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シュルクの魅力を伝え続けるコメ選手が優勝! 「スマッシュボール杯 スマブラSP 最強ファイター決定戦」でNintendo Live最強プレーヤーが決定

10月14日 開催

会場:国立京都国際会館

 10月14日、Nintendo Live 2019で開催された「スマッシュボール杯 スマブラSP 最強ファイター決定戦」は、シュルク使いのコメ選手が優勝を飾った。

「大乱闘スマッシュブラザーズ for ニンテンドー3DS」時からシュルクを使っているという

 「スマッシュボール杯 スマブラSP 最強ファイター決定戦」はNintendo Live内で各日256名参加の予選を実施し、初日と2日目の両方で優勝者を決め、さらに両日の優勝者同士で最強決定戦を行なう大会。予選のルールがは2勝先取から1勝先取に変更されるなど台風の影響により当初の予定から変更された部分もあったが、会場はNintendo Live最強を決める白熱の試合に大いに盛り上がった。

 中でも印象的だったのは優勝したコメ選手のシュルクの動き。準決勝戦から一貫して「シュルクの魅力を伝えたい」とコメントを述べ続け、その言葉を実践するかのようにシュルクを使いこなしていく。

 シュルクのファイターとしての特徴は5種類ある「モナドアーツ」の切り替えによってその時の特性が変わるというもの。たとえば「疾」なら足が速くなり、「盾」ならふっとびづらくなる。そして「撃」ならふっとばし力が上がる。

シュルクはモナドアーツの切り替えが勝負の鍵となる

 上位プレーヤーになるほど状況に適したモナドアーツに切り替えて、立ち回りや攻防の流れを相手に渡さないプレイが可能になる。その点で、コメ選手はほぼ完璧に近いシュルク使いとなっていた。

 相手からコンボを喰らう瞬間に「盾」にしてリスクを最小限に抑えたり、敵が隙を見せたりチャンス時には瞬時に「撃」にして撃墜を狙ったりと、魅せるシュルクの動きが満載。最強決定戦で当たった「スマブラSP」西日本リーガー、ルナマド選手のパルテナとロゼッタ&チコに追い詰められる場面もあったが、上スマッシュを喰らって天井にぶつかる瞬間に受け身、すかさず最後の切りふだを繰り出して反撃するなど、モナドアーツ以外の立ち回りでもたっぷり魅力的なプレイを見せた。

最強決定戦を戦ったルナマド選手(左)とコメ選手(右)

 コメ選手は優勝コメントでも「シュルク、使いたくなったでしょ?」と最後までシュルクの布教に務めており、そのブレない姿勢が非常に好印象だった。コメ選手が次にどんなシュルクの動きを見せてくれるのか。プレイが楽しみな選手がまた出てきたと思う。