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「黒い砂漠」、直近のアップデート内容&2019年のロードマップを発表!

総額1,000万円超え!Geforce RTX 2080を100枚並べるとこうなる

12月11日 発表

 ゲームオンは12月12日、PC用MMORPG「黒い砂漠」において、目玉となる新クラス「アーチャー」の実装を含んだアップデートを行なう。

 アップデート前日の12月11日には「見せたいものがある」とゲームオンからお呼びがかかり、ホイホイとゲームオンを訪れたところ、「黒い砂漠」日本運営プロデューサー麥谷将人氏よりアップデート内容や今後のロードマップについての発表が行なわれた。

 「見せたいもの」なのにアップデートの発表……?と訝しみながら話を聞いていたところ、発表会の後には色々な意味で衝撃の光景を見せつけられることになった。本稿では順を追って、発表内容からお伝えしていこう。

「黒い砂漠」日本運営プロデューサー麥谷将人氏

新クラス「アーチャー」実装!

 弊誌でもプレイレポートをお届けしているが、12月12日には17番目の新クラスとなる「アーチャー」が実装される。

 「アーチャー」は「クロスボウ」をメイン武器、魔法のグローブ「マギアグローブ」を補助武器に持つ、手数の多さを特徴としたクラス。本来は専用のクエストをクリアすることで使用できる「覚醒武器」の「グランドボウ」をレベル1から扱うことができるのもポイントだ。

 一方でスキルには一部制限がかけられている。こちらは今後のアップデートで実装される、56レベル以降に受領できる覚醒スキルの解放依頼によって解放していくことができるようになるとのこと。これまでのクラスとはアクション性の違いもさることながら、育成方針の違いも楽しめるクラスとなりそうだ。

 ちなみに、アップデート後より1月9日(予定)までは、アーチャーの獲得した経験値の100%が設定した他のキャラクターに分け与えられるようになる。経験値分配の上限はサブキャラクターがレベル59の99%になるまでで、麥谷氏は「サブキャラクターの育成に是非生かして欲しい」と語っていた。

 アーチャーの実装にあわせ、ストーリーと成長動線の改変も行なわれる。「黒い砂漠」のストーリーはこれまで基本的に1本道だったが、今後は自身の選択によってストーリーが要所要所で分岐していくようになる。選択によってストーリーはもちろん、関わるNPCや狩場などにも変化が現われる。さらに新しい設定や人物も追加され、これまでは名前と姿だけの登場となっていた「イレズラ」もストーリーに登場する。

最初の分岐は「ハイデル」。以降も順次アップデートで分岐が追加されていくとのこと
「イレズラ」がついにストーリー上で姿を現わす!

2019年、「黒い砂漠」に"バトロワ"がやってくる!?

 あわせて、麥谷氏からは2019年に向けた「黒い砂漠」のロードマップも発表された。1つは新規領地「オーディリタ」の実装。こちらは2019年の上半期に韓国で実装予定で、「アヒブ」が住まう土地となる。

 ここには「トゥーロ族」や「アヒブ ベアライダー」というモンスターが登場する。「トゥーロ族」は常に2、3体の群れで行動しているほか、報酬を3名まで獲得することができるので、「2、3名での小規模PTでの狩りがオススメ(麥谷氏)」とのこと。

 一方「アヒブ ベアライダー」はクマに乗ったアヒブといったモンスターで、スクリーンショットの縮尺から考えるとこのクマ、ものすごく大きい。ただ、その体格に反してこちらは状態異常が通りやすく、ソロ狩りに向いたモンスターになるとのことだ。

【新規領地オーディリタ】
【出現モンスター】

 また、「領地戦」と「影の戦場(仮)」というコンテンツが開発中であることが明かされた。「領地戦」はバレンシアとカルフェオンの戦争をバックストーリーとして行なわれる、国家vs国家の大規模な戦闘コンテンツ。既存の「拠点戦」や「占領戦」のさらに上位に当たるもので、カルフェオンで3、4段階の拠点を占領したギルドと、同じくバレンシアで3、4段階の拠点を占領したギルドが各国家に所属し、戦争が繰り広げられる。実装時期はまだ不明なものの、優先的に開発を進めている段階だという。

 一方「影の戦場(仮)」はカルフェオン城などの既存マップを舞台として、最大50人で最後の1人になるまで戦い抜く……といういわゆる"バトロワ系"のコンテンツ。プレーヤーは闇の精霊となり、マップに存在する各クラスのキャラクターに憑依して戦っていく。マップにはモンスターや宝箱が用意されており、モンスターを倒したり宝箱を開けることでスキルや装備、アイテムを獲得することができるので、その場その場で得たものをフル活用しながら生き残りを目指していくことになる。もちろん時間経過とともに活動が可能なエリアは狭まり、エリア外では大ダメージを受けるようになっていたり、倒した他プレーヤーの装備を獲得できる仕様となっている。

 麥谷氏は「反響が良ければ大会などもやってみたい」と語っており、導入は「2019年の早め」を予定しているとのことだ。

「MSI GeForce RTX 2080 GAMING X TRIO」が100枚!その光景はまさに壮観

 ひと通り発表が終わると、麥谷氏は「見せたいものがある」と訪れたメディア陣を先導してなにやら怪しげな会議室に向かっていく。

白手袋装着で慎重に鍵を開ける麥谷氏
麥谷氏のあとに続いて部屋に入ると、中に何かが並んでいるようだが……?

 会議室を開けるとそこに広がるのは現在開催中の「100グラボプレゼントキャンペーン」の景品、「MSI GeForce RTX 2080 GAMING X TRIO」"100グラボ"が机の上にズラリと並べられていた。「本当に100枚集めた」、「並べてみたらなんかすごかった」ということで、この光景こそが「見せたいもの」だったようだ。実際に見たら誰かに見せびらかしたくなるのがとても良くわかった。

 正確には机と外箱のサイズの関係上75個しか並べられていないというが、この光景は流石に壮観だ。誰もが欲しがる最新のビデオカードが1箇所にこれだけ集まっている光景も衝撃だが、冷静に考えると「MSI GeForce RTX 2080 GAMING X TRIO」は実売10万円以上。つまりこの部屋には1,000万円分のブツが並んでいるということになる。凄まじい規模感だ……!

並んでいたのは「100グラボプレゼントキャンペーン」の景品、「MSI GeForce RTX 2080 GAMING X TRIO」だ!!
麥谷氏が霞んで見えるほどの全長
机の上には箱のボリュームが大きすぎて5×15の計75個しか並べられず、残りはまだこちらの箱の中にあるとか
「ほんとにこれ中身入ってるんですか?」という問いに中身をチラ見せして本物であることをアピールする麥谷氏
これだけ「MSI GeForce RTX 2080 GAMING X TRIO」が敷き詰められた環境はちょっと他ではお目にかかれないかも
空き箱で作られたグラボ祭壇。だいぶ遊んだ形跡が見られる

 なお、「100グラボプレゼントキャンペーン」は新クラス「アーチャー」を作成して応募をするか、「黒い砂漠」公式Twitterをフォローしてハッシュタグ「#黒い砂漠100グラボ」をつけたツイートをすることで参加が可能。応募は12月19日のメンテンナンス前まで受け付けているので、この機会を見逃さないようにしたい。この中の1枚が、あなたのものになるかも……?

どこかで見たことのあるポーズを決める麥谷氏