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【特別企画】「黒い砂漠」、細マッチョイケメンの新クラス「アーチャー」を先行体験

覚醒武器を最初から装備。敵を圧倒する縦横無尽の立ち回りが戦場に刺激を生む!

12月1日~12日 事前登録開始

12月12日 実装予定

 ゲームオンは12月12日、PC用オンラインRPG「黒い砂漠」において新クラス「アーチャー」を実装する。実装に先立ち、事前登録が12月1日より開始された。

細面のイケメン、アーチャー。この髪型はアーチャー専用とのこと。髭を付けることができないのも特徴の1つだそう

 「アーチャー」は、「クロスボウ」をメイン武器、魔法のグローブ「マギアグローブ」を補助武器に持つクラス。動きは素早く、近接攻撃と魔法の矢による中距離の攻撃を組み合わせながら、手数の多さと立ち回りで敵を圧倒していくスタイルを得意としている。

 覚醒武器は弓の「グランドボウ」。射程はクロスボウよりも長くなり、一段と派手な戦闘が可能になる。同じ弓を扱うクラスのレンジャーは、長距離の弓と近距離の覚醒武器「精霊剣」を切り替えて戦うスタイルだったの対し、「アーチャー」はクロスボウと弓による中~遠距離で戦うクラスとなっている。

 今回はこの「アーチャー」について、その手触りを確かめることができたので、本記事でお伝えしていきたい。

【「黒い砂漠」 公式動画 -Archerティザー動画-】

常に動き続け、魔法の矢を撃ちまくるスピード重視クラス

 「アーチャー」最大の特徴となるのは、覚醒武器を最初から持っていることだろう。キャラクター作成後からいきなりグランドボウが使えるので、プレイ開始直後からその扱い方をじっくり知ることができる。

 これまでは専用クエストをクリアすることで各クラスの覚醒武器が手に入ったので、かなり思い切った施策だろう。一方でスキルは一部が制限されていて、今後のアップデートで解放されるとのこと。ベースとなるスキルは最初からほぼ揃っているが、さらなる成長を目指すには必須というような位置付けのクエストになるようだ。

携えている弓が覚醒武器の「グランドボウ」。これが最初から使える

 ではその使用感はどうか。冒頭でも少し触れたが、アーチャーはとにかく動きの素早さと立ち回りがポイントとなる。アーチャーは移動速度が10%上昇する「精霊の風」というパッシブスキルを最初から持っており、さらにビュンッと素早く移動する「滑走」を使えば、5秒間、移動速度がさらに10%上昇する。

 「滑走」はクールタイムが2秒と短くどんどん使っていけるので、滑走を繰り返して最高速度を維持しながらマップの移動や敵との戦闘をこなしていくことができる。

 加えてこの「滑走」は通常攻撃にも組み合わせられるので、敵を撃ちながら左右へ滑走し、敵の攻撃を避けながらバシバシ攻撃を当てられる。常に動き続けながらも、魔法の矢をどんどん撃ち込んでいける爽快感はアーチャーならではだろう。

魔法の矢を敵に撃ち込みまくる攻撃が主体。ここから立ち回りがスタートする

 また左右だけでなく、前後に動きが発生するスキルも数多く持っている。敵の後ろ側にすり抜けながら一撃を食らわしたり、飛び上がって反転し、敵の頭上から矢を撃ち込んだり、後方にのけぞりながら追い討ちを仕掛けたり、こうしたスキルを組み合わせればまさに縦横無尽の立ち回りが可能だ。

 クロスボウの場合は広範囲に拡散するショットガンのようなスキルがあるなど近接距離にも対応でき、グランドボウではエフェクトがより派手になり、「キメ」に使えるような攻撃が揃う。その身軽さをフルに活かせば、敵の攻撃が追いつかないまま倒しきることも難しくはないはずだ。

動きだけでなく、その身にまとう電撃のようなエフェクトまで、すべてがスタイリッシュでかっこいい

まだある! 3種の追加効果が強力な「スピリットブレス」

 「アーチャー」の特徴としてもう1つ、スキルスロットに設定して使用する「スピリットブレス」という特殊なスキルがある。使用すると敵に弾を投げ込み、ダメージと共に追加効果を与える(受ける)というもの。

 追加効果は「自分と味方の回復」、「敵の移動速度減少」、「確率による敵の気絶」の3種類があり、「スピリットブレス」発動時にどれか1つを選ぶこととなる。

放物線状に弾を投げる「スピリットブレス」後の「ブレススロー」。効果によって弾の色が変わる

 特に強力なのは「自分と味方の回復」で、弾が当たった敵の近くにいるだけで、HPが300回復するという効果がある。クールタイムは3秒と短く、一通りの攻撃に織り込むだけで乱戦におけるチームのHPをしっかり下支えできる。スキルを成長させれば、HPだけでなくさらにMP回復効果も付くそうだ。

 「スピリットブレス」は一度発動すると、武器をしまう納刀状態になるまで使い続けることができる。発動しなおせば効果も再選択できるので、「敵の移動速度減少」、「確率による敵の気絶」を上手く切り替えて使うのも面白いだろう。

 「グランドボウ」のスキルや「スピリットブレス」は馬の上からでも使用できるということで、馬とアーチャーの組み合わせにもかなりの可能性を感じさせる。立ち回り+「スピリットブレス」で味方を上手くバックアップすれば、チームから重宝されるクラスになるのではないだろうか。

 「アーチャー」を使う上で一点注意すべきことをお伝えするなら、その動きに慣れるまでが多少手間取るかもということ。思い通りに決まってくれると爽快感バツグンなのだが、スキルを組み合わせていくだけでかなりド派手に立ち回ってくれるので、最初は混乱したり視点移動が大変だったりするかもしれない。

 ただ、そうした扱いも含めて非常に特徴的なクラスに仕上がっている。特に最初から覚醒武器を使えるということで立ち回りに関してはスタートと同時に思い切り練習できる。ぜひ楽しみにしていただきたい。

ほかにも、1人称視点のように弓を放つ「グランドボウ」のスキルがあったり、壁蹴りができたり、魅力はまだまだある。実装までしばらくお待ちいただきたい