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発売迫る「ポケットモンスター Let's Go! ピカチュウ・Let's Go! イーブイ」を体験

Nintendo Liveで「モンスターボール Plus」の使い心地を最終チェック!

11月3日~4日 開催

場所:幕張メッセ

 11月16日に発売を予定しているNintendo Switch用RPG「ポケットモンスター Let's Go! ピカチュウ」と「ポケットモンスター Let's Go! イーブイ」。11月3日と4日に開催されている任天堂の公式大会「Nintendo Live」にて、体験版に触れることができた。

 本作の基本的な概要は今までにもお伝えしてきているので割愛するが、今回は発売が目前ということで、その手触りや本作のコントローラーとして使える「モンスターボール Plus」から感じられる本作ならではの特徴を中心にお伝えしたい。

【【公式】『ポケットモンスター Let's Go! ピカチュウ・Let's Go! イーブイ』 紹介映像】

 今回体験できたのは「トキワの森」の場面。スタッフから「モンスターボール Plus」を受け取り、さっそく探索をスタートさせた。

 「ポケモン」シリーズといえば草むらに入ることで“野生のポケモン”と出会うことができるが、「Let's Go! ピカチュウ」、「Let's Go! イーブイ」ではマップ上を様々な“野生のポケモン”が動き回る形で表現される。

 辺りにはナゾノクサ、ニャース、プリン、コラッタなどがたくさんおり、思い思いに草むら付近を歩き回っている。気ままに生きているポケモンたちを見るような光景で、こうした“すぐそこにポケモンがいる”感覚はシリーズの中でもトップクラスだろう。

本作では、ポケモンはマップ上にワラワラと登場する。ポケモンに囲まれながらプレイするようなイメージ

 「モンスターボール Plus」のアナログスティックを倒して移動し、これらのポケモンに触れると捕獲シーンへと切り替わる。「かまえる」コマンドを押し、目の前のポケモンに向かって「モンスターボール Plus」を振ると、モンスターボールが当たってゲットできる。

 流れとしては「ポケモンGO」と同じだが、収縮する円が小さいほど評価が上がる。最高評価の「EXCELLENT」をもらうのがポケモン獲得のコツとなるようだ。ポケモンをゲットできれば手持ちのポケモンが増えるほか、連れているポケモンの経験値も上昇する。

野生のポケモンとは戦闘はせず、モンスターボールを投げて捕まえるか逃げるかができる。システムは「ポケモンGO」とよく似ている。ほかのポケモントレーナーとは戦闘が発生することもある

 「モンスターボール Plus」はアナログスティックのほか、ボール上部に押し込み形式のボタンが付いている。アナログスティックは倒して移動と選択、押し込んで決定ができる。上部のボタンにはメニュー画面の呼び出しやキャンセルといった役割があり、親指と人差指ですべての操作が完結できるようになっている。

 何かゲーム側で動きがある度に「モンスターボール Plus」は音と振動でリアクションするが、特に面白いのは、ポケモンを捕まえるとボール側でもその鳴き声がすること。この鳴き声1つで、本当にポケモンを手の中に捕まえたような気分になる。「モンスターボール Plus」ならではの体験の1つだろう。

手に入れたポケモンと一緒に冒険する感覚がより強まっている

 ストーリーやマップは「ポケットモンスター 赤・緑」をベースとしているが、野生のポケモンとは戦闘せず捕まえることだけができるなど、操作やシステムをシンプルにすることで、ポケモンの世界そのものをしっかり楽しめる作りだと感じた。

 今回の体験は10分とごくわずかの時間だったが、発売後は「ポケモンGO」との連動も控えているし、Nintendo Switchを持ち寄っての対戦などを考えると、コミュニティがどのように広がっていくかは非常に興味深い。あらかじめダウンロードも11月2日よりスタートしているので、この機会にぜひチェックしてみてはいかがだろうか。

【【公式】『ポケットモンスター Let's Go! ピカチュウ・Let's Go! イーブイ』 TVCM4】
コミュニティの広がりとして楽しみなのがこちらの動画のようなシーン。「じいちゃんの畑で取れたポケモン、持ってくか?」は2018年のベストポケモンワードだと思う
それにしても本作最大の悩みは相棒を「ピカチュウ」と「イーブイ」のどちらを選択するかということ。選んだ相棒とはずっと一緒の冒険をすることになる。ある意味本作における究極の選択肢、かもしれない