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ポケモン、佐藤 健さんが出演する「ポケモンGO」新CMを発表

発表会では佐藤さんと石原氏が「ポケモン交換」を実演!

8月20日 開催

 全世界8億ダウンロードを記録し、名実ともに全世界で楽しまれている「ポケモンGO」。6月には「ポケモン」の醍醐味である「ポケモン交換」の機能が実装され、7月には配信より2周年を迎えた。

 そんな「ポケモンGO」は8月21日より俳優の佐藤 健さんを起用した新CMを放送する。8月20日に行なわれた発表会では、新CMの先行公開とともにCMの製作秘話や佐藤健さんの思い出のポケモンについてのエピソードが語られたほか、「ポケモン交換」を佐藤 健さんが実際に体験するというセクションも設けられた。今回はその新CM発表会の模様をお伝えする。

新機能ポケモン交換をテーマにした新CMを先行上映

ポケモン代表取締役社長の石原恒和氏

 発表会ではまずポケモンの代表取締役社長の石原恒和氏が登壇し、昨年夏に実装した「レイドバトル」や、ドルトムント、シカゴ、横須賀と世界各所で行なわれたリアルイベントに力を入れていること、そして今回のアップデートで実装された「フレンド機能」により、「ポケモン」の遊びの核といわれる「ポケモン交換」ができるようになったことについて言及。

 さらにポケモン交換では「ポケモンGO」の特徴である位置情報が利用され、交換するポケモン同士の捕まえた距離が遠ければ遠いほどボーナスが大きくなったり、昔捕まえたポケモンを交換することでより早く強くなる「キラポケモン」になりやすいこと、まだ捕まえたことのないポケモンを交換で手に入れることができるなど、「フレンド機能」や「ポケモン交換」についてアピールした。

 ここで石原氏は1度降壇。続いては佐藤 健さんが出演するTVCMが公開された。新CMは15秒verと30秒verの2パターンがあるが、内容はどちらも「佐藤健 はじめての交換」というタイトルで、佐藤さんがポケモン交換を実際に体験するというもの。実はこのCM、交換するポケモンは事前に指定しておらず、撮影時に佐藤さん本人に選んでもらうことで自然なコミュニケーションを狙ったものだそうだが、佐藤さんが交換するポケモンを真剣に悩む姿や、ポケモンに対する愛が伝わってくるようなコメントがとてもいい味を出している。

 あわせて、「ポケストップ」でお目当てのポケモンを見つけてテンションが上がったり、子どものころの「ポケモン」の思い出を語ったり、「ジム」を仲間とともに攻略したりといった佐藤さんの様子が収められたオフショット映像も公開された。「(モンスターボールの)スローを極めしもの」を自称するほどに「ポケモンGO」に夢中な佐藤さんの姿は必見といえる。

【【公式】「ポケモンGO」ー「佐藤健 はじめての交換」編(30秒)】
【【公式】「ポケモンGO」-オフショット映像】

佐藤さんが登壇!CMの撮影秘話や「ポケモンGO」について語る

新CMに出演した佐藤 健さん

 CM上映後には佐藤さんが登壇。早速映像の感想を求められると、「ちょっと素が出すぎてましたね。もうちょっと撮られているという意識を持った方が良かった。ただただ遊んでましたね」とコメントし、CMの出演に関しては「ものすごくうれしかったです。小学生の時から『ポケモン』が好きでずっとプレイしてましたし、『ポケモンGO』がリリースされた当初もプレイしていたので、29歳になってご褒美をもらえた」と本当に嬉しそうに話していた。

 また、「当時カントー地方のポケモンをすべて捕まえた」という佐藤さんだが、「ポケモンGO」をしばらくプレイしていなかった理由について聞かれると、「仕事ほったらかしでポケモン狩りに行ってしまうから」と回答。ホウエン地方やジョウト地方のポケモンが実装されたタイミングでは1度お休みしていたとのことだが、今回のCMがきっかけで「ポケモンGO」を再開したとのことだ。

 オフショット映像については、「僕はただただゲームをやっていただけなので特に感想はないんですけれど、この映像が世に出るのが恥ずかしい」と少々照れた姿を見せつつ、「スローを極めし者」というコメントについて聞かれると「(モンスターボールを)くるくるしながら投げたほうが捕獲率が上がるんです」とボールの投げ方のコツを披露。さらにゲームのプレイスタイルや「オフショットの撮影中にジムに設置したポケモンは瀕死の状態で帰ってきて、ジムを1日以上防衛できたことがない。敗因は設置ポケモンが少なかったこと」とジムの防衛に失敗した体験談なども披露した。

 好きなポケモンを問われると「カビゴンですね。当時小学生の時に友達とバトルで盛り上がっていたんですが、その時のパーティーのエースがカビゴンだったので思い入れが強いです。フォルムも含めてお気に入りですが、純粋に強いのでエースにしていました」とコメントし、「ポケモンGO」のなかでも比較的レアな「カビゴン」を4匹も持っていることを明かした。

 さらに「仕事でいろんなところにロケに行くので、(撮影)現場に到着したら開きます。また、友達と一緒に『狩りに出る』とか言って水辺にしか出ないポケモンを求めてお台場などに行ったりします」という自身のプレイスタイルについても語った。

 続いては佐藤さんと石原氏によるポケモン交換の実演が行なわれた。石原氏から"とっておきのポケモン"としてアルゼンチンで捕まえた南米限定の「ヘラクロス」を提示されると、「ヘラクロス!」とにわかにテンションが上がる佐藤さんだったが、ポケモン交換については「ほしのすなも大事なので、特別な交換はしませんが、アメを集めることを目的に交換します」と若干シビアなトレーナーの顔も見せた。

 佐藤さんは交換を楽しみつつ、「『ポケモンGO』も友達と一緒に遊んだほうがおもしろいですね。子どもの頃も『ポケモン』の対戦を始めてからどんどんのめりこんだので、『ポケモンGO』にもフレンド機能がついたことはとても嬉しいです」と語った。

石原氏とポケモン交換を実演。石井氏より「ヘラクロス」を提示され佐藤さんのテンションは急上昇

 最後に、石原氏はファンに向けて「『ポケモンGO』は2年前にリリースされて、その後頻繁にアップデートされどんどん進化しております。ですので一時休止されてほぼやりつくしたと言っていた佐藤さんも今回の新機能によってまた復活されるという確信が持てましたので、ぜひ皆さんも新機能に触れてもう1度『ポケモンGO』をプレイしていただきたいと思います」と語り、佐藤さんは「僕自身しばらくプレイをお休みしていたんですが、今回お話をいただいたのをきっかけに久々にはじめてみたら、レイドバトルやポケモン交換など新たな機能が増えていて本当に面白くなっていたんですね。きっと今後もっと新しい機能が増えていくと思いますし、もし休んでいる人がいたらこれを機に再開していただいて、僕自身も皆さんと一緒に遊びたいなと思います」とコメントして発表会を締めくくった。