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「ポケモンGO」横須賀イベントに参加! 見つけたポケモンをレポート

参加券なしでも楽しめる。横須賀がイーブイやアチャモどっさりの街に変貌中

8月29日~9月2日 開催

場所:横須賀エリア

 Android/iOS用位置情報ゲーム「ポケモンGO」の特別イベント「Pokemon GO Safari Zone in YOKOSUKA」が8月29日より開始された。期間は9月2日まで。

 「Pokemon GO Safari Zone in YOKOSUKA」は、神奈川県横須賀市の3つのエリア「三笠公園」、「ヴェルニー公園」、「くりはま花の国」を舞台として開催される「ポケモンGO」の特別イベント。参加には事前申請による参加券が必要となる。

 開催初日となる8月29日の朝にヴェルニー公園を訪れてみると、すでに多くの人が集まっていた。天気は曇りだったが、気温は30℃に届かないくらいと涼しさも感じるほどで、「ポケモンGO」イベントとしては絶好のプレイ日和。イベント開始時間となるとさらに多くの人が訪れ、周りを見渡すと「ポケモンGO」プレーヤーで一帯が埋め尽くされていた。

【ヴェルニー公園】
イベントエリアの入り口には特設の看板が登場
こちらはイベント前の様子。まだ人はそこまで集まっていないが、奥の方に人だかりが見える
イベント開始直後のヴェルニー公園の様子。入口付近から中央部まで、びっしりと「ポケモンGO」プレーヤーで埋め尽くされている
【オープニングセレモニー】
イベント開始直前にはオープニングセレモニーが開催され、横須賀市の上地克明市長の挨拶と写真撮影が行なわれた。上地氏は「ポケモンをゲットしながら、横須賀の思い出もゲットしていただきたい。横須賀の海軍カレー、ネイビーバーガー、自然食品や海産物などを楽しみながら、充実した5日間をお過ごしいただけたら」と述べた

 期間中はイベントエリアのポケストップが特別なものになり、イベント当選者はこのポケストップから参加券のコードを入力することで、イベントに参加するようになっていた。今回は筆者もプレス用のコードをいただけたので、さっそく参加してみた。

 イベントに参加すると、ゲーム内に「Safari Zone in YOKOSUKA 2018」というスペシャルリサーチが登場し、ウィロー博士から複数のミッションが提示される。中でもメインのミッションとなっているのは「ダンバル」、「ラルトス」、「ナマケロ」を10匹ずつ捕まえるというもの。

【Safari Zone in YOKOSUKA 2018】
イベントエリアには特別なポケストップが登場。ここから参加するとウィロー博士から調査を依頼される

 10匹というとハードルが高いようだが、イベントエリア内は対象ポケモンで埋め尽くされているので、時間をかければ難易度自体はそれほど高くない。ただし、ヴェルニー公園の場合は「ラルトス」と「ナマケロ」しか登場しない。ミッションには「タマゴを3個かえす」というものもあり、クリアのためには他のイベントエリアへの移動が必要、ということのようだ。

 なおイベントエリアには、上のポケモンに混じってアンノーンやトロピウスも数多く登場する。特にトロピウスは、普段日本には出現しないポケモンなので、参加したらぜひゲットを狙いたいところだ。

イベントエリアには特別なポケストップが登場。ここから参加するとウィロー博士から調査を依頼される

 というわけでヴェルニー公園でラルトスとナマケロを10匹ずつ捕まえて、徒歩圏内の三笠公園へ移動することにした。なおこの「10匹捕まえる」ミッションのリワードは、ラルトスならサーナイト、ナマケロならケッキングと、対象ポケモンの最終進化ポケモンが現われ、ゲットできるものになっていた。

 またポケモンを10匹捕まえることは、自動的に1段階進化できる準備が整うことを意味する。つまりミッションをクリアすれば、ラルトス、ナマケロ、ダンバルの進化系統が自然とすべて揃うことになる。

