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数の有利を作る判断力と連携が光る!「第5回 スプラトゥーン甲子園」、近畿地区代表の1枠は「月下雷鳴」が獲得!

10月13日 開催

 Nintendo Live 2019において、「第5回 スプラトゥーン甲子園」の近畿地区大会(Day1)が10月13日に開催され、「月下雷鳴」チームが近畿代表(全2枠)のうち1枠を獲得。全国大会への出場を決めた。

 「スプラトゥーン甲子園」は全5都市とオンライン大会より全12チームを選出し、「スプラトゥーン2」における「ナワバリバトル」日本一のチームを決めるというもの。Nintendo Liveにて2日間に渡って行なわれる近畿地区大会は全国で最も早く開催される地区大会にあたり、本大会を皮切りに順次地区代表のチームが決定されていく。

会場には大勢のファンやサポーター、観戦者が詰めかけており、巨大なはずのメインモニターが遠すぎて見えないほどの人垣を作っていた

 予選、そして本戦のトーナメントを勝ち抜いた「月下雷鳴」は、決勝戦にて同じくここまで勝ち抜いてきた「キャンプも歩けばボムに当たる」と激突。1戦目の「バッテラストリート」では膠着した状況から「キャンプも歩けばボムに当たる」のイカスフィアによる攻撃を並外れた判断力で捌き切り、まずは1勝。一方、続く「チョウザメ造船」での2戦目では互いに裏を取り合う乱戦となるが、ここは先にオールダウンを奪い有利を築いていた「キャンプも歩けばボムに当たる」が1勝を挙げる。

決勝に進んだ「月下雷鳴」(上)と「キャンプも歩けばボムに当たる」(下)
「キャンプも歩けばボムに当たる」起死回生のイカスフィアを冷静に捌き、「月下雷鳴」がまず1勝
2戦目は互いに裏を取り合う乱戦に。ここは「キャンプも歩けばボムに当たる」が勝利

 3本勝負のうち互いに1本を取り合う展開となるが、「月下雷鳴」は最終戦「エンガワ河川敷」での試合終了20秒前に「キャンプも歩けばボムに当たる」からオールダウンを奪い、一気に陣地を獲得。そのまま試合を決め、近畿代表の座を勝ち取った。

 「月下雷鳴」はその場その場での状況把握と連携に優れ、多数対1人の状況を意図的に作って相手を確実に仕留めていくプレイが光るチームだが、この最終戦ではその持ち味が特に光った。また、ここでも相手のイカスフィアをきっちりといなした上で攻め上がるプレイが非常に印象的だった。

 全国大会にコマを進めた「月下雷鳴」は、地区大会に向けて掲げた「1敗もしないで勝ち進む」という目標のターゲットを全国に変え、「全国こそ1敗もしません!」と、その意気込みを語った。

最終戦、オールダウンから一気に陣地を広げる「月下雷鳴」。67.2%対27.3%と大差をつけて「キャンプも歩けばボムに当たる」を下す
Day1で優勝した「月下雷鳴」には表彰状と近畿代表のユニフォーム、メダルが授与された。

 Nintendo Liveの2日目に当たる明日10月14日には近畿地区大会のDay2が開催され、近畿地区代表のもう1枠を争うこととなる。明日はどのような試合が繰り広げられ、どのチームがもう1枠を勝ち取るのか。その瞬間が楽しみだ。