楼」でのジェットパックやマルチミサイルといったスペシャルウェポンが飛び交う戦いでAquaPaletteが1勝するも、続く2戦目の「海女美術大学」では先の敗北の影響を感じさせない攻勢を見せ、すぐさま1勝を取り返す。最終試合となる3試合目では攻めに入るDetonatioNGamingとそれをいなして返すAquaPalette、という取って取られての応酬が続く最高にアツい展開となったが、最後は壮絶な殴り合いで優位を取ったDetonatioNGamingが陣地を大きく広げ、勝ちをもぎ取っていった。
DetonatioNGamingは大会直前まで「夜から朝まで6、7時間位ぶっ続けで練習していた」との言葉が表わすように、圧倒的な練習量を重ねて試合に臨んでいたという。リーダーのミリンケーキ選手によれば「練習にはあるチームが50戦を超える試合に徹夜でつきあってくれた」そうで、ミリンケーキ選手は試合終了後のコメント時に敢えて挙手をして「練習に付き合ってくれたそのチームのおかげで成長できて、優勝に繋げることができた。彼らに感謝しつつ、全国でも大暴れしてきたいと思います」とコメント。さながらEVO2017でのときど選手とマゴ選手の関係のような、「スプラトゥーン2」プレーヤー同士の繋がりを感じさせるエピソードを披露していた。
さて、この結果を受けて、「第5回 スプラトゥーン甲子園」の近畿地区代表は「月下雷鳴」と「DetonatioNGaming」に決定した。これ以降は順次全国で各地区の代表が決定されていき、2020年の4月18日と19日に開催予定の「闘会議2020」にて行なわれる全国決勝大会で日本一のチームが決まる。ここからの「スプラトゥーン甲子園」の盛り上がりからにも注目していきたい。