【ナマケロとケッキング】
テーマとなっているポケモンは、ダンバル、ラルトス、ナマケロの3匹。たとえばナマケロなら、プレイすると自然にナマケロとケッキングをゲットでき、集まったアメでナマケロを進化させれば、系統がすべて揃うことになる

 それにしても、移動中も「ポケモンGO」プレーヤーの列が途切れることはなかった。筆者のようにヴェルニー公園から三笠公園へと移動する人もいれば、逆に三笠公園からヴェルニー公園へと移動する人も多く見られた。

 実際に移動しながら楽しかったのは、どのポケストップにもとことんルアーモジュールが使われているので、歩く度にポケモンがどっさり出るということ。実際に遭遇したのは、ピカチュウ、イーブイ、アチャモ、ミズゴロウ、キモリ、ヒンバス、キバニア、ハスボー、タネボー、キャモメなど。

 余りあるポケストップでモンスターボールが枯渇することはないし、時間さえかければ一気に進化用のアメが大量に獲得できる。イベントエリアを離れてもこの状態が続いたので、参加券がなくてもイベント期間中の横須賀はかなり魅力的と言えるかもしれない。

ヴェルニー公園→三笠公園へ移動中のゲーム画面。ルアーモジュールが使われたポケストップが咲き乱れている。そのためポケモンがどんどん登場する

 また印象的だったのは、商店街のどぶ板通りと、三笠公園入り口から三笠公園をつなぐ遊歩道に多くのポケストップがあったこと。人出が多いほど混乱もしやすいのがイベントというものだが、「ポケストップが多くあるところを歩きたい」というプレーヤー心理が上手く作用して、特に案内がなくても自然とプレーヤーの流れができていた。そのため誘導もスムーズに行なえていたようだ。

三笠公園前の遊歩道の様子。ほぼ全員が「ポケモンGO」をプレイ中
どぶ板通りで見かけた注意喚起のための看板。イベントのテーマとなったポケモンのイラストが使用されている
コンビニの前にいた巨大ピカチュウ
そのあと、本物のピカチュウが向こうからやってきた

 道中、ヒンバスやイーブイを着実にゲットしながら歩いていくと、1時間後に三笠公園に着いた。通常は徒歩20分らしいので、3倍の時間をかけたことになる。数字だけ見ればものすごく遅い歩みだが、それだけ魅力的なポケモンに溢れていたということだ。

 さて三笠公園だが、ここもやはりすごい人の数だった。ランドマークの戦艦三笠前には多くの「ポケモンGO」プレーヤーがいて、イベントを進めたり交換したりと、それぞれ思い思いのプレイを進めている。

 ゲーム画面を見てみると、三笠公園にはナマケロと共に大量のダンバルがいる。これですべてのミッションクリアのチャンスだ。無事ダンベルを10匹捕まえて、さらに最終進化系のメタグロスもゲット。移動中には3つ以上のタマゴがかえっていたので、これで「Safari Zone in YOKOSUKA 2018」はクリアとなった。もちろん特別な報酬も用意されているが、これはクリアした方だけのお楽しみとしたい。

 「Pokemon GO Safari Zone in YOKOSUKA」はチケット当選者向けのイベントではあるが、現地に行けばそれ以外のプレーヤーにも多くのメリットがあるような、開かれたイベントであることを感じた。現地では屋台やグッズの無料配布もあるほか、横須賀ならではの観光場所ももちろんある。参加券を持っていないプレーヤーでも様々な楽しみ方が可能なイベントとなっているので、期間中はぜひ1度横須賀の街を訪れてみてはいかがだろうか。

【三笠公園】
三笠公園にも多くの人が。「ポケモンGO」のすごさを改めて感じる
三笠公園でのゲーム画面。ダンバルとナマケロが多くいる
最後はメタグロスとの邂逅。しっかりゲットして、無事イベントを終えた