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小学6年生男の子の「将来就きたい職業」にeスポーツ選手が初登場!

4位は「ゲームクリエイター」

7月9日 公開

 クラレは、今春小学校を卒業した子どもとその親を対象に、「将来就きたい職業」と「就かせたい職業」のアンケート調査を実施した。

アンケート調査の結果

男の子の結果について

 男の子が就きたい職業の1位は、昨年に続き「スポーツ選手」となった。競技の内訳では、サッカーや野球が多くの票を獲得する中、今年初めてeスポーツが登場している。国内でもプロリーグが発足し、10月には全国初となる都道府県対抗のeスポーツ大会の開催も予定されているほか、部活に取り入れた高校もあることから、子どもたちの関心が高まっているようだ。

 4位には、昨年に引き続き、「ゲームクリエイター」がランクインしており、制作者側の人気も変わらず高くなっている。また、ブロックでできた仮想空間の中で、ものづくりができるゲームのヒットの影響からか、「大工・職人」も昨年16位から6位に大きく順位を上げている。インターネットを舞台にした職業では、昨年初登場した「ユーチューバー」が18位にランクインしている。

男の子の保護者1位は安定の「公務員」

 男の子の保護者が子どもに就かせたい職業は、昨年に続き「公務員」が1位となり、2位「会社員」、3位「研究者」となった。5位「スポーツ選手」と答えた親の子どもの回答を見ると、95%以上が同じく「スポーツ選手」になりたいと書いている。

女の子の結果について

 1位は「教員」、2位は「保育士」と、2017年の調査の1位、2位が上位に返り咲く結果となった。毎年人気の高い医療職は、「医師」が9位に大きく順位を落としたものの、3位に「看護師」、9位に「医療関係」が入っている。また、「美容師」は、14位から5位と大きく順位を上げた。20位以内では、「マスコミ関係」が13位に入っており、雑誌などの編集者が42.9%、ジャーナリスト・記者が38.1%という内訳になっている。

女の子の保護者では医療職が上位を占める

 女の子の保護者が就かせたい職業の1位は、昨年に続き圧倒的人気で「看護師」だった。2位には「医療関係」、3位には「薬剤師」が入り、医療職が上位を占めた。

【調査概要】
・調査対象:2019年3月に小学校を卒業した子どもとその親
・調査方法:使い終わったランドセルをアフガニスタンの子どもに贈る当社の社会貢献活動「ランドセルは海を越えて」キャンペーンに協力者にアンケートを実施(2019年1月14日~3月中旬)
・有効回答:男の子とその親 各640名/女の子とその親 各736